_ 今晩は雨が降ると出来ない仕事。今年は空梅雨なので、大丈夫だろう…と思っていたら、今日に限って大雨に…。最悪。21時の時点で諦めて延期を決める。22時30分頃仕事を切り上げて帰宅。23時頃には…雨がやんでいた(-_-;。
_ ランス・アームストロングは7連覇で引退を飾れるか?――今年のツール・ド・フランスが、今日開幕する。
_ アームストロングの所属するチーム、ディスカバリー・チャンネルは、例年以上に分厚い布陣でアームストロングを支える。14年連続でツールを完走していた鉄人・エキモフが負傷して出られないものの、今年のジロの覇者サヴォルデッリ、03年ジロで3位になった若手有望のポポヴィッチが出場。
_ 対抗馬となるウルリッヒの所属するT-Mobileは、スプリンターのツァベルを切って総合優勝を狙う体制。クレーデン、セヴィリャ、ヴィノクロフがどれだけウルリッヒをアシストできるか。クレーデンは今年は不調だが、ヴィノクロフは調子を上げてきてのツール入り。ウルリッヒが転けた場合は総合争いに顔を出すか。
_ 昨年3位のバッソは、ジロ期間中に体調を崩して苦しんだが、終盤ステージで勝つなど、完調であれば総合優勝できたかもしれなかった。特に苦手のTTを克服してきたのは大きい。
_ さて、たぶん当たらない各ステージの優勝予想。
マキュアン2勝以外はばらけました。
_ 総合は…うーん、やはり、それでも、ランス・アームストロングかなぁ。ITTが1回少ないのと、今年のフランスは猛暑が予想されているのと、今季まだ勝利がないというのがマイナス材料なのだけど…。ウルリッヒは期待させといてやっぱり2位、だったり(^^;。表彰台のもう1席は、ドーフィネで好調だったライプハイマー(ゲロルシュタイナー)あたりに期待しよう。
_ ヴィランクがいなくなって戦国ムードの?山岳賞は、うーん、ラボバンクのラスムッセンかな。ポイント賞はマキュアンが堅いような気がするが、ボーネンも狙えそう。
_ それにしても、大会直前になって、ランス、ウルリッヒともケガしちゃうとは…。
_ 某所より、マニ・クールのGoogle Maps。いやぁ、田舎田舎と聞いてたけど、こんなに田舎な場所にあるのかぁ(苦笑)。
_ 今年のツール・ド・フランス初日は、19kmの個人タイムトライアル。7km未満(だったかな)でないため、プロローグではなく第1ステージとなるらしい。
_ その個人タイムトライアル、各選手が1分おきに出走。早々に登場した、CSCのデイヴィッド・ザブリスキーが好タイムをマーク。誰もこのタイムを破ることができずに進んでいく。ヴィノクロフが暫定2位に入るも、53秒遅れ。圧倒的な速さだなぁ。
_ ラスト3人。バッソ、ウルリッヒ、そしてランス・アームストロングが出走していく。ランスのスタートの時にはカメラマンがたくさんスタート台の両脇に張り付いていた。そしてスタート…おっと、いきなり右足がペダルから外れた!どきっとしたけど、それほど大事に至らず、その後はいつも通りの走行。
_ ランスは第1計測地点でザブリスキーに2秒遅れの2位で通過。やはり速い。空撮カメラが前を走っているウルリッヒへと移動する。……あれ、距離が短いような…。ウルリッヒ、遅れているのか?…いや、ウルリッヒが遅いというよりは、ランスのペースが速すぎるのか。ランス、ウルリッヒをぶち抜く。うわ、いきなりえらい展開だ。
_ ランスがゴール地点に。タイムは、ザブリスキーにわずか2秒及ばず、2位に。ウルリッヒはトップから1分8秒遅れの12位。極端に遅いわけではないが、TT得意であるはずのウルリッヒとしては厳しい結果。いきなりランスにぶち抜かれたことによる精神的ダメージが心配だ。T-Mobileは展開によってはヴィノをエースに替えたりするのかな…?
