〜 いきているきろく 〜
2007年07月編 その1

[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

2007/07/06 (金)

ツール・ド・フランス戦前予想

_ ああ、もうツール前日か。何だか今年はゆっくり見られるかどうか怪しいけど、恒例の戦前予想。まずは総合及び各賞。

総合…◎ヴィノクロフ ○メンショフ △バルベルデ 大穴コンタドール

ポイント賞…◎マキュアン ○ハスホフト △ベンナーティ 大穴ボーネン

山岳賞…◎モロー ○パッラ △ラスムッセン 大穴カルデナス

新人賞…◎コンタドール ○トマス・デッケル

総合はヴィノクロフでしょう。ドーフィネで調整充分。対抗はメンショフ。バルベルデはドーフィネで体調崩してダメだったから△…。大穴でコンタドール、あとツール・ド・スイスを制したカルペッツあたりも手強い?ポイント賞はマキュアンかな。個人的にはツァベルに期待したいけど…。山岳賞はモローで。ドーフィネでモンバントゥーの頂上ゴールを制した上に総合優勝、フランス国内選手権も勝って、さらにお子さんが生まれてと公私とも絶好調ということで(^^;。ラスムッセンは、例によってメンショフの総合次第?コフィディスに移籍してきたパッラのクライマーっぷりにも期待。大穴はバルロワールドのカルデナス。過去ブエルタで山岳賞に輝いたことがある選手だからなぁ。新人賞はパリ〜ニースを逆転勝ちしたコンタドールが本命。

ステージ優勝者の予想。

    ・プロローグ…カンチェラーラ(CSC)
    ・第1ステージ…マキュアン(プレディクトール・ロット)
    ・第2ステージ…バッラン(ランプレ)
    ・第3ステージ…ボーネン(クイックステップ)
    ・第4ステージ…マキュアン(プレディクトール・ロット)
    ・第5ステージ…ナイエンス(コフィディス)
    ・第6ステージ…ベンナーティ(ランプレ)
    ・第7ステージ(山)…モロー(AG2R)
    ・第8ステージ(山頂)…パッラ(コフィディス)
    ・第9ステージ(山)…シュレック(CSC)
    ・第10ステージ…ガルシアアコスタ(ケスデパーニュ)
    ・第11ステージ…フェルスター(ゲロルシュタイナー)
    ・第12ステージ…ジルベール(フランセーズ・デジュ)
    ・第13ステージ(ITT)…ミラー(サウニエルデュバル)
    ・第14ステージ(山頂)…アントン(エウスカルテル)
    ・第15ステージ(山)…コンタドール(ディスカバリーチャンネル)
    ・第16ステージ(山頂)…ラスムッセン(ラボバンク)
    ・第17ステージ…オグレディ(CSC)
    ・第18ステージ…シューマッハ(ゲロルシュタイナー)
    ・第19ステージ(ITT)…ヴィノクロフ(アスタナ)
    ・第20ステージ…ツァベル(ミルラム)

プロローグは、母国開催で意気込む英国人勢を打ち破ってカンチェラーラが勝利と予想してみる。ミラーは代わりに第13ステージを獲る。マキュアンが序盤に2勝して緑キープ。フランス革命記念日はマイヨ・トリコローレのモロー。オービスク峠はラスムッセンが山岳賞獲りを兼ねて制覇。ヴィノは19ステージのTTを制して総合優勝確定。最終ステージはツァベルが涙の優勝。…うん、なかなかいいシナリオだ(^^;。

_ それにしてもJsports、第1ステージは6時間半の中継かぁ。平地ステージでこの長さの中継をするとは。ロンドンスタートだから気合い入っているなぁ。

_ それにしてもペタッキ…。



2007/07/07 (土)

ツール・ド・フランス プロローグ

_ ビッグ・ベン、ウェストミンスター寺院、ロンドン・アイ(観覧車)、スコットランドヤード、バッキンガム宮殿、ハイドパーク、ザ・マル…と、見事にロンドンの観光名所を堪能できたツール・ド・フランス初日の7.9kmの個人タイムトライアル。優勝したのは、TTの世界チャンピオン、ファビアン・カンチェラーラ(CSC)。カーブが連続するハイドパークコーナーのコーナーワークが絶妙で、2位クレーデン(アスタナ)に13秒もの差を付けてのプロローグ制覇となった。期待されていた地元イギリス勢、ミラーは調子があまり良くなく13位、ウィギンズは健闘したが4位に終わった。

