〜 いきているきろく 〜
2007年03月編 その3

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2007/03/21 (水)

高見峠&加杖坂峠

_ ロードバイク購入1周年記念ということで(?)、和歌山街道の名所・高見峠を越えてみることに(→走行マップ)。飯高地域振興局(旧飯高町役場)の駐車場から出発して、国道166号を西進。時折やや強い西風が吹いたりして、へこみ気味。

高見ループ橋
_ 木梶で国道から右に分岐して上っていく旧国道166号へ。高見トンネルができる前の国道だが、舗装状態は問題ないものの、道幅は狭く、自動車の往来は一切無い。ここから実質高見峠への上りが始まるといっていい。距離8km、標高差500m弱。時折ややきついかなと感じる勾配も現れるが、全体的には上りやすい勾配。途中、細い木が倒れていて道路を塞いでいたり、猿の群れが現れたりしたが…。

_ 下を行く国道166号は、高見トンネル手前のところでようやく視界に入った。ここにはループ橋があり、目を楽しませてくれる。その先に、国道166号へと下っていく道と、高見峠へ行く道との分岐点あり。

つらら
_ ここから先は、それまでの上りよりも緩くなって、いい感じで上っていける。そこかしこにつららがぶら下がった岩壁が見られて、びっくり。暖冬で平地では雪が積もることがないまま終わったのに、やっぱり山の気候は違うのね…(^^;。しかし、もっと上にいくと、部分的に道路が凍結していたり、雪が残っていたりしていた…。下りだったらちょっと怖かったかも…。

_ 峠道はしばらく南向いて進んでいき、また分岐点。左に行くと木梶三の滝へ、右へ折れると高見峠へ。木梶三の滝へと向かう道はダートだった。当然ながら、右に進んで上っていく。

_ 時折見える眼下の様子に脚を止めたりしながら、ゆっくりと上っていく。と、道路上にいた動物が、驚いて道の両脇へと逃げていった。2頭ほどの鹿だったようだ。残念ながら写真に収めることはできず。

高見峠
_ そうこうするうちに、高見峠へとたどり着く。標高899メートルという割に、意外と苦しむことなく上れる峠だった。峠には20台ぐらい車を駐められるスペースがあり、標高1248メートルの高見山へと登る登山客の車でほとんどが埋まっていた。本居宣長が高見峠を越えたときに詠んだ歌の石碑もあったり。三重県側・奈良県側とも展望がきき、しばらく両側の景色を楽しむ。三重県側から車で上ってきたおじさんに声をかけられ、しばらくお話。高見山はタカの渡りルートなんだそうで、タカが飛来していないかを見に来たらしい。高見山といえば樹氷はまだ見られるんですか、と訊いたら、早朝であればこの時期でも見られるよ、とのこと。一度は見てみたいなぁ、樹氷。

_ 峠に長居して少し体が冷えてきたので、奈良県側へと下ることに。さすがに下りは寒く、スピードも控えめにする。三重県側では結構見られたつららも、奈良県側は1箇所しか見られなかった。道路の凍結もなし。そういう意味では、この時期に高見峠に上るなら、三重県側からをお薦めしたいところ。

高見トンネル(奈良県側)
_ 峠道を下りきって、国道166号に戻る。そこから少し上り返して、高見トンネルへ。トンネル手前にあるトイレ付きの休憩所で前後のライトを準備し、スポーツグラスを外してトンネル内へ。走行は右側の歩道スペースを走ることにしたが、途中に何箇所か車の待避所があったりして、気をつけないと段差で落車してしまいそう。下り基調なので自然と速度が出てしまうのをブレーキで抑えながら、2470メートルのトンネルを通過。

_ トンネルを出た先は、くだんのループ橋。ジェットコースター気分で下っていく…はずだったが、ここでGPSの瞬断が多発して、何度も上り返してログを取り直すことに…(^_^;。うーん、道路の段差のショックで電源が落ちてしまうようだ。何か対策をしないとなぁ…。

_ 木梶で旧国道166号と合流した先にある、木梶トンネルの手前から右に延びる道を進み、栃谷へと向かう。しばらく川沿いに栃谷の風情ある集落が続くが、その先は勾配10%弱の加杖坂峠への上りとなっていく。距離は短いが、高見峠よりもきつく、何度か途中で休憩を挟む。それにしてもここは人の気配がしないなぁ…。

奥香肌湖の桜
_ 上り切った先には短い加杖坂トンネルがあり、そこを通過。本当の加杖坂峠はトンネル右脇から延びる道の先だが、ダートコースなので今回はパスする。トンネルから出た先は、今度はなかなかの急勾配な下りで、GPSが瞬断しないよう気をつけながら下る。さらに青田川という川に沿って進んでいくと、奥香肌湖へと辿り着く。自転車で訪れるのは3度目となる、蓮ダムのダム湖だ。湖岸には、桜が咲いていた。蓮ダム管理事務所の横で最後の休憩をとった後、森地内へダウンヒル、再び国道166号へと合流。行きに辿った道とは若干違う道を選んだりしながら、スタート地点である飯高地域振興局前に戻る。

_ ゴール後は、地域振興局横の道の駅飯高にある温泉で、冷えた体を温めてから帰宅。なかなか充実したサイクリングになった。本日の走行距離82.86km、走行時間4時間03分21秒、平均時速20.4km、最高時速59.9km。



2007/03/24 (土)

第98回ミラノ〜サンレモ

_ 100周年を迎えたイタリアの春のクラシック、ミラノ〜サンレモ。このレースにしては珍しく雨に見舞われたが、その雨が災いしてか落車が多発…。

_ 勝負所のポッジオでアタックを決めた中から、さらにアタックを決めて残ったリッコとジルベールの若手が協調して逃げ、サンレモの市街地に入るも、後方からランプレやミルラムが牽く集団が追いついて、勝負は集団スプリントへ。ミルラムが良い形でトレインを形成し、ペタッキの2度目の優勝に向けてのお膳立てが整ったが、肝心のペタッキは全く伸びず、ゴールを制したのは、アシストが残っていなかったラボバンクのフレイレだった。2年前は勝ったと思って手を挙げたツァベルを差して勝利を得たフレイレ、今回は文句なしの勝ち方。

_ それにしてもリッコって、去年のジャパンカップまでは殆ど名前しか知らなかったけど、ジャパンカップを制してからはすごい活躍ぶりだ…。逆に言えばジャパンカップって、実力がある選手じゃないと勝てないレースなんだなぁ。

_ ランプレも、ビーラとバッランががんばったのに、ベンナーティはいずこ…。ペタッキは最終発射台のツァベルよりも後ろの8位でゴール。これじゃあミルラムは「ミスター・サンレモ」のツァベルで勝負した方が良かったのでは…。



2007/03/27 (火)

戻り高値更新中?

_ ここへ来て体重の増加が著しい。この1〜2ヶ月で2〜3kgぐらい太っているようだ。このところ、22時前後に夕食を食べるという生活をしているせいだろう。仕事が暇になればなぁ…。異動の発表は、29日になるらしいとの噂。そんな年度末ぎりぎりに発表されては、勤務地が変わる人なんて困ると思うのだが…。



2007/03/29 (木)

内示

_ 夜になってようやく内示が出る。残留。うーん。



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