〜 いきているきろく 〜
2010年10月編 その1

[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

2010/10/07 (木)

F1日本GP特別ピットウォーク

_ F1日本GP特別ピットウォークに当選したので、鈴鹿サーキットへ行ってきた。写真はこちら



2010/10/09 (土)

F1日本GP予選日…のはずが

_ 今日の鈴鹿サーキットは朝から雨。9時半、サポートレースのFCJ第9戦がスタート。すでにここまで6勝を挙げ、チャンピオンを決めている中山雄一がポール・トゥ・ウィン。6位争いをしていた立石燎汰がスプーンカーブでスピン、2回転しながらもうまく立てなおしてそのまま走行していったのが一番記憶に残った。

FCJ第9戦、危なげ無く勝利を飾った中山

_ FCJ終了後、雨は次第に本降りに。

FCJ終了時の暗ーい空模様。

_ 自分の座っているQ2スタンド下はちょうど雨宿りができる通路となっていて、セッション間はそこに退避。考えることは皆同じで、滞留者が大量発生。一応通行できるスペースはなんとか確保されていたが、ビニールシートを貼って座るのだけは注意してもらえないかねぇ…。

_ 11時、F1フリー走行3回目開始。雨は降り続き、途中からはさらに強くなってきた。多くのドライバーがインスタレーションラップのみでピットに戻り、結局タイムを出したのはアルグエスルアリ(トロロッソ)とグロック(ヴァージン)のみ。でも積極的にコースを走ったアルグエルスアリには感謝。最後はブエミとアルグエルスアリが、フロントロウからスタート練習するパフォーマンス(?)(^^;。

ヴァージンのディ・グラッシ。シケインのイン側は水たまり状態 HRTの山本左近が行く 最後に楽しませてくれた?トロロッソのブエミ フェラーリ、マッサ 鮮やかなロータスグリーンのマシンを駆るコヴァライネン 帰ってきた皇帝・シューマッハ ロシアンマネー持ち込みまくるルノーのペトロフ ウェットコンディションなら特に期待したい、全日本F3チャンプのスーティル

_ 午後からはさらに雨足が激しくなり、14時からの予選はディレイにつぐディレイ。結局15時過ぎ、翌日に延期と決まり、雨の中帰路に着くことに…。

シケイン席からは1コーナー方面がほとんど見えなくなるほどの悪天候に 予選30分ディレイの知らせ セーフティーカーがコースコンディションを確認するも…

_ 帰りは鈴鹿サーキット稲生駅から、最初に来た快速みえになんとか乗ることができた。乗ってから、自分が降りた少し先の駅で運転見合わせとなっているとの情報が入る。駅にたどり着くと、近鉄までもが一部区間で運転見合わせ。帰ってきてから再度確認したら、自分が乗った1本後からの快速みえは運休になったとのこと。予選順延決定後、とっとと帰っておいてよかった…。



2010/10/10 (日)

F1日本GP決勝

_ 昨日とは打って変わって、朝から晴天に恵まれた三重県地方。延期となった予選が10時からの開始となったおかげで、朝から鈴鹿サーキット稲生へ向かうJRの車内は大混雑。都会並みのおしくらまんじゅうで、津駅ではお客さんが乗り切れなかったほど。

_ 予選開始の少し前に自分の席へと辿りつき、観戦開始。コースはほぼドライに。Q2では小林可夢偉が最後のアタック、目の前のシケインでミスしてコンマ7秒のロス、これが原因でQ3に進めず…。

決勝では早々に消えてしまうことになるペトロフ(ルノー) 昨年2位のトゥルーリ(ロータス)もこの車では… チャンピオン最右翼ウェバー(レッドブル) 昨年の鈴鹿の覇者・ベッテル(レッドブル)は今年もスキなし レースのキーマンになって欲しかったクビサ(ルノー) ディグラッシ(ヴァージン)。決勝ではグリッドにつく前に… 決勝ではギアトラブルに泣かされたハミルトン(マクラーレン) バトン(マクラーレン)もレッドブル勢を脅かすには至らず 期待はずれに終わったマッサ(フェラーリ) ザウバー復帰2戦目のハイドフェルド レースの主役になった小林可夢偉(ザウバー) 決勝では不運な目に遭うリウッツィ(フォース・インディア)

_ F1予選の後はポルシェカレラカップ。F3を走っていた安岡秀徒が優勝!かと思いきや、フライングで30秒のペナルティが課せられ、3位となったとのこと…。

ポルシェカレラカップ、トップ争いを演じる安岡秀徒と阿部翼

_ お昼は2台のJPSロータスがデモラン。マリオ・アンドレッティがチャンピオンを獲得した名車ロータス78を佐藤琢磨が、アイルトン・セナが初優勝を記録したロータス97Tをブルーノ・セナがドライブ。デモランは毎年あるけど、本戦を走るドライバーが出てくるのは珍しいな。

ところでブルーノ・セナのインタビューの中で、「久保田氏に感謝〜」とか言っていたような覚えがあるのだけど、今回走った車の所有者はプラネックスの久保田克昭社長かな。ロータスでヒストリックF1にも出ていたはずだし。今回、小林可夢偉に「MJ」という会社がスポンサーとしてついたけど、これもプラネックスグループで久保田氏が会長。本人も40代後半という年齢にもかかわらずF3に出場しているほど自動車レースに熱を上げているけど、経営大丈夫?(^^;

ヒストリックF1デモラン。佐藤琢磨がロータス78をドライブ 叔父アイルトン・セナの駆ったロータス97Tを走らせるブルーノ 

_ デモランの後は、ドライバーズパレード。

フェラーリの旗がはためく

外国でのドライバーズパレードは、全員がトラックの2台のようなところに乗って1周走るというものがほとんどで、ドライバー1人1人がクラシックカーに同乗して…というのは日本ならではのものらしい。ベッテルもハミルトンも自らカメラを構え(携帯電話のカメラ機能ではあるが)、楽しそう。今回のパレードで注目を浴びたのは、ハミルトンが乗ったメッサーシュミットのオート三輪。小さな2人乗りの車で、後方からは白煙が…。周りの観客からは、何かの罰ゲームか、と言われていた…(^^;メッサーシュミットといえばドイツの航空機メーカーで、特に世界大戦時の戦闘機が有名だけど、自動車もつくっていたんだねぇ…。

ドライバーズパレード。写真を撮るベッテル ハミルトンもiPhoneで撮影。載ってる車はメッサーシュミットの3輪車! ニコ・ロズベルグ。 帰ってきたハイドフェルド。 ロータス・エランに乗るコヴァライネン

_ ドライバーズパレードが終わり、いよいよ決勝レースを残すのみ。15時の決勝レーススタートに向けて、レコノサンスラップ開始…ここで事件が。

レコノサンスラップ中、130Rで大クラッシュを演じてしまったディ・グラッシ

130Rでヴァージンのマシンが大クラッシュ。ドライバーはすぐに降りて無事だったが、マシンは大破。ドライバーはディ・グラッシの方だった。戦わずしてレースを去るディ・グラッシがシケイン前を通過すると、客席からは励ましの拍手が送られた。

_ そんなことがあったため、スターティンググリッドについたのは23台。去年より1時間遅い15時に、レーススタート。1周目でクラッシュが多発する波乱含みの幕開け。その後もレース(とチャンピオンシップ)のキーマンとなるはずだったクビサがリタイアしてしまい、トップはレッドブル勢が磐石(タイヤ交換の間にバトンがトップを走りはしたが)。@p 後方では、予選14番手に沈んだ小林可夢偉がヘアピンでオーバーテイクショーを見せ、大いに盛り上がる。山本左近も遅いHRTのマシンでしばらくロータスを抑えるなど健闘を見せていた。メルセデスGPはロズベルグとシューマッハによるチームメイト同士の大バトルを展開。最後までロズベルグが抑えこんで終わりそうだったが、終盤にダンロップコーナーでロズベルグがクラッシュ(原因は左後輪の脱落)。マシンから外れたタイヤが飛んでいく様子がシケイン席からもよく見えた。

何秒も遅いHRTのマシンでロータスのトゥルーリを抑える山本左近 延々と繰り広げられたメルセデスGPチームメイト同士の大バトル。シューマッハがシケインでインを差すも、ロズベルグが抑える エンジンブローしたスーティルのマシンをかわし順位を上げる可夢偉 チームメイトのハイドフェルドを捕まえた可夢偉 テールエンダーながらも健闘した山本左近 表彰式の映像を見つめるコースマーシャルたち

_ 結局、レースはベッテルが快勝。可夢偉は7位入賞を果たし、客席は沸いた。

グランドスタンドの後ろには船の姿がくっきり。まるで海に面しているかのような錯覚に 撤去されるマシンたち。1コーナーで潰えたマッサのフェラーリ。 130Rで潰えたディグラッシのヴァージン 2コーナー先で終わったヒュルケンベルグのウィリアムズ 右リアホイールを失ったクビサのルノー 暮れゆく空を背景に、グランドスタンドではプレイバック上映が

_ レース後、クラッシュしたマシンの撤去作業を見守った後、開放されたグランドスタンドでプレイバック上映を途中まで楽しむ。帰りの列車は、直通の快速みえは満員で乗れず、次の伊勢鉄道普通列車を利用し、津で乗り換えて帰宅。今年も祭りが終わった。来年は…ヘアピン席でも取るかねぇ?(^^;



[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

この日記は、GNSを使用して作成されています。

E-Mail Address:idris@mint.or.jp  
idrisのほーむぺーじ