_ 明日はトラファルガー広場付近からスタートして、タワーブリッジを通過、最後は大聖堂で有名なカンタベリーにゴールするコース。もう一日イギリスを堪能できる。


F1イギリスGP

_ ウィンブルドンとツールとF1という世界的スポーツイベントが被っているこの週末のイギリスで、母国の選手の活躍が一番期待できそうなのはF1。観客数も例年以上。ハミルトンがその期待に見事PPを獲得。でもライコネンが最終コーナーでミスをしていなければ、ライコネンがポールシッターだったかもしれない。復調してきたフェラーリの、決勝での巻き返しに期待。

_ トヨタはラルフが今季最高の予選リザルト。序盤の不振ぶりが消えてきたなぁ。それとも別人と入れ替わったのか?(^^;

_ SAF1勢、それに地元のバトンは予選Q1で消えてしまった。デヴィッドソンが終盤にコースアウトして黄旗を出してしまい、結果として琢磨たちのアタックの邪魔をしてしまった。ホンダ勢では唯一バリチェロがQ2に進んだけど、厳しいレースになりそう。



2007/07/08 (日)

ツール・ド・フランス 第1ステージ

_ ロンドン〜カンタベリー203km。この日もイギリス観光コース。アドミラルティ・アーチからスタート、タワーブリッジからオフィシャルスタート。リーズ城なども綺麗だった。レースは、昨日勝てなかったミラーたちが逃げ、そのミラーが山岳ポイントを巧く稼いで山岳賞ジャージを獲得。地元イギリスでなんとか表彰台に立つことができた。

_ 終盤にマキュアンが落車して集団から後れてしまう。この時点でマキュアンの勝ちはないと思っていたら、何とか先頭に追いついて、ゴールスプリントに参加。それでも勝つなんてことはないだろう…と思っていたら、最後物凄い追い込みを見せ、一気に他の選手を抜き去って、ステージ優勝!いやぁ、ド肝を抜かれた (^^;。


F1イギリスGP決勝

_ F1イギリスGP決勝、ライコネンが連勝でちょっと流れが変わってきたかな。ハミルトンは地元Vならずも、8戦連続表彰台を確保。ポイントランキングはライコネンが同僚マッサを抜いて3位に浮上。



2007/07/09 (月)

ツール・ド・フランス 第2ステージ

_ ダンケルク〜ヘント168km。ゴールの地はベルギー。ボーネンがステージを獲りにくるだろうと思われたが、意外な結末に…。クイックステップトレインが形成されたが、何故かボーネンの最後の発射台だったステーフマンスが粘り、ボーネンは彼を抜ききれず、ステーフマンス−ボーネンの1-2フィニッシュ。ステーフマンスも同じベルギー人なので、ボーネンはあえて抜かなくてもいいやという感じだったのかな(日頃の感謝を込めて?)。マキュアンが6着に終わったこともあって、マイヨヴェールはボーネンに移動。

_ そのゴールスプリントに入る前に、集団前方で落車が起き、マイヨジョーヌのカンチェラーラたちが巻き込まれてしまった…。ストップした選手たちは、ゴール前のスクリーンで勝負の行方を見守るはめに。何とも不思議な光景(^^;。



2007/07/10 (火)

ツール・ド・フランス 第3ステージ

_ ワレヘム(ベルギー)〜コンピエーニュ、今大会最長の236km。ヴォゴンディとラダニュの2人が逃げ、集団は超まったりムード。10分ほどの差を保ちながら2人が逃げていたが、終盤に来てタイム差が詰まってきた。そこで、集団からオジェとヴィレムスがアタックをし、先頭の2人と合流。オジェはこの日唯一の山岳ポイントを先頭で通過して、山岳賞ジャージをミラーから奪うことに成功。

_ 終盤になっても集団は逃げる4人との差を詰め切れず、逃げ切りの可能性が出てきた。10km1分と考えると微妙な差で推移。どうやら逃げ切り成功?と思っていたら、ラスト1kmで石畳区間が現れて、ここで集団から猛然と黄色いジャージを着たカンチェラーラが飛び出してきた。パリ〜ルーベを制したこともあるカンチェラーラ、石畳の走り方はよく心得ている。逃げていた4人はあっさりかわされ、さらに後続からはスプリンターたちが追い込んできた。ツァベル、ボーネン、ナポリターノらが迫る!が、カンチェラーラには及ばず。カンチェラーラはプロローグに続いて今大会2勝目を飾り、ボーナスタイムを稼いで序盤の平地ステージでマイヨジョーヌを守り抜く可能性が高くなってきた。それにしてもツァベル惜しかったなぁ…。



[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

この日記は、GNSを使用して作成されています。

E-Mail Address:idris@mint.or.jp  
idrisのほーむぺーじ