_ ザブリスキーは今年のジロのTTに次ぐグラン・ツールでの勝利。表彰台に向かう際にリュックを背負っていたので、なんだか勝ったという雰囲気が漂っていない(^^;。表彰台でマイヨ・ジョーヌ、マイヨ・ベールを着る。明日2日目のマイヨ・ベールは、去年に続いてランス・アームストロングが着ることに(^^;。また似合わないんだろうなぁ。マイヨ・ブランは去年のプロローグ勝者、カンチェラーラ。
_ 2人がタイム差で飛び抜けているため、明日のゴールが集団スプリントになった場合は総合1位の変動はないだろう。スプリンターがマイヨ・ジョーヌを着るシーンが見られそうにないのは残念。逃げ屋の活躍に期待したい。
_ ステージ優勝予想をしたボテロは1分30秒遅れの25位に終わってしまった。Jスポのクイズ(「ランス・アームストロングは今日何位?」)は当てることができたけど。
_ ツール・ド・フランス第2ステージ。おお、ヴォクレール(旧名:ボエックラー^^;)が逃げている!去年あれだけ目立ってしまっただけに、今年は逃がしてくれないだろうなぁと思っていたら。ヴォクレール&ブイグ・テレコムの地元だったから逃してくれたのか?
_ 他の逃げのメンツは、ボドロギ(クレディ・アグリコル)、カルザティ(AG2R)、カニャダ(サウニエル・デュバル)。ツールのステージ優勝経験者はカニャダだけかな。集団との差は4分前後。逃げてると言うより、泳がされているという感じ?
_ 終盤の残り16.5km地点に4級山岳ポイントが急遽設定されたらしい(^^;。山岳賞ジャージのスポンサー(Championだっけ)が主催者にクレームでもつけたのかな?
_ その山岳ポイント、ヴォクレールが1位通過!赤玉ジャージゲット!おいしいとこ持っていくなぁ。
_ ボドロギは集団に戻り、3人の逃げになるが、やがて吸収。デッケル、ベネトー、サバリャがアタックを仕掛けるも集団の重力圏から脱出することはできず、ゴールは集団スプリントに。マキュアンが来た!と思ったらボーネンが!ボーネン快勝でツール通算3勝目。マキュアンはハスホフトにも抜かれて3着。Jスポのクイズ外れた…。
_ 終わってみれば10位以内にオーストラリア人が5人。スプリンター王国だな。昨日の上位はアメリカ人ばっかりだったが。
_ 表彰台。マイヨ・ブラン・アポワ・ルージュを獲得したヴォクレールに大歓声。
_ ツール・ド・フランス第3ステージ。クラシックレースのパリ〜ツールのゴールでもあるツールが今日のゴール地点。第1山岳ポイント以降に逃げが出た模様。逃げたのはベルトリアーティ(サウニエル・デュバル)、ポルタル(AG2R)、そしてエリック・デッケル(ラボバンク)。稀代のアタッカーとして有名なデッケルは、去年のパリ〜ツールでは逃げて、一旦集団に追いつかれながら再アタック、そして逃げ切るという離れ業を演じている。そういう思い入れのある場所に向かうコースだから、特にここでは勝ちたいだろう。
_ 逃げる3人の中ではベルトリアーティが総合で一番成績が良く、3人が逃げ切ればベルトリアーティが2002年以来のマイヨ・ジョーヌ獲得の可能性も。このところツールに出ていなかったベルトリアーティ、再びスターダムにのし上がれるか?
_ 終盤、やはり集団が追いついてきた。ベルトリアーティがまず脱落。しかしデッケルとポルタルはまだ諦めない。いいスピードで協調し合って逃げ続ける。差が1分を切ってからも、粘る粘る。デッケル、去年のパリ〜ツールの再現なるか?
