_ 新城幸也のツール・ド・フランス出場が決定!。いや、めでたい。戦後では今中大介氏以来2人目の日本人ツール出場者ということになりそうだ。春先から大活躍(特にダンケルクの4日間)していたからかなり期待していたけど、本当に出場メンバーに選べるとは。
ただ単に出場して走るだけでなく、アタックを決めて序盤でマイヨ・ブラン獲得とか、敢闘賞赤ゼッケン、ってのにも期待したい。あわよくばステージ優勝も…?(^^;
_ 大学時代、ママチャリで走った京都北山。自分のサイクリングの原点ともいえるこのコースを、10数年ぶりに走ってみた。(→本日の走行マップ)
_ 宝ヶ池からスタートし、玄啄下交差点から鷹峯交差点へ。鷹峯交差点の信号で止まっていたら、仏教大学方面からロードバイクの人が上ってきて、軽く会釈。どうやら同じ京見峠へ向かうらしい。その後ろ姿を見ながら、鷹峯を少し上ってホテル然林房のところで右折。テニスコート横を通って住宅地を離れ、いよいよ峠道へ。ああそういえばこんなところを上ったなぁ…と昔の記憶がよみがえる。
_ 京見峠へのアプローチは、序盤は峠らしいつづら折りで、その後は比較的ゆるやかなカーブの道が続く。激坂もなく、上りやすいといえば上りやすい。徐々に先ほどのロードバイクの人に追いついてきたが、追い抜いて姿を消し去るほどの足はないので、たぶん気分的に嫌だろうなぁと思いながら、少し後ろを追走することに。そろそろ追いついてしまうかというところで茶屋と京見峠と書かれた道標、歌碑などがあったので、小休止。茶屋は時間的にまだ早すぎるのか、開いていなかった。
_ 茶屋から少し上ったところが峠。先ほどのロードバイクの人が休んでいたので声をかけ、ちょっと会話。地元の人で、今日は調子が悪かったとのこと。自分は先に休憩を終え、先へと進む。お気をつけて、と言われたそばから失敗をしでかす。京見峠の先には「氷室別れ」という三叉路になっているのだが、GPSの案内に従って、右側の道を選択してしまった。いきなり京見峠へのアプローチにはなかった激坂が現れ、なんとかもがいて上りきった後、一気に下る。下った先の氷室の集落は隠れ里のような趣だったが、GPSに示されていたその先の道は存在せず、ガッカリしながら来た道を引き返すことに。さきほどの一気の下りは今度は上り。コースミスしたときのペダルの重さはいつも以上…。なんとかかんとか城山の峠を越え、氷室別れまで戻り、もう一方の道へ。
_ そこからは国道162号周山街道と交わるまでは下り基調。杉坂の集落付近にある小野道風を祀った道風神社に寄ることも考えていたが、気がついたら通り過ぎていた(^^;。R162号に乗ってからは、笠トンネルまで若干上り気味。
_ 笠トンネルは歩道部分が細く、自転車は車道を通らないと難しい。交通量もそこそこあり、後方から車が来ないタイミングを見計らって、後続車が来ませんようにと願いながら通過。幸いなことにトンネル終盤までは一台も通過せず、最終的に抜かれたのは4台だけだった。
_ 笠トンネル先から進んで、京北細野町へ。交番のある信号付き三叉路を左に曲がって細野周山街道を降り、細野川沿いの道を西に進む。そのまま周山街道に乗って北へ向かうと栗尾峠があり、さらに東に進んでいくと厳しい花背峠などが待っているようだ。さすがにそんなところまで行く足はない(^^;。
_ このあたりの家々の屋根は茅葺きのものがあったり、立派な家紋が入っていたりとなかなか見物。そうした集落をいくつか過ぎ、いったん南丹市八木町へ。10数年前に来た時は、まだ京北町だったり八木町だったりしたのだけどねぇ…。廻り田池から再び上りはじめ、嵯峨、樒原の集落を通過すると、いよいよ保津峡へ向けた標高差400m強の長い下りに突入。途中、神明峠という標識があったが、このルートだと完全に下り途中。そのまま水尾まで下る。水尾川の渓谷を右手に見ながら、水尾の集落へ。柚子風呂の看板発見。このあたりは柚子の産地として有名らしい。
_ さらに下っていくと、右手に赤い橋が。JR保津峡駅に向かう保津峡橋だ。保津峡駅に寄ってプラットホームがある鉄橋などを写真に収めたりする。駅舎は前回来たときもそうだったけど、スプレーの落書きが多い…。
_ 元の道に戻り、保津峡沿いに北東へ。眼下の保津峡を写真に収めたいが落石がちょっと怖い(^^;。保津峡橋から700mぐらい行ったところで、トロッコ保津峡駅が対岸に見えた。吊り橋がこちら側の岸と駅のある岸を結んでいる。トロッコ列車が来ないかな…としばらく待ってみたが来ないようなので、先へと進む。
_ 短いトンネルをくぐり、橋を渡った先から、最後の峠、六丁峠へ。距離こそ短いが激坂。1km強で100m以上上る。途中、眼下の視界が開けたところで、アナウンス音か何かが聞こえたのでふと見てみたら、ちょうどさっきのトロッコ保津峡駅にトロッコ列車が入線しようかというところが見えた。ラッキー。それから息を整えて再出発。六丁峠へたどり着く。かなりきつかった。それにしてもママチャリで来たときは、ここの上りをどうやってクリアしたのだろう。殆ど押して上がったのだろうか…。
_ 六丁峠から急坂を下っていった先は嵯峨鳥居本という国の重要伝統的建造物群保存地区。下りきったところに愛宕神社の一之鳥居が聳えていた。由緒ありそうな茶店から、舞妓姿の女性を含む一行が出てきてなにやら写真撮影中。東へ向かって伸びる石畳の道には絵描きさんがいっぱいだった。そこをゆっくりと通り、北嵯峨の大覚寺前、広沢池前などを通過。大覚寺から先は、面白いことに田畑が広がっている。そして仁和寺前からきぬかけの道。ここはもう大学時代おなじみの道だ。竜安寺、立命館大学、金閣寺の前を通り過ぎて、北大路通りに乗り、途中で北進してデポ地の宝ヶ池へ戻る。走行距離69.25km、走行時間3時間49分14秒、平均時速18.1km、最高時速53.9km。いやホント、こんなコースよくママチャリで走ったものだなぁ…。若いって恐ろしい。
_ その後、やっぱり久々の二条城を観光。小学校の修学旅行以来?(^^;
この日記は、GNSを使用して作成されています。