勝手にコラム


シドニー五輪特集〜私がメダリストになる方法!?〜


マニアック度★★☆☆☆

シドニーオリンピックも折り返し地点を過ぎていよいよ佳境に入ってきた。ヤワラちゃんの悲願の金メダルに始まって、昨日の女子マラソン。前半戦は見所いっぱいで、日本中が、いや、世界中が五輪モードに入っている。 そんな世界中が見守る中、オリンピックの舞台に立ってメダルを獲る人ってどんな気分なんだろう。一般人の私たちには到底理解できないことであろう。しかし、メダリストの表情をテレビで見ていると、まあ柔道の 選手なんかは、貫禄があっていかにも普通の人とは違うように見えるが、水泳選手なんかは、そこらへんの人となんら変わりない表情をしている。街で見かけてもわからないだろう。 もちろんメダリストであろうがなかろうが普通の人間に変わりないのだから、当たり前と言えば当たり前である。

さて、本題に入ろう。そんな普通の人でもメダルが獲れるのだったら、私でもメダルの一個や二個ぐらいは獲れるのではないだろうか?今回はそんなアホな事を取敢えず真剣に考えてみた。 まあ、結論から先に言うと、はっきり言って無理です。はっきり言わなくても無理です。でも、そう言ってしまうと今回のコラムは終わってしまう。別に、勝手にコラムなので終わってもいいのだが、 もうちょっと続けます。私、マコピーが次のアテネ大会でメダルを獲るにはどうしたら良いのか?はたしてそんな方法があるのだろうか?考えられる限り可能性を見出してみた。

1、一番得意な競技を4年間特訓する。
2、新競技、新種目に狙いを定める。
3、コネを使って団体チームに加えてもらう。

これらの項目について検証してみましょう。

1、一番得意な競技を4年間特訓する。

一番得意な競技とは何か、私は学生の頃の体育の成績は真中より下でした。そんな成績でよくメダルを獲ろうなど考えるものだ。しかも、アテネ大会では39歳になっている。だからこそ私に可能性があるのなら、 これを読んでいるほとんどの人にも可能性があるのです。話がそれましたので元に戻します。中学の時、陸上部に入っていたので一番得意なのは走る事かなあ・・・?しかし、せいぜい短距離でクラスで一番になった事があるぐらいで、2年生の秋からクラブにも 顔を出さなかった。100mのタイムも1年の時に13.0秒を出して以来ろくに計ってもいない。たとえ今から特訓しても無理なのは赤ちゃんでも知っている。
体力やスピードを要する競技はダメでも、精神力を要する競技はどうだろう?例えば、ライフル射撃やアーチェリーなど。全てマグレ当たりならメダルも夢ではない。これなら可能性ゼロではない。しかし、日本代表に選ばれる国内大会までもマグレ当たりでなければならければ ならない為、的を当てるより、宝くじを当てる方が簡単である。

2、新競技、新種目に狙いを定める。

私に有利な新競技、又は、新種目があればどうであろうか?このHPのコーナーの一つ、自転車一人旅を観てもらうとわかるのですが、自転車で全国を走って旅をしています。開催国自転車一周競技という種目が出来たら可能性があるのだろうか? よくは知らないがアメリカ大陸を横断する自転車レースがあるらしい。そのレースを勝つ人は10日間ぐらいでゴールするという。例えばアメリカ大陸の幅が4000kmあるとしたら、1日400kmを走ることになる。しかも、砂漠の中や岩場もあるのだ。私の場合、舗装した 道路でせいぜい200kmが限界でしょう。たとえそんな種目があったとしても、私の体力では無理なのだ。

3、コネを使って団体チームに加えてもらう。

団体競技には、野球、サッカー、バレーボール、バスケなどいろいろあるが、試合に出なくてもベンチに居れば、チームが優勝すれば金メダルがもらえるのだ。これはかなりおいしいし可能性もあるかも?しかし、大きな難問がある。代表に選ばれなければならないのだ。特に野球やサッカー など注目される競技では、実力がなければ例え天皇陛下の子供でもチームに入れてもらないでしょう。やはり無理か?
昔、オリンピックか国体か忘れたけど、ボート競技をテレビで観ていた時に思ったのだが、何人かでボートを漕いでいて、一人だけ後ろで舵を取っている人がいる。あれなら私でも出来そうである。しかも、注目度も低いので、クルーに赤福でも配っておいたら舵取りの役をやらせてもらえるに違いない。 でもここでも問題がある。日本がボート競技でメダルを獲れるように思えないのだ。

検証の結果、当然私はメダルを獲ることは出来ないと判断した。 ボートの舵手が楽しているように書いたが実際は漕手よりも難しいらしいです。やはりオリンピックはテレビで観戦するのが楽ですね?後半戦の日本の活躍に期待しましょう。


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