_ しかし、ついに集団がデッケルたちを追いつめた。ここでカウンターアタック。ファッサのカンチェラーラ。TT得意のカンチェラーラ、独走力を見せるが、しばらくして吸収。
_ 結局ゴールは集団スプリント。クレディ・アグリコルがハスホフトのために列車を形成。最後の発射台はキルシプー。…しかしハスホフトは伸びず沈没。マキュアンがアシストに引っ張られて前へ出てきたが、ボーネンがその前に出て、一気にゴールを陥落。マキュアン、後方でオグレディを2度3度と頭突きしまくり(^^;。結局この行為によりマキュアンは降格(^^;。さすがマキュアン、荒っぽい。
_ 逃げたデッケルは勝ちはしなかったものの、山岳ポイントを稼いだことにより、山岳賞をヴォクレールから奪い取った。今日の敢闘賞ものの逃げのご褒美と言ったところ。
_ ツール・ド・フランス第4ステージはチームタイムトライアル。残業の関係で殆ど見られなかったが、最後に出走したCSCに悲劇。それまでトップだったディスカバリーチャンネルを第3計測地点で2秒上回ってきたCSC、何でもない直線でイエロージャージが落車!総合首位のザブリスキーだ。無情だがCSCは総合を争うバッソのために、そのままゴールへと向かう。ザブリスキー、一瞬にしてマイヨ・ジョーヌを手ばなしてしまう…。
_ 結局その落車が響いたか、ゴール地点でCSCはディスカバリーのタイムを破ることができなかった。ザブリスキーが手ばなしたマイヨ・ジョーヌは、ランス・アームストロングの元に…。
_ 新人賞ジャージはカンチェラーラからディスカバリーのポポヴィッチに移動。って、ポポヴィッチって新人賞の有資格者(25歳以下)だったのか…。
_ 22時頃、残業から帰ってきたら、スカパー!チューナーのチャンネルが表示される部分が「−−−」となっていた。ツールの予約録画中のはずなのだが…慌ててテレビをつけてみると、「受信できません」の文字が…。ケーブルがおかしいのか?と思っていくつかケーブルをつなぎ替えてみたが、だめ。アンテナは、特に角度がおかしくなっていることもない。…すると、残っているのは、チューナーがおかしくなったということか?リセットボタンを押してみたが、状況は変わらず。…あ、これは死んだな。
_ 自分のスカパー!チューナーはアイワのSU-CS5で、2000年11月に購入したもの。webで情報を拾うと、壊れやすいと悪評の奴だった。5年保てばラッキーらしく、4年半保ったのは充分にラッキーだったと思いたい。
_ しかし今日のツールは見られない。明日のツールは、今週末のF1は…。そうだ、明日買ってくることにしよう(爆)
_ 残業もそこそこに帰宅して、スカパー!チューナーを購入するため電器屋巡り。といっても、近場の大型量販店を3つ回っただけだけど。
_ 3店回ってヤマダが一番安かったので、ヤマダで購入。ポイント付加を考えると、1万弱。新規契約扱いで、だけど(^^;。購入機種はソニーのSAS-SP5SET(DST-SP5のアンテナ付)。
_ 帰って早速付け替える。付け替えてすぐ、ガイドチャンネルが映った。それにしても、SU-CS5と比べると、筐体が小さい(まぁ、製造年代の違いのせいだろうけど)。EPGの表示が圧倒的に早い(SU-CS5のあの遅さは何だったのか…)。
_ 仮契約をネットで済ませたが、すぐには見られない(見られるようになるまで1日程度かかる)ので、SU-CS5で使っていたICカードに差し替える。おお、映った。これで今日のツールが見れる…。
_ ツール・ド・フランス第6ステージ、途中で雨が降り始めたこの日、序盤から逃げ続けたフランセジュ・デジュのクリストフ・マンジャンの悲劇。
_ 彼は単独で地元ナンシーの街に入ってきた。徐々に追いつめてきていた集団からは、ヴィノクロフがアタック。マンジャンを追い始める。そして、ゴールまで1kmを示すフラムルージュをくぐった後の直角コーナーで、悲劇が。あろうことか、先頭のマンジャンがコーナーでスリップ、転倒してバリアへ突っ込んでしまった…。マンジャンの後ろまで来ていたヴィノクロフは手前で止まるのが精一杯、その横をファッサボルトロの選手が通り抜けていった。後続の集団も次々と転倒、ボーネンやマキュアンといった有力スプリンターが巻き込まれてしまい、ファッサの選手が単独でゴール。何とかクラッシュを免れたヴィノクロフが2位。
_ クラッシュしたマンジャンは悲しそうにうずくまる…。今日に賭けていたのに。あと少しだったのに。残酷な結末だった。
_ 優勝したファッサの選手、実況陣もしばらく誰だかわからず。今年からファッサに加入した若手(の割に顔が老けていた^^;)、ロレンツォ・ベルヌッチという選手らしい。これが何とプロ初勝利とは。誰かの不幸は誰かの幸せ、か。
_ ツール・ド・フランス第7ステージ、前半最後の平坦コース。途中で国境をまたいでドイツへと入り、ゴールはカールスルーエ。ということでドイツ人のヴェヒマンが頑張って山岳賞ジャージを奪取。ヴェヒマンは2004年ジロの山岳賞男。グランツール2つ目の山岳賞を狙いに行くのか?
