〜 いきているきろく 〜
2005年04月編 その3

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2005/04/23 (土)

熊野古道と千枚田と自転車レースと

_ 3DAY CYCLE ROAD熊野を見に、6:30に家を出発。9:30頃紀和町へ。3DAY CYCLE ROAD熊野は3日間のステージレース。今年は有力選手が海外に行っているため、昨年とは顔ぶれが違っているようだ。しかしシマノからは阿部・野寺、ミヤタスバルからは三船といったあたりが出ている。今日は2日目で、117.8kmの本格的山岳コース。

_ せっかく熊野まで来たのと、レースまで時間があるため、熊野古道のひとつ「通り峠」を越えてみることに。木々の合間の苔がむした石畳の道を750メートルほど登り、さらに千枚田が見渡せるという展望台まで行く。割と急な登りを上っていくと、視界が拓けて、眼下に丸山千枚田が。その中をくねくねの上り道が見える。きつそうだなぁ。しばらく眺めやって、反対側に下山。

通り峠の石畳。 展望台から丸山千枚田を臨む。

_ 山を下りて丸山千枚田へと向かう。頂上付近から選手の集団が来るのを待つ。頂上には山岳ポイントが設けられている。標高約300メートルで、下からは150メートルほど上るようだ。1回目は14人ほどの集団がまずやってきて、その後メイン集団がやってきた。先頭集団にはシマノの選手が4人も。頂上が近づくと、シマノの野寺が動いて、山岳ポイントをトップ通過。それにしても、のどかな風景とは対照的だなぁ。

千枚田の坂を登ってくる選手たち。 シマノ勢が先頭集団の前を固める(野寺はすでに通過)。 大岩と千枚田。遠くに県道。風景はいたってのどか。

_ 1時間半後、選手たちが丸山千枚田の上り口に再び姿を現す。今度は千枚田の中頃あたりで観戦。先頭はシマノの野寺のようだ。15人ほどの集団から飛び出したように見える。そのアタックにリーダージャージの愛三・盛が反応したようだが、追いつけない。シマノ勢は阿部をはじめ3人残している。愛三も盛の他に、廣瀬敏と田中がいる。ポイント賞リーダーのミヤタスバル・三船はずるずると遅れていく。その三船をチームメイトの中川がアシスト。後から来る選手の数もタイムアウトで減っているようだ。

アタックを決めたシマノ・野寺。 野寺の後を追う後続グループ。 大岩の下を通過していく後方の選手たち。

_ と、現地観戦でわかるのはこの程度で、ゴールで誰が勝ったのかは不明。野寺は千枚田をトップで通過したようだけど、その後は下り基調で17kmあるから、集団が追いつく可能性もあるだろう。ゴールシーンは見られそうにないので、ここで観戦終了。車を置いた国道311号のところまで、とぼとぼと県道を歩いて戻る。

のどかそうな景色も、自転車レースの観点から見れば険しげ?

_ 瀞ルートを辿って奈良方面から帰ろうかなと思ったけど、道が険しそうなので、やっぱり国道42号を通って帰宅。

_ 帰って結果を確認したら、やはり野寺が勝ったようだ。集団から阿部が飛び出して野寺に追いつき、総合を逆転するために野寺をひいたようだ。その甲斐あって野寺が総合首位に。三船は前半のホットポイントを2つとも制して、ポイント賞リーダーを堅持。最終日の明日は和歌山県新宮市から川を上ったところにある熊野川町で行われる。

F1

_ F1サンマリノGP予選1回目。終わってみれば上位7台が全て違うチームという凄い結果に。@s BARに復調の兆しが見えてきたのが嬉しいところ。琢磨は3セク遅かったけど、最終シケインの縁石の処理がまずかった?ウィリアムズのウェバーは逆に3セクが速かった。トヨタ勢はヨーロッパに入る前までの勢いを感じず。マシンの動きがいまいちきびきびしていない。

_ レッドブルの新人リウッツィ君は固くなってしまったか、同僚クルサードより遅れてしまった。クリエンはクルサードより上に来てたんだけどなぁ。フィジケラはリバッツァでミスって1秒タイムロス。またフラビオに冷たくされそうだな…。

_ ミナルディは新車を投入してきたが、……まぁ、ミナルディだからなぁ。

_ ミハエルは3位。フェラーリの地元だけに、ここで復活を遂げられるか?

_ マクラーレンはミシュラン勢の中でも柔らかいコンパウンドのタイヤを使っているようで、それが功を奏してライコネンがトップタイム。しかしちゃんと決勝もつタイヤなんだよなぁ?

_ サポートレースであるGP2の方では、吉本大樹(歌手兼業?)がフリー走行で2番手タイムを叩きだすも、予選でスピンしてノータイム、明日の決勝は最後尾からスタートすることに。フリー走行のタイムの上位者が予選でもやはり上位に並んでいたので、普通にアタックできていれば結構いいところにきていたのでは。ところで、吉本のチームBCNの代表ってエンリケ・スカラブローニなのね…。


2005/04/24 (日)

体調

_ やばい。熱が出てきたかも。

F1

_ F1サンマリノGP予選2回目。朝のうちに雨が降って、ちょっとだけ路面はウェットとなっていて、出走が前の方の人は不利な状況。その雨で濡れた白線にタイヤを乗せてしまったアルバースがバリアンテ・アルタのところでスピンしノータイム。BARはいい感じ。琢磨は2回目だけに限って言えば4番手タイムで、バトンはトータルでも3番手。ミハエルがリバッツァでクリッピングポイントにつけずコースオフする不覚をとって14位という結果に。バリチェロは10位で、フェラーリは地元で2台とも2桁台のグリッドに並ぶことに…。抜きにくいサーキットだけに、決勝で表彰台圏内まで上がってくるのは難しいか。マクラーレン勢はライコネンがPPを守ったが、ヴルツは佐藤琢磨に逆転され7位に。でも奇数グリッドの方が有利かもしれない。

_ GP2開幕戦は、「シューマッハを破った男」古葉来年…もといコバライネンが勝利。吉本大樹は残念ながらマシントラブルでリタイヤに終わってしまったようだ。

ひらがな自治体

_ <かすみがうら市長選>鈴木三男氏、無投票で初当選 茨城県というニュースで、ひらがな6文字の自治体まで出てきたことを知る。長い分だけアホっぽく感じる。「霞ヶ浦市」の方が断然かっこいいと思うのだけどなぁ。合併前は「霞ヶ浦町」と「千代田町」で、千代田町側への配慮でそうなったのだろうか…。調べると「つくばみらい市」という6文字のひらがな自治体がもう一つできる予定だそうで…。研究学園都市で名の通っているつくば市がすでにあるというのに…。…ってここも茨城ですか。そのうち県名も「いばらぎ」と言い間違われないよう「いばらき県」になったりして。

F1その2

_ F1サンマリノGP決勝。歴史に残る好レース。レース途中までは、ミハエルがなかなか上がってこないのと、バリチェロがピットイン→ガレージ直行リタイヤで、フェラーリまただめなんじゃ、そしてアロンソ&ルノーの独走劇に終わるんじゃ、という展開だったのだけど…。

_ ミハエルは3位以下を抑えていたトゥルーリをはじめとする各車が1回目のピットストップを済ませるまで息をひそめていたに過ぎなかった。各車ピットインの後、10番手だったミハエルが一気に3位に浮上し、1分22秒台を連発して2位バトンを追いかけはじめ、自身の給油後もそのまま3位でコース復帰。

_ 2回目の給油の時期が来る。残り20数周というところでトップのアロンソがまずピットへ。バトンが暫定1位、ミハエルが暫定2位に。アロンソは第2スティントからペースが上がらず、バトンの方がいいペース。ミハエルは1分22秒どころか、21秒台にも入れて他の車を圧倒。バトンにあっという間に追いつく。しかし抜き所がないコースなので、ミハエルとしてはできればバトンに頑張ってもらって暫定3位のアロンソと差をつけ、バトンの給油が済んだ後に自分の給油を行って、ピット戦略で逆転したいところ。しかし、バトンのペースがそれほど上がらない。ミハエルはバトンのピットインを待たず、バリアンテ・アルタ手前でバトンのインに入り、暫定トップに。

_ 49周の終わり、ミハエルがピットイン。この