_ 朝日ソノラマが9月に解散。「獅子王」「宇宙船」「グリフォン」、そしてソノラマ文庫。特に、『サラマンダー殲滅』や『クロノス・ジョウンターの伝説』など、梶尾真治先生の代表作ともいうべき作品が朝日ソノラマから出版されている(『サラマンダー殲滅』は最近光文社で再刊されたが)だけに、非常に残念…。既存の出版物は朝日新聞社から出されるということだけど…。
_ それにしても、朝日ソノラマってソノシート付の雑誌で一世を風靡した過去があったというのは恥ずかしながら知らなかった。ソノシートの商標も持っていたのね…。
_ 「前法王が「奇跡」起こす?=F1ドライバー、大事故から生還」。うーん、あれだけのクラッシュをして軽傷で済んだのを、「奇跡」のおかげと言ってしまうのは、モータースポーツにおける安全性向上に知恵を絞ってきた人たちに対して失礼な気が。今回の事故は、単に車体自体の安全性だけでなく、2003年から導入されたHANSデバイスが有効に働いたことが大きかったと言われている。HANSで首が固定されていなかったら、事故による衝撃のGで頭部をステアリングに打ち付けたり、頸椎を損傷していたりしていた可能性が高かった。10年前の安全水準なら、クビサは前法王の名前が書かれたヘルメットだけでは命を失っていただろう。
_ ロンドン中心部でテロ未遂事件か…。ロンドンでスタートする今年のツール・ド・フランスの開幕まであと1週間だけど、大丈夫だろうか…。
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…に、行ったわけではなく(去年はその権利があったけど…今は買い戻せる価格ではない…)。「任天堂総会、投資単位引き下げの声相次ぐ=最多437人出席、社長と記念写真」。記事のタイトルに「社長と記念写真」とあるけど、本文では一言も触れられていないなぁ。いや、ただそれだけ(^^;。
_ 空梅雨気味なのでサイクリング。道の駅菰野から、県内でも人気が高い石榑峠(酷道マニアにも?)と、鈴鹿スカイラインの武平峠を通過して戻ってくるコース。(→本日の走行マップ)
_ 道の駅菰野を出発して、まずは国道306号<巡見街道>を北進。この道は車線幅が微妙に狭く、交通量もそこそこあるため、走りにくい…。菰野は石灯籠の産地だそうで、道のそこかしこに大きな灯籠があったなぁ。で、石榑(いしぐれ)で西に折れて国道421号<八風街道>へ。峠への上り開始。
_ その後は一旦勾配が緩くなったが、上り始めてから8.7kmとなる付近で、「コンクリートゲート」が登場!お噂はかねがね…(^^;。2つのコンクリートブロックが、2m以上の車幅がある車は通さないぜと言わんばかりに鎮座。手前のガードレールが道を絞っているあたりが何とも。手前には車を転回させるスペースがあり、間違って来てしまった車は引き返せるようになっている。それでも通っていく車があったが、必要があって通るのか、それとも酷道好きの人か。
_ ゲートをくぐると、舗装状態が一変。アスファルトではなく、コンクリートの簡易舗装。それもところどころ剥がれている。特にゲート直後の上り始めの路面は大荒れで、坂のきつさと相まって、ツール・ド・フランドルのコッペンベルグの石畳を思わせる(あっちの方がもっときついだろうが)。速度も5〜7km/h前後しか出ない。それでも車がやってきた際に脇に退いた時を除いて、最後まで休まずに上りきった。
_ 下りきると、道は愛知川沿いに続いている。永源寺ダムを過ぎ、旧永源寺町へ。永源寺支所と永源寺地域産業振興会館のところで左折し、日野町へと向かう。日野ゴルフクラブを過ぎたところで、2人連れのサイクリストが向こうからやってきたが、何となくジャージに見覚えがある。菰野の国道306号を北進しているときに、逆方向を走っていた2人連れのような。ちょうど自分と反対回りをしているのかなぁ。距離的にも中間地点あたりだし。日野町に入り、河原交差点を左に曲がって国道477号へ。まだしばらくは平坦基調で、淡々と進んでいく。ブルーメの丘付近で、後ろからやってきたサイクリストにぶち抜かれたけど(^_^;。
_ 音羽交差点あたりから、徐々に上り始める。ロックフィル式の蔵王ダムの堤が見えたので、写真を撮ろうとしたら、猿が出没。少し進むとトンネルがあり、トンネルを出た先に湖岸の休憩所があったので、そこの四阿で昼飯をとる。その後、さらに進んで平子峠へ。ここは2車線の整備された峠道で、あまり面白みがなかった。
_ 平子峠から下り終えると、いよいよ鈴鹿スカイライン。野洲川に架かる橋を左折して進んだら、大河原の集落に入ってしまった…。そのまま進んで鈴鹿スカイラインの道に合流できたけど。スカイラインの道を少し進んだところで、改修中の野洲川ダムが。しかしダムってどうやって改修するんだろう…。
_ ダム湖を過ぎてさらに上っていくと、いよいよ勾配がきつくなる。何度もつづら折れを繰り返しながら、上っていく。10km/h前後でゆっくりと上る。勾配はわりと一定なので、上りやすいと言えば上りやすい。国道なのでキロポストがあるため、峠まであとどれだけなのかがわかる。最後は足がなくなるかなぁと思ったけど、意外と上れた。ピークには武平トンネルがあり、そこを抜けると三重県へ。本当の武平峠はトンネルの上にあり、歩いてでないと行けないようだ。滋賀県側には登山者用の駐車場があった。
_ トンネルを抜けて少し下ると、展望所があったのでしばらく下界の様子を眺めて休む。あまり天気がよくなかったので綺麗には見えなかったが、晴れまくっていたら上りの途中でボトルの水が底を尽きていたかもしれない(水はぎりぎりだった)。展望所からはつづら折れの下り。カーブには減速帯が設けられていたが、その段差が大きくて苦労する。GPS受信機は振動で何度も瞬断…。なるべく減速帯のない路側帯を走ろうとするが、草木が生い茂っているところはその手も使えず。つづら折れ区間が終了すると、一気の下り。すぐにスピードが乗って怖いぐらい。あっという間にスタート地点の道の駅菰野に帰り着いてしまった。最後に殆どペダルを漕ぐことなく終わったので、走り足りないと感じたくらい?(^^;
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今日の走行距離88.93km、走行時間4時間30分38秒、平均時速19.7km、最高時速61.6km。それにしても石榑峠はサイクリストが多かったなぁ。さすがに人気の高い峠だけある…。
この日記は、GNSを使用して作成されています。