〜 いきているきろく 〜
2006年11月編 その3

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2006/11/23 (木)

時雨殿体験

_ 11月11-12日のレポその1。今年の1月に京都にオープンした「時雨殿」へ。一言で言えば百人一首のテーマパーク。任天堂の山内溥相談役(前社長)が建設費を全額負担したことでも有名。所在地は、京都随一の観光スポット・嵐山。JR嵯峨嵐山駅前で貰った「嵯峨野散策MAP」にも、時雨殿の位置がちゃんと記されていた。

_ 雨模様ながらもさすがに嵐山は人出が多い。渡月橋から保津川沿いの道を少し上ったところで時雨殿発見。早速入館。

時雨殿入り口

_ 入り口で入場料を払い、パンフレットを貰うと、まずロッカーに案内された。荷物だけ入れようとすると、「パンフレットも館内では使いませんので、よろしければお預けになってください」と言われる。え、パンフレットも置いていけと?

_ 庭園の見える廊下を進み、中の方へ。ここで特別仕様(ボタンがない、タッチペンが筆、織物で作られたケース入り)のNintendo DS「時雨殿なび」を受け取って、床スクリーンの広がる部屋へ。パンフレットも預けてねというのは、時雨殿なびで両手を使うので、手はなるべく空けておいた方がいいですよ、ってことだったのね(^^;。

_ 床スクリーンには最初京都市街が映し出されていて、やがて日が沈んで五山の送り火が浮かび上がった。その後、スクリーンの表示が変わり、パネルごとに大きなかるたが映し出された。「大きな札」というかるた取りが始まるらしい。時雨殿なびに札が表示されるので、それと同じ札が映っているスクリーンを探し出し、その床の上で時雨殿なびのタッチパネルを叩くことによって札を取る…で制限時間までに何枚取れるかを競う…というもの。取る札は、参加者それぞれ違うものが表示されるので、札の奪い合いにはならないらしい。うまいことなってるなぁ。

1階メインスペース入り口 札とり遊び「大きな札」

_ かるた取りを楽しんだ後は、スクリーンが京都市街の航空写真に切り替わり、時雨殿なびを使って空中散歩。行きたい場所を時雨殿なびで選ぶと、床スクリーン上に鳥が現れて、現地まで案内してくれるというもの。行きたい場所は観光名所や施設の中から選べるが、選択肢の中には任天堂本社も。せっかくなので選んでみたかったが、他のお客さんが先に選んでいて会話をしていたので、遠慮して選ばずにいたら、そのまま空中散歩の時間が終了してしまった…。

_ その後、部屋の壁面に展示されている屏風風のパネル「百歌繚乱」を、これも「時雨殿なび」を活用して見て回る。小倉百人一首の歌がパネルに書かれていて、そのパネルの前に立つと時雨殿なび上にも同じ歌が表示される。で「歌意」を選ぶと歌の解説が表示され、「朗詠」を選ぶと時雨殿なびから歌が詠まれるというしくみ。

_ 時雨殿なびの使用制限時間は20分で、かるた取りや空中散歩を楽しんでいたらあっという間に時間が来てしまった。部屋の出口で返却し、次の間へ。そこには小倉百人一首にちなんだ二つのゲームが。

_ 1つは「謎解きの井筒」。井筒の水面に見立てたタッチパネルをタッチしながら、出題される百人一首に関するクイズに答えていくというもの。もう一つが、「体感かるた五番勝負」。スクリーンに登場する5人の歌人たちとかるた取りによる勝ち抜き戦ができる。手元のタッチパネルに6枚の札が表示されていて、詠まれた歌の札を相手より早く取れれば勝ち。登場する歌人は、清少納言→蝉丸→大弐三位→紫式部ときて、ラスボス(^^;は藤原定家。最初の清少納言は上の句の段階では取ってこないので余裕だが、後の人ほどだんだんと早い段階で取ってくる。

_ で、自分がやってみたら、最初の4人は順調に破っていったものの、藤原定家には負けてしまった…。勝負が終わると最近プレイした百人中の順位が出され、6位と表示された。悔しいのでその後何度もプレイしてみたが、焦ってお手つきしたりして、結局6位以上の結果を残せず…まぁ、最初にプレイしたのが一番良かったってのはよくあることだな(^_^;。

