〜 いきているきろく 〜
2009年11月編 その1

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2009/11/01 (日)

[F1] アブダビGP

_ 今年のF1最終戦、アブダビGP。シンガポールGPに続く2番目のナイトレースだが、こっちは夕方にレーススタートして、ゴールに夜になるという一部トワイライトなレース。レースの舞台は、元々砂漠だったヤス島に建造された、ヤス・マリーナ・サーキット。フェラーリのテーマパークも併設されている。オイルマネー恐るべし。

_ チャンピオンが決まった後の消化試合、サーキットも平坦で、なんとなく凡レースになりそうな感じだったが、なかなかどうして面白いレースになった。一番の見所は、バトンVSカムイ。ピットアウトを終えた後のバトンを、2戦目の新人・小林可夢偉がパッシングを仕掛け、最終的にバトンのミスを誘ってオーバーテイクに成功。シチュエーションに恵まれたとはいえ、今年のチャンピオンをぶち抜いちゃったんだから、世界的にも一気に有名になったんじゃないだろうか。同僚トゥルーリよりも先に6位でゴールしてポイントもゲット。これで来年のシートは確定かな。

_ バトンは最後、1-2体制を築いたレッドブルのうち、2位を走るウェバーに追いついて、最後の数周でオーバーテイクにトライ!追い抜くことは出来無かったけど、最後の最後まで見せ場を作ってくれた。久々となったレース後の記者会見で、シーズンオフの話になったとき、優勝したヴェッテルから「結婚するの?」と横槍を入れられ、ちゃんと答えなかったのには笑ってしまったけど(^^;。

_ 最終戦で見た珍場面は、トロロッソのアルグエルスアリが、なんとレッドブルのピットに止まってしまったシーン。兄弟チームなので似ているとはいえ、実際に間違えるかね…。今まで違うチームのピットに入ろうとして未遂に終わったのは見たことがあったけど、完全に止まったのは初めて見たような気がする(^^;。すぐにどいたので、続けて入ってきたヴェッテルに影響がなかったのは幸いだったけど、あれで順位に影響が出るほどのタイムロスに繋がっていたら、クリスチャン・ホーナーはどれだけ怒っていたことだろう。

_ 中嶋一貴はこのレースもノーポイントに終わり、結局今季0点に。ウィリアムズどころかF1界残留も厳しそうだなぁ…。



2009/11/04 (水)

名松線と川上山若宮八幡宮

_ 10月31日のサイクリング記録。先日の台風18号で大きな被害受け、一部廃止の案がJR東海から示されたJR名松線がどんな状況なのかを見に走ってみた。(→走行マップ)

_ 通り慣れた県道15号から、とりあえずの終着駅となっている家城駅へ。写真を撮ろうとしたら、近くに止まっていた自動車から人が降りてきて、この人も駅舎をカメラで撮影。みんな考えることは同じ?(^^;駅前には代行バスが止まっていた。

JR家城駅

_ 不通区間になっているその先へ。伊勢竹原駅を過ぎてしばらく、県道15号と名松線は雲出川の対岸を走ることになるが、県道からちらりと見えた光景は、線路の上に流木などが横たわっているような感じ。奥の方では復旧工事をしているようだった。

「線路内に入らないでください」と書かれている

_ 伊勢鎌倉駅付近の道路は、山側から流れ込んだ土砂でアスファルトがあまり見えない状況。雲出川がカーブする外側に位置する道路のガードレールには、漂着物が付着しまくり…。大きな山崩れはなかったものの、土砂や流木などがそこかしこに残っていて、改めて台風の怖さを感じた。

_ さらに旧美杉村役場のある八知から、奥津方面へ左折。ここから先の道も雲出川に沿って名松線と並走している。伊勢奥津駅の手前の駅である、比津駅を坂の上から眺める。駅の待合はここ数年で改められたもので、ローカル駅としては古さが足りないのが残念。…駅としての機能はもう果たさないのかもしれないけど。

比津駅 代行バスのバス停 この線路に列車が走ることはもう無いのか WIDTH=

_ さらに上って終着点・伊勢奥津駅へと向かう。いつもここに来るときは国道368号を通るが、今回は橋を渡って須郷の集落へ。家々にはのれんが架けられていて、伊勢本街道の宿場町として栄えた昔を思わせる。…名松線が一部廃止になったら、ここに来る観光客は減ってしまうのだろうか。

_ 伊勢奥津駅に着くと、ちょうど代行バスから客が降りてきたところだった。地元とおぼしき人、観光客とおぼしき人、鉄道ファンとおぼしき人…。駅舎にはここを訪れた鉄道ファン達のノートがあったのでちょっと見てみた。代行輸送になっているのを知らずに来た人もいるのだな…。駅舎と蒸気機関車時代の給水塔を写真に収めて、ここを後にした。

終着駅・伊勢奥津 伊勢奥津駅の給水塔 給水塔とプラットホーム

_ この後、さらに上にある杉峠という峠を目指して雲出川沿いを遡上していったが、杉峠への分岐を見逃して、最上流にある川上山若宮八幡宮のところまで来てしまった。これも何かのお導きということで、神社参拝。全国各地に仁徳天皇を祀る若宮八幡宮があるが、この川上山若宮八幡宮はその中でも最古の若宮八幡宮であるとのこと。本殿にお参りした後、禊滝にも行ってみた。この滝が雲出川の源流にあたるらしい。滝の横には天狗像などがあったりした。

川上山若宮八幡宮 狛犬 天狗様
ちょっとした紅葉 本殿 頭をなでると願いが叶うという「なで鳩」

_ 若宮八幡宮参拝後は、また来た道を戻ることに。徐々に下っているため、行きよりもいいペースで走れた…が、普段あまり走っていないツケが出て、途中から一気に足が重くなってしまった。最後は20km/h前後のペースまで落ち込みながらも、何とか自宅に帰還。走行距離は気付いたら110kmオーバーだった。



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