〜 いきているきろく 〜
2009年06月編 その1

[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

2009/06/05 (金)

[cycle] 100周年ジロと、ツール前哨戦

_ 100周年記念のジロ・デ・イタリアは、ロシア人のデニス・メンショフの優勝で幕を閉じた。最後まで大会を盛り上げたのは、地元イタリア人の、ダニロ・ディルーカ。鉄面皮で「静」のメンショフに対し、闘志むき出し「動」のディルーカの戦いは、最終ステージのローマでの個人タイムトライアルまでもつれこんだ。とはいえメンショフの方がTTは得意なので、ディルーカの逆転は厳しいだろう…と皆思っていたが、ディルーカは最後まで諦めない走りを見せ、最初の中間計時ではメンショフを上回る好走。そして時折降っていた雨がまた降り始め、何かを期待させた…。

_ ディルーカは45秒遅れというタイムでゴール、あとはメンショフがゴールするのを見守る。しかしメンショフは雨の路面をものともせず、余裕を残して残り1kmへ…。しかし、直線を走行中にまさかの落車!夜中だというのに思わず「あああああーーーっ!」と叫んでしまった。どうなるんだ、100周年ジロ。最後の最後で大逆転というとんでもない結末になるのか?…と興奮してしまったが、メンショフの属するラボバンクのチームスタッフは冷静に交換バイクを素早く渡し、タイムロスを最小限に抑えた。そしてゴール。結局大逆転ならず、マリア・ローザはメンショフが守りきった。

_ ゴール後チームスタッフと抱き合った彼は、なんと絶叫!滅多に表情を崩さない地味な彼が、「鉄仮面」を脱ぎ捨てたのには吃驚だった。いや、これで少し彼を好きになったかも(^^;。

_ 「ジロ初出場」のランス・アームストロングはレース後すぐに新しく生まれる赤ちゃんのために帰国の途に。彼はこの日リスクを冒さない程度に走り、最終的に総合12位という結果でジロを終えた。このジロで徐々にコンディションを上げていった彼の、ツール・ド・フランスでの走りが非常に楽しみ。

_ そのツール・ド・フランスの前哨戦、「ドーフィネ・リベレ」と「ツール・ド・スイス」がこの6月に行われる。ツール・ド・スイスは例年Jスポーツで中継されているが、ドーフィネは今年初めて中継。で、この2つのレースは時期が2日ほど重なるのだが、Jスポーツはなんと2チャンネルを駆使して両レースとも生中継する模様。Jスポーツの近年の自転車レースの拡充っぷりはホント素晴らしい。まぁ、どっちかは再放送を見なきゃならん訳なのだけど(^^;。

_ で、ドーフィネはフランス国内でのレースで、登場する山がツールと重なるのが特徴。特に今年のツールの最後の決戦の場となるであろう「死の山」モン・バントゥーへの頂上ゴールがドーフィネでもあるので、是非とも見ておきたい。モン・バントゥーはツールでの登場がヴィランクが天を指差しゴールした2002年以来だからなぁ。待ちわびていた。

_ あと、このドーフィネにはブイグテレコムから新城幸也が出場予定。新城選手はチーム内のツール出場第一次選考に残っていて、このドーフィネでの走り如何でツール出場が決まるはず。是非是非大暴れしてツール出場につなげて欲しい。


[Fポン] もてぎ

_ またもや雨がらみのレースとなった、フォーミュラ・ニッポン第3戦もてぎラウンド。ルーキーで地元の塚越があわや優勝という走りを見せ、しかも最後には雨の中でのマシンコントロール能力の高さをみせつけてくれた。

_ 残り約10周、雨が降ってきたところで各車がレインタイヤへ。唯一スリックタイヤのまま走り抜く選択をした塚越と、追い上げる小暮との戦いに。塚越は徐々に差を詰められながらも、コースを飛び出すことなく最終盤へ。しかし雨は収まらず、レインタイヤがさらに有利になっていき、小暮、トレルイエ、そして最終ラップに石浦に抜かれて最終的には表彰台圏外の4位に落ちてしまった。でもこの走りは本当に素晴らしかったと思う。やはり彼はいつかF1に行くべきだなぁ。


島田彩夏アナ

_ フジ島田彩夏アナ、出版社社長と7月結婚。9年前にF1カルトQに出たとき、オリジナルのカルトQの司会だった中村江里子に代わり、うじきつよしと一緒に司会をしていたアナウンサーだわ。



2009/06/09 (火)

ゲームセンターCX、24時間放送決定

_ さて、どうやって録画しよう…(^_^;



[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

この日記は、GNSを使用して作成されています。

E-Mail Address:idris@mint.or.jp  
idrisのほーむぺーじ