体感かるた五番勝負 緒戦のお相手は清少納言 最終プレイは8位に終わる…

_ 任天堂らしいデジタルエンターテインメントが楽しめた1階から、百二十畳の大広間が広がる2階へと移動。かるた大会の会場としても使われるようで、文化の日には「全国かるた女流選手権大会」が開かれたらしい(こういう大会の開催日は休館日になるようなので要注意)。今日は通常の開館日なので、いろんな時代の百人一首かるたが展示されていた。

様々なかるたの展示 現在も北海道で使用されているという「百人一首板かるた」

_ 江戸時代の錦絵百人一首かるたや、北海道で現在も使用されているらしい板かるたなど、様々なかるたが展示されていたが、特に時代を感じさせたのは、戦時中に作られたかるたの数々。天皇の描かれた札で遊ぶのはけしからんということで、天智天皇や後鳥羽院などの読み札には御簾しか描かれていないかるた。また、昭和17年に佐々木信綱らが愛国心を歌ったものを中心に選定した「愛国百人一首」をかるたにしたものも展示されていた(選定された歌についてはこちらなどを参照。「大君の〜」とか「君が代〜」が多すぎる…)。

御簾にお隠れの天皇札。裏面には日本国旗などが。 戦時色が強い「愛国百人一首かるた」。一億朗誦…。 郷土の著名人・本居宣長の歌の札も。

_ 大広間中央には「小倉百人一首 歌合せ」と題して、小倉百人一首に編纂された歌人達が歌合せをしている模様(実際にはあり得ないが)が展示されていた。

時代を超越した歌合せ。中央の評者は藤原定家。持統天皇、小野小町の衣装に注目

_ 一通り見終えたので、退館…と、その前に、出口にあったミュージアムショップを覗いてみる。どれどれ…と見てみると、札が純金でできた特製の小倉百人一首(三菱マテリアル製)が!お値段何と80万円!(^_^;1枚単位のバラ売りもあり(人気札だけかな?)、そちらは1枚4000円。こちらは百人一首が好きな人なら手が出てもおかしくない値段だなぁ。自分は買わなかったけど(^^;。

雨模様の渡月橋。紅葉はまだ見頃ではなかった…


キャラメルボックス『少年ラヂオ』鑑賞

_ 11月11-12日のレポその2。京都から神戸へ移動して、新神戸オリエンタル劇場でキャラメルボックスの舞台、『少年ラヂオ』を観る。キャラメルボックスの観劇は通算4回目。今回は案内ハガキの写真や、大正もの・スリの少年・冒険活劇…といったキーワードに心惹かれて足を運ぶに至った。

みき丸はちゃんと撮影しておかないと。

_ いつもは前説を担当する製作総指揮の加藤さん、今回は開演まで会場で流れるラジオ番組(?)のDJを担当。前説はというと、役者さん3人による芝居仕立ての前説だった。自虐的なネタに笑ったり。

_ さて、肝心の本編。非常にテンポの良い芝居で、最後まで中だるみすることがなく楽しめた。冒頭のダンスシーンは、よく誰も落とさないなぁ(^^;とちょっと違う点で感心。あと、スリのシーンが登場するというのはネタバレに当たらないと思う(^^;けど、このシーンがなかなかの見所だったなぁ。内容については、案内ハガキには「目指すは、キャラメルボックス『カリオストロの城』!!」とあったけど、ラピュタ的な要素もかなり含まれていたという印象。それから、あのキャッチコピーはあの人のセリフだったのかー、とか。

_ 主役の畑中さんは少年ラヂオの役を好演。役柄にピッタリとはまっていたなぁ。岡田達也さんと大内さん、さてどっちが黒い役でしょう。菅野さん、とにかくコミカル。クロノスの時のかっこよさは影も形も無し(ぉ。坂口さん、声にも演技にも力があるからああいう凄みがいる役柄というのはピッタリとはまるんだろうなぁ。あと、某役者さん、「あした あなた あいたい」の時の役柄にかなり被ってみえたのは気のせいだろうか?(^^;



2006/11/25 (土)