_ ゴールは集団スプリント。いつのまにか左から上がってきていたマキュアンが今大会2勝目をゲット。ボーネンは伸びなかったなぁ。途中のスプリントポイントを稼ぎに行ったのが失敗だったか?2位に巨人・バクステッドが入った。スプリント中、クラッシュが起きたが、落車したのはわずか2人。あれだけの集団スプリントでみんなよく避けられるものだなぁ。
_ ツール・ド・フランス第8ステージは、山岳の始まりを告げるようなステージ。序盤に2級山岳が連なり、ラスト前に2級山岳というレイアウト。その序盤の4つの3級山岳を1位通過したのは、全てラボバンクのミカエル・ラスムッセン。今までラボバンクはデッケル、クローンが山岳賞ジャージを着てきたが、本当に山岳賞を狙っているのは彼なのだろう。
_ この日の未出走は、ゴンチャールとマンジャン。マンジャン、気の毒に…。
_ 最後の2級山岳を前に、総合上位に来そうな選手が動き出した。その中から、T-Mobileのクレーデンが飛び出す。というか、リーダージャージのアームストロングがクレーデンを追わなかったという感じ。T-Mobileの選手ではヴィノクロフ、ウルリッヒをマークすることが重要で、クレーデンは眼中にないということか。しかしアームストロングのアシストが、先頭集団に1人もいないというのはどういうことか。ポポヴィッチ、サヴォルデッリ、アゼヴェド、ベルトランあたりは後退してしまった?いや、ディスカバリーチャンネルはそんなにやわなチームではないだろう。おそらく明日以降の本格的な山岳のために、アシスト勢を温存しているのだろう。
_ 逃げていたラボバンクのヴェーニング。彼の今日の狙いは2級山岳を制すること。2級山岳の頂上手前まで来て、はぁやれやれ、獲ったぜ、と思っていたところ、集団から飛び出したクレーデンが真後ろに。ヴェーニング、気づいたときにはすでに遅し。2級山岳はクレーデンが制してしまった。
_ 峠を越えて、下りにはいると、集団が先頭の2人の視界に入るところまで来ていた。失意のヴェーニングは失速するかと思いきや、クレーデンとともに集団から逃げに逃げた。一時10秒に縮まった差も、30秒近い差まで広げていく。ただ、ヴェーニングはほとんどクレーデンの後ろにいて、前に出ない。このまま逃げ切った場合、脚を残していると思われるヴェーニングがスプリントで有利。どうする、クレーデン。
_ 結局、2人は集団に捕まることなくゴールの地に入ってきた。前を走るクレーデンが先行して仕掛ける。ヴェーニングは顔が笑っている。余裕?ヴェーニング、クレーデンの横に並ぶ。クレーデン、粘る。ヴェーニングも、一旦足が止まる。痙攣?2台が横に並んだまま、ゴール。2人とも、自分が勝ったのか負けたのかわからない状況。勝負の行方は写真判定に。
_ ヴェーニングは余裕があったのかと思いきや、もういっぱいいっぱいだった模様。ゴールシーンのスローVTRを見ると、彼はよだれを垂らしてぎりぎりの走りだったことがわかる。そして、VTRでゆっくり見ても、2人は横一線。さっぱりわからない。…長い写真判定の結果が出た。勝ったのは。ヴェーニング!山岳頂上を逃した代わりに、もっと大きなステージ優勝が舞い込んだ。諦めないで走った結果というべきか。
_ 1-2位の差は、わずか1万分の2秒差だったらしい。インディカーでもこれほどの僅差は記録されたことがないような(^^;。凄いレースだった。そして明日から本格的な山岳。ランス・アームストロングとディスカバリーチャンネルはどう動いてくるか。3人のエース級がいるT-Mobileは誰が本当のエースになるのか。楽しみだ。
_ ツール・ド・フランス第9ステージ。ラスムッセン(ラボバンク)が大逃げでステージ優勝。山岳ポイントも順調に獲得。フォイクト(CSC)、モロー(クレディアグリコル)も集団から逃げて2-3位に入り、フォイクトが何年かぶりのマイヨ・ジョーヌを着た。次のステージは頂上ゴールなので、フォイクトのマイヨ・ジョーヌも1日限りに終わるだろうが、そうすると総合2位のモローが頑張ってランスとの28秒のアドバンテージを守りきれば、彼のマイヨ・ジョーヌ姿が見られるかも?ラスムッセンも総合4位に上がってきた。
_ 本格的な山岳に入ったことで、キルシプーがいつものようにリタイヤ(苦笑)。第1ステージ優勝でマイヨ・ジョーヌを着たザブリスキーもリタイヤ…。そしてウルリッヒが序盤に落車。大丈夫か?
_ F1イギリスGPはロンドンでのテロ直後での開催ということでピリピリしたムードだったけど、何事もなく無事終了。しかし琢磨、自爆スイッチ(違)でDNSって…。流れが悪いときにはとことん悪いことが起こるものだね…。にしても、そんな間違えて押してしまうような場所にエンジンを切るスイッチがあるってどうよ?
この日記は、GNSを使用して作成されています。