〜 いきているきろく 〜
2011年11月編 その3

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2011/11/27 (日)

ふじのくにCYCLE FES. 2011 in 新東名

_ 久々の日記更新は、「ふじのくにCYCLE FES. 2011 in 新東名」に行ったことについて。建設中の新東名高速道路本線上を自転車で走れる、最初で最後、一度限りのチャンス!ということで、高い費用を払って(駐車代込みで14000円也…)走ってきた。(→本日の走行記録

_ 参加したのは日曜日の89kmサイクリング。建設中の駿河湾沼津SAをスタートし、新静岡IC手前で折り返して、駿河湾沼津SAへゴールするというコース。

前日は富士市のホテルで宿泊し、早朝4時50分ごろに出立。5時過ぎには東名沼津ICを降りるも、一般道ではすでに参加者による渋滞が始まっていて、駐車場となる長泉沼津ICへ向かう開口部から先はなかなか車列が進まず…。6時過ぎにようやく高速道路本線上に駐車。支度を整え、受付へ向かう。

_ スタート地点となる駿河湾沼津SAはすでにたくさんの人が来ていたが、自転車ラックにはその時点ではまだ空きがあり、受付もスムーズに終了(ゼッケンと計測タグを受領)。もっと遅いと受付は混雑し、自転車もラックに空きがなく地べたに置くしかなかったらしい。とりあえずコンビニで買ったおにぎりなどを頬張りながら、スタート時刻を待つ。薄曇り気味だったこともあり、気温は低い。半袖ジャージ+アームウォーマーにウインドブレーカーという扮装でスタート地点へ。

_ サイクリングは16グループが3分おきにスタートする流れとなっていたが、混乱を避けるため5分おきのスタートに変更されていた。8時過ぎに第1グループからスタートが始まり、自分の第5グループのスタートは8時28分。各グループに先導バイク(時速30kmで走り、追い抜き禁止)、それにロードのプロの選手や実業団の選手、さらに競輪選手が2名ずつサポート役としてつくということで、自分のグループは別府匠監督と鈴木謙一選手ということだったが、自分はスタートしてすぐ、景色を写真に収めるためにストップしたため、彼らの姿を目にすることはなかった…。

いよいよスタート!@ふじのくにCYCLE FES.

_ スタート直後は快調。なぜなら、しばらく下り勾配だったから…。最初のトンネルを過ぎると、うっすらと積雪した富士山が右手に見えたので、コース脇に自転車を止めて、記念撮影。その後も富士山が見える度に写真に収めるため停車していた気が(^^;。

高速道路らしい光景の中を走る@ふじのくにCYCLE FES. 富士山を背景に走る@ふじのくにCYCLE FES.

さらには「出口まであと1km」のような標識の前でも、記念撮影。こんな組み合わせは2度とありえないからなぁ。

普通ならありえない組み合わせの記念写真@ふじのくにCYCLE FES.

_ 路面はさすがにスムーズ。橋の継ぎ目など隙間が開いている部分はゴムマットが敷かれていたが、気になる段差ではなかった。

_ 最新設計の新東名高速道路は、渋滞の発生を抑えるためか、勾配が緩く(最大勾配2%とのこと)カーブも緩め。自転車にとっても走りやすい…かと思いきや、実はずっと上りか下りで、フラットな部分がないのだった。特に新富士の折り返し地点先から新清水ICの区間約10kmは上りっぱなし。これが意外ときつかったり…。

_ でも、4430m上りっぱなしとなる富士川トンネルでは、途中で後ろから来た10数人ぐらいの集団と合流し、日常ではまず走ることができない3列での集団走行を体験。あっという間にトンネルを通過してしまった。

4km超の富士川トンネルへ・・・@ふじのくにCYCLE FES.

_ 35km地点、最初のAIDステーションとなる新清水では、休憩所付近にバイクが置かれたりして、混雑気味。走行スペースがなくなるぐらいだった。補給食として、バナナとおにぎりを貰う。どうやらこの補給食はその後底をつき、後から来た人には行き渡らなかったらしい…。

新清水AIDステーション@ふじのくにCYCLE FES.

_ その後、走行中、突如後方からやってきた人に「まだまだ長いですけど、頑張りましょう!」(正確には忘れた)と声を掛けられた。えっ?と思いながらも返事をすると…よく見たら愛三工業レーシングの選手(誰かは分からなかった)。前へ上がっていくごとに、一人ひとりに「頑張りましょう!」と声をかけていく姿を見て、凄いなぁ、というか、大変だなぁ、と思ったり(^^;。

_ 44.8km、新静岡の折り返し地点には11時15分頃到着。眼下には静岡市街が…広がってはおらず、山の集落の風景。気温も段々上がってきたので、ウインドブレーカーを脱ぐ(最終的には半袖ジャージのみになったけど、周囲は長袖のままの人が多かった。自分は暑がり?)

新静岡折り返し@ふじのくにCYCLE FES.

_ 後半でも先導バイクをペーサーにトレイン走行をしたりして楽しむ。バイクの真後ろについて走るというのも貴重な機会だった(^_^)。

_ また、後半に入ると、道路上の電光掲示板に「もうひと踏ん張り」「ここからが正念場」「栄光のゴールは近い」との文字が映し出されていたのが嬉しかったり。「もうひと踏ん張り」ってのがまだゴールまで40kmもある地点で表示されていたのを見た時は、ちと早いんじゃないかという気もしたが…(^^;

もうひと踏ん張り@ふじのくにCYCLE FES. ここからが正念場@ふじのくにCYCLE FES.

_ トンネルは、富士川トンネルなど長めのトンネルは明るかったものの、それ以外のトンネルは若干暗め。それでもサングラスをしながら問題なく走行できた。トンネル走行も、走る前は景色が見れずつまらないかなぁと思っていたけど、むしろ非日常的で面白かったなぁ。それ以外の風景は、東名よりも山手を走るため、海はあまり見えず。でも富士山が現れるだけで、いい気分になれたような。

清水SA予定地付近@ふじのくにCYCLE FES. 新富士IC付近@ふじのくにCYCLE FES.

_ どこかのトンネル内でゴム状の紐のようなものがスポークに絡まったりはしたものの、終盤までは順調に走行。しかし10kmほどの所で、後輪にスローパンクチャー発生…。停車して道の脇でチェックしてみたら、空気は少しずつしか抜けていかないようだったので、空気入れでエアを詰め直すだけで再発進。その後2回空気を入れ直し…ついに駿河湾沼津SAが見えてきて…13時24分に、ゴールへ。

駿河湾沼津SAのゴールへ!@ふじのくにCYCLE FES.

_ ゴール直後、しばらく完走の喜びに浸りながらコース脇にいたら、いつの間にか後輪は完全に空気が抜けきっていた。完走したとはいうものの、駐車場まで5kmぐらいまで自走する必要があるため、このタイミングでチューブを入れ替えるハメに…(^^;。

_ まだ会場ではじゃんけん大会などが行われることになっていたけど、300km以上高速道路を走って帰らなければならないので、早めに会場を後に。

_ このイベントが行われる前週にふじのくに新東名マラソンというマラソン大会が行われたのだけど、こっちは後日報道されるほど酷い運営(給水不足・紙コップ不足・トイレットペーパー不足で倒れる人等が続出…)だったので、自転車の方も酷いのか…?と戦々恐々としていたのだけど、幸い自転車の方は、駐車場渋滞以外は満足の行く運営で、参加してよかった!一生の記念になった!と思えたイベントだった(^_^)。この新東名の御殿場JCTから三ヶ日JCTは、2012年初夏開通とのこと。車で走る機会がある度に、この日のことを思い出すんだろうか。

_ あ、あと、25日にiPhone4Sを入手したため、携帯電話としては退役となったiPhone3GSが自動車ナビとして今回の旅程で大活躍したというのを付記しておく。機種変更した後のガラケーが殆どの機能が使えなくなってしまったのとは大違いだなぁ。



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