香落渓サイクリング

香落渓
_ 今週末は土曜なんとか晴れ、日曜雨の予報だったので、道の駅御杖までデポして青蓮寺湖〜香落渓をサイクリング(→走行ログ)。香落渓を走るのは今年3回目だったけど、紅葉の名所なのでなんとしてもこの時期にもう一度来てみたかった。しかし予報に反して朝からどんよりと曇っていて、太陽がなかなか顔を出さない。山間部に来たせいもあるだろうが…。おかげで見頃を迎えた紅葉も今ひとつ映えない…。

_ 香落渓を過ぎたあたりで前方の山々を見ると、景色がけぶっていた。どうやら向こうの方は降っているんだなぁ…。ということで、後半はろくに寄り道することもできず、スタート地点の道の駅御杖へと急ぐ。小太郎岩を過ぎた辺りから小雨が降り出して、桜峠あたりで路面が濡れだしたが、本降りになる前に道の駅まで帰り着く。冷えた体を道の駅の中にある温泉で温め、地元産の自然薯を買って帰宅。

_ 本日の走行距離54.62km、走行時間2時間19分51秒、平均時速23.4km、最高時速52.0km。



2006/11/27 (月)

イサーク・ガルベス事故死

_ イサーク・ガルベスがヘント6日間レースの落車事故で死去日刊スポーツにも記事が。ロードではスプリンターとして活躍し、今年のツールではステージ2位1回。尤も、彼の名前を覚えたのは、2003年のジロでチポッリーニを巻き添えにして落車した時だったなぁ…。今年のトラック世界選でマディソンの世界チャンピオンに輝いていたとは知らなかった。この6日間レースではアルカンシェルを着て走っていたのか…。2週間前に結婚したばかりだったというのが、また悲しい…。合掌。


松阪肉牛共進会

_ 最高の松阪牛は「すえみ」 1001万円で落札。1席はご祝儀的な価格とはいえ、ここ数年は2000万円台だったのだが。



2006/11/28 (火)

(売上が)冬のソナタ

_ 現代自動車がペ・ヨンジュンをCMに起用して売り出したセダン「ソナタ」の売上が不振らしい。でもこんな車を中高年女性に売ろうなんて戦略、どう考えてもおかしいだろう…。


常識力トレーニングDS

_ 常識力「75」の誰かさんには敵わないが、ようやく常識力判定で「71」が出た。前回、3問も間違えてしまって「66」まで後退してしまっていたので、今回全問正解できたとはいえ「71」まで跳ね上がってくれたのは嬉しい。



2006/11/29 (水)

Skype

_ ヘッドセットを買ってみたので、Skype初体験。意外とあっさりできるんだなぁ。通話音声も電話以上にクリア。2時間ぐらい通話したけど、これでヘッドセット代の2/3ぐらいは取り返せただろうか(^^;。こちらにはwebカメラがないので一方的なテレビ電話になってしまった。あ、デジカメってwebカメラにならないのかな?

_ 調べてみたところ、自分の持っているデジカメとPCの環境ではダメみたいだ。



2006/11/30 (木)

ゲーム検定

_ ゲーム検定をやってみた。


 +++ ゲーム検定 成績発表 +++

 あなたの総合得点は67点  全国平均 53点

 全国順位(11月29日 21時現在)
 11236位(118575人中)

 −−ジャンル別得点表−−−−−−−−−−−−
             0_________50__________100%
 ハードウェア       ■■■■■■■■■■■■■■■■
 ゲームシステム&テクニック■■■■■■■■■■■■
 キャラクター       ■■■■■■■■■■
 ビジネス         ■■■■■■■■■■■■■■
 雑学           ■■■■■■■■■■■■■
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 −−講評−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 あなたは「ゲーム将軍」
 ゲームに関して水準よりかなり多くの知識を有してはいるが、まだまだ上には上がいる!
 このままの地位に甘んじていてはいけない。日々精進あるのみだ!
 貴方がもっとも詳しいゲームのジャンル:
    ハードウェア
 貴方がもっとも詳しいゲームの年代:
    90年代後半から現在にかけての熟成期
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


んー、ファミコン以降長いブランクがあったりする割には、好成績?3択なので、知らない問題でもクイズ的思考で答えを導けたのかもしれないが。「ハードウェア」「ビジネス」の正答率が高いのは、ゲームはやらずとも業界の情報は仕入れていたからだろうか?ちなみに、Q49から53までのメガドライブの問題は連続して誤答だったが…。



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