〜 いきているきろく 〜
2009年08月編 その1

[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

2009/08/01 (土)

サマーウォーズ

_ 「時かけ」の細田守監督の最新作、「サマーウォーズ」を見に、津へ。200席未満の小スクリーンで、映画の日という好条件ではあったけれど、ほぼ満席だった。

映画はなかなかの良作。田舎と仮想世界という対極的な舞台で繰り広げられる戦いが面白く、おばあちゃんをはじめ登場人物のキャラが立ちまくり。一番活躍してるのはカズマだけど、最後に至るまでひととおりのキャラに活躍場面が与えられているのもよかった。ラストの大団円まで中だるみするところ無し。

_ 花札は子供の頃家でやってたけど、花合わせしかしたことがなくて、こいこいはやったことがないのだよなぁ。そういえば来週、長野方面に行く予定なのだけど、上田市も寄ってこようかなぁ。


一眼レフ交換レンズ購入

_ TAMRON「AF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] MACRO (Model B003)」を購入。F1日本GP時に活用したい。



2009/08/02 (日)

東芝最初のブルーレイ機器は録画機能有り?

_ [東芝]ブルーレイディスクに参入 年度内にも製品発売(毎日)。記事には「BD対応の録画・再生機のほか、BD録画・再生機能を搭載した薄型テレビ『レグザ』を発売する。」と書かれているなぁ。先の報道では、まずBD再生専用機を出してからってことだったので、今日明日ぐらいに腹をくくってRD-X8を買っちゃおうかと思ってたのだけど、録画機が年度内に出るのであれば、ちょっと待ってみるか…。でも毎日の記事だから信用していいものか…。


DQ9すれ違い通信

_ 昨日の映画鑑賞のついでに、併設のショッピングセンターをうろついて、DQ9のすれ違い通信を試してみた。1時間ほどで7人ほど呼び込みできた。今日も買い物ついでにショッピングセンターをうろついて、さらに14人確保。相手の年齢が信用できるかはわからないけど、10歳前後のこどもと、30前後の人が多いなぁ。地図もそこそこ増えてきた。



2009/08/07 (金)

川本喜八郎人形美術館など

_ 夏休みをとって、信州・草津方面を旅行。

_ まずは飯田市へ。飯田と言えば下山ダッシュだが、車での旅なので今回はパス(今回は?)。目的地は川本喜八郎人形美術館。NHKで放送された「人形劇三国志」の人形制作で知られる川本喜八郎氏の人形などが展示されている美術館。2年半前にできたらしい。

_ エントランスでは諸葛孔明像がお出迎え。館内は撮影禁止だが、これだけは撮影可能。展示室では「人形劇三国志」で使われた黄巾の乱〜董卓呂布・魏・呉・蜀・怪しい人々など(^^;(左慈、于吉仙人、紫虚上人、華佗、曹豹、督郵、蒋幹、張松。眼球のない左慈は、ガイドさんが目を光らせてくれた)の人形が62体と、テレビ収録の際に使用した馬の大群(メカ馬)18体、それに人形アニメーション「死者の書」から8体が展示されていた。

1体1体じっくり見ながら、人形の出来に感心。衣装も、一本の帯を一回だけ使っただけで、同じものは二度と使っていないらしい。視点を引いて、人形たちが居並ぶ様を見やると、その荘厳さは鳥肌ものだった。

_ ちなみに、展示室に入って最初に目に飛び込んでくるのが紳々と竜々。島田紳助と今は亡き松本竜介が演じた解説・進行役の人形。その後の竜介のことを思うとちょっと涙が…。

川本喜八郎人形美術館 エントランスの孔明像

_ 美術館を後にして、飯田ICから中央道に乗ったところで、ランダム再生中のiPodから「人形劇三国志」のOP曲(作曲:細野晴臣)が流れる。なんというグッドタイミング。

_ 次は松本に移動して、松本城を見学。天守閣に上るも、人だらけ。姫路城ほどではないが、階段が狭くてきつかった…。その後、重要文化財の旧開智学校を見て、松本を後に。

国宝松本城 重要文化財の旧開智学校 重要文化財の旧開智学校

_ 松本市街の渋滞と高速道路に乗った後に見舞われた大雨のため、上田菅平にたどり着いたのは午後5時半。残念ながら「サマーウォーズ」のふる里を訪ねる時間がなかった…。その後も大雨に見舞われながら、なんとか草津に到着。嬬恋あたりで少し天気が回復し、雲の上に浮かんで見える山並みや虹が見えたりして、なかなか奇麗だった。

悪天候に見舞われるも、嬬恋で虹が 浅間山もなんとか見えた




2009/08/08 (土)

渋峠へのヒルクライム

_ 旅行2日目は、一番の目的であるサイクリング。草津から渋峠まで標高差950メートルほどのヒルクライムコース。(→本日の走行マップ)前日の予報では雨だったので、これは走れないかなぁと思っていたら、朝にはなんとか晴れていた。とはいえじわじわと西の方から黒い雲が。これは早いとこ走り出さないと、ということで、慌てて宿を発ち、スタート地点に決めた天狗山第1駐車場へ。

_ 天狗山駐車場は夏期無料の広々とした駐車場。いきなり上り始めるのもきついので、駐車場内で少しウォームアップ走行をしてから出発。しかしいざ上り始めると、どうも体調が芳しくないことに気付く。発汗量が多い…。5km地点の武具脱の池あたりからペースが鈍り、休憩をとり始める。果たして登り切れるのだろうか?

スタート地点・天狗山第1駐車場 武具脱の池

_ 武具脱の池を過ぎると、「この先1キロメートル駐停車厳禁」の標識が。その先に現れたのは、硫化水素が噴き出している、荒涼たる「殺生河原」が広がっていた。自転車であればちょっとくらい停車してもいいだろうが、硫黄臭がなんともいえず、それがいつ強くなるかも分からないので、標識に従いそのまま走り抜けることに。こんなところでパンクしたらいやだなぁ。

硫化水素が噴き出す殺生河原 坂はまだまだ続いていく… 下界の様子が、霧であまり見えない

_ 上り始めはシャクナゲ群生林があったが、標高が高くなるにつれ、木々がだんだん姿を消し高原の景色に。なんだかツール・ド・フランスの山岳ステージっぽい雰囲気が(^^;。

_ その後もだんだん足は重くなり、さらに空には不気味な黒い雲が。そして立ちこめてくる霧。そろそろ峠へ行き着くのは諦めて引き返すか、と何度も自問自答を繰り返す。それでも休憩しては少し進み、休憩しては少し進み…をして、なんとか標高2000メートルを突破、草津白根レストハウスまでやってきた。左手に弓池を見ながらこの地点を通過する。

草津白根レストハウス 弓池

_ 弓池を過ぎると一時的な下り区間へ。途中で嬬恋村に入り、万座道路との分岐を過ぎると、再び上り始める。ここからの上りはきつく感じた。後ろから来た2人連れのサイクリストにぶち抜かれる。六合村との村境に位置する山田峠まで一旦下り、そこからいよいよ渋峠への最後の上り区間へ。この頃にはもうホントにバテバテで、標高が上がって若干涼しくなっているのに汗が相変わらず。持ってきたボトル2本もほとんど空の状態。残り2.5キロというところから1〜2度休憩を挟み、「日本国道最高地点」のモニュメントが立つ地点へ。ここが標高2172メートルということになるらしい。モニュメント前に自転車を立てて、記念撮影。

万座山かな? 山頂が雲隠れしている横手山と、長野側の道 日本国道最高地点到達!

_ モニュメントの地点から少し下って、ついに渋峠に到着!相当苦しかったけど、何とか上り切ったぞ。峠には「ぐんま←→ながの」と書かれたヒュッテがあり、ここが県境をまたぐ地点であることを示していた。他にももう一棟、さらにロープウェイ乗り場などがあり、峠とはいえ広々とした場所だった。しばらくその峠の敷地を散策した後、下界へとダウンヒルを開始。

「ぐんま←→ながの」と書かれている渋峠のヒュッテ。

_ 帰りは前を行く自動車と同じペースで下る。速い速い。下り終わる頃、山田峠手前でぶち抜かれた2人連れのサイクリストがまた上ってくるのを見かけた。もう1回渋峠まで上るのだろうか…?天候は最後まで崩れることなく、無事に駐車場に戻り着いた。本日の走行距離38.35km、走行時間2時間12分37秒、平均時速17.4km、最高時速67.6km。獲得標高は1080メートル。大台ヶ原よりは標高差がないが、体調が悪かった分、こっちの方がきつかったかも…。


草津温泉→車で渋峠越え

_ サイクリングで疲れた体を癒すため、草津温泉の大滝乃湯へ。ここは日帰りで入浴できる第3セクター運営の温泉。青白く濁っていて、底が全く見えないのが凄い。これぞ温泉という感じの湯だった。

大滝乃湯

_ そして今度は車で渋峠越え。これから渋峠へと向かうサイクリストたちの中に、マイヨ・ジョーヌとマイヨ・アポワのコンビがいてちょっと笑ってしまった。

_ 草津白根レストハウスで車を止めて西展望台から湯釜を見に行くも、霧であまり見えず…でも少しだけ幻想的なその姿を見ることができたのでよしとしよう。ちなみに湯釜により近い南展望台は、白根山の火山活動活発化のため立ち入り禁止となっているのだった…。

_ 渋峠では先ほど立ち寄らなかったヒュッテに入って、「日本国道最高地点到達証明書」をゲット。購入した際、証明書に時刻がプリントされたが、それだったら自転車で上がってきたときに発行してもらったほうがより記念になったなぁ…。

湯釜は霧に包まれてあんまり見えず 弓池の、カルガモの親子?

_ ここからは帰路。長野・湯田中方面へ下り、15時30分頃に信州中野ICから高速道路に乗って家へ。21時30分前には帰り着いた。渋滞は四日市東IC付近であっただけで、それも30分弱で抜けられるものだった。ゴールデンウィークの苦行を思えば屁のようなモノだ(^_^;。


DQ9すれちがい通信の旅。

_ 旅行中に携行したDS+DQ9。成功したすれちがい通信は、松本城を含む松本市内で3、駒ヶ岳SAで2、湾岸長島PAで1だった。湾岸長島PAはちょうどナガシマスパーランドの花火見物で賑わっていた(駐車場があふれかえっていたほど)ので結構期待していたのだけど、収穫は少なかったなぁ。バラモスの地図Lv.2ってのをもらったのがこの旅一番の収穫。



[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

この日記は、GNSを使用して作成されています。

E-Mail Address:idris@mint.or.jp  
idrisのほーむぺーじ