_ 今日から開催される「Cycle Style 2004」に行くため、午後からお休みを取って大阪へ。会場は先日、事実上の経営破綻した大阪ドーム。実のところプロ野球は一度も球場で観戦したことがないため、プロ野球の本拠地(だった)球場に入るのは初めてだったりする。と言っても、この日の会場は9階のスカイホールだけど。
_ 1周1kmあるというスカイホールを3周ほどぐるぐる見て回る。試乗パスをもらって、何台かロードの試乗もしてみたり。というかロードバイクは初めてなのよ(汗)。サイズが合わないのが多い上にサドル調整がいい加減なものだから、コースへ出て走るまでちと危ない人になってしまった。乗った自転車は…Cannondale、TIME、SCOTT、SPECIALIZED、TREK、ORBEA、GIANT…ぐらい?乗ること自体が目的だったので、型名とかは覚えていない。あ、SPECIALIZEDはTARMACとROUBEXに乗ったか。TARMACに乗るときに出展者の人に「これはうちの今年一番のお薦めですよ!」と言われたが、とりあえず乗ってみたかっただけなのでそう言われても…受け答えに困ってしまった。いや、正直TARMACは実際に自分が買える額ではないし(^^;。試走コースはとりあえず走れるだけのコースで、各車の実力がわかるものではないけれど、ROUBEXは何となくよかった気がする。今後の参考に心にとめておこう。
_ 18:00まで居てしまったので、今中大介氏らのトークを聴く。今中氏の他は、Jスポーツ中継でおなじみの白戸太朗・栗村修両氏と、競輪選手でS級1班の人(名前失念)。クリリンはミヤタのブースでお客さんにママチャリのことを聞かれてちゃんと答えられず、叱られてしまったらしい(^^;。まぁ、ミヤタはママチャリの展示が多かったしなぁ。
_ 19:00前に離脱。平日だったけど、まぁまぁ入っていたのかな。夕方になると会社帰りと思われるスーツ姿の人が目立ったなぁ。
_ Fポンを見に、鈴鹿サーキットへ。10時30分過ぎにサーキット入り。すでにFポンの予選が始まっていた。グラスタで観戦。
_ Fポンのチャンピオン争いは、ロッテラー/ライアン/井出の3つ巴えで最終戦を迎えた。とはいえ井出は前戦で優勝してかろうじてチャンピオン争いに残っている状況。井出がタイトルを獲るためには、自らが優勝した上で、ロッテラーが4位以下にならなければならない。ライアンは自力で逆転できるポイント差。そんな中で迎えた予選、上位10台が午後のスペシャルステージに進出できる。が、井出は苦戦。タイムが上がらない。ライアンはチームメイト・服部とともに好タイムをマーク、DoCoMo DANDELIONが1-2という予選結果になった。井出はなんとかぎりぎり10位でSS進出。ロッテラーは6位。
_ Fトヨタ予選の後、ピットウォークに参加。チャンピオン決定戦となるためか、いつもよりドライバーを見かけないような…。と思ったら、ルマンのピットがなにやら騒がしい。脇阪が見えたと思ったら、メディアの人がケーキを持って…追いかけっこ?ケーキ投げ?ライアンは何やらエンジニア達と話をしていた。
_ ピットウォーク後は、ヘアピンまで移動。H席でFD第7戦を観戦。インテグラの予選、Fポンのスペシャルステージもほぼ同じところで観戦することに。
_ Fポンのスペシャルステージは、F1とは違い2アタック(2周連続計測ラップ)方式。実際に2周連続でアタックした人はおらず、ほとんどが1周目をタイヤのウォームアップに使っていた(土屋は1周目にアタック、2周目は走りきらず東コースをショートカットしてピットに戻った。脇阪は1周目にアタックしてミスったため、2周目のアタックに切り替えた)。チャンピオン争いをしている3人、井出は振るわず、ロッテラーも今イチのタイム。そしてラストに登場したライアン、日も傾きかけて路面の温度が下がっていく中、見事に最速タイムを叩きだした。ライアン、インラップは1周しちゃダメなのに、興奮していたのか東コースでショートカットするのを忘れ、西コースのショートカットコースを利用してピットに戻ったらしい(^^;。1周してしまっていたらどんなペナルティだったのだろう(^^;。
_ ヘアピンからほぼ最短ルートで正面駐車場まで戻り、一旦帰宅。
_ Fポン最終戦決勝を見に、再び鈴鹿サーキットへ。今日は早めに出たので、ビッツには間に合わなかったものの、Fポンのフリー走行は見ることができた。今日もまずはヘアピンへ…。Fポンのフリー、ようやくセッティングが決まったのか、井出がトップタイムをマーク。逆転王座に向けて、少し光が。
_ Fポンのフリー終了後、どらちゃんから連絡が入り。合流。とりあえずB2席でフォーミュラ・トヨタ決勝を観戦。安岡が余裕のポール・トゥ・ウィンを飾る。来年はF3か…。
_ その後、E2スタンドへ。決勝レースを見るならここが一番ですなぁ。FD第8戦決勝は、今年のSRS-F卒業生で若干17歳の塚越広大がPPから無難にトップを守りきり、デビュー2戦目にして初優勝。元々F1日本GPの前座として予定されていたレースでデビューする予定だったのが、台風で中止となったのが悔やまれる。もしかしたら、ペーター・ザウバーあたりの目にとまっていたかもしれないのに(^^;。
_ インテグラの後は、いよいよFポン決勝。注目の第1コーナーは、本山が好スタートを切ったもののライアンがポジションキープ、2番手にトレルイエ、井出は2つポジションを上げて7番手、ロッテラーは…なんと出遅れて順位を落としてしまった。しかも、よりによって野田の後ろ(^^;。前戦同様、野田レーシングスクールが形成…。ロッテラー、老獪な野田を結局抜けず、給油&タイヤ交換のためピットへ。
_ 中盤、1位ライアンと2位トレルイエが同時ピットイン。インパルの素早いピット作業により、トレルイエがピットレーン上でライアンを逆転し、観客大歓声。その後、ライアンはトレルイエのペースについて行けず、トレルイエの独走に。井出はピットのタイミングを遅らせ、ピットアウト後は4位で復帰。その後はハイペースで3位の脇阪を追い、1コーナーでオーバーテイク!さらに2位のライアンに詰め寄っていく。残り周回数が減っていく中、井出はついにライアンに追いつき、残り2周となったホームストレートエンド、ライアンのスリップから抜け出して、ホイール・トゥ・ホイール!接触したんじゃないかというぐらいぎりぎりのバトルを演じながら、1コーナーでついにライアンをパス!Eスタンドの観客はFポンとしては異常なくらい(?)の大歓声が上がった(自分も上げたその1人だが)。優勝しかタイトルの目がない井出、前をゆくのは同僚トレルイエのみ。しかも、ここでトレルイエがペースダウン、もしかしてチームオーダー発令か?!
_ しかし、結局トレルイエがそのまま1位でチェッカー。2位に井出、3位にライアン。そしてロッテラーは入賞圏外の7位に終わり、ポイントはライアンとロッテラーが同点に。規定によりライアンがチャンピオンに輝いた。表彰台、井出はまた悔し涙。チームオーダーが出ていれば…。でも、監督は「日本一速い男」星野一義だからねぇ。チャンピオンは譲られて獲るものではない、自分の力で獲るものだ、という信念があったのだろう。悔し涙を流したことが、来季また成長することにつながればいいね。
_ リチャード・ライアンは、2001年にFポンに参戦した当初、はっきり言って全然知らない名前だった。当時は結構「謎の外国人」がいたので、彼もその類かなぁ、と思っていたものだ。それから数年後、チャンピオンを獲るまでに至るとは…。今年の成績は、予選結果ら見てもチャンピオンにふさわしい成績。ロッテラーが獲っていたら、ちょっとどうかなぁと思っていたに違いない。ライアン、将来F1に乗ってくれるかな。年齢的にも大丈夫だし。
_ Fポン終了後、表彰台とインタビューが終わるまでEスタンドでまったりして、それから駐車場に移動。どらちゃんと別れて帰宅。いやぁしかし、いいレースだったなぁ…。
この日記は、GNSを使用して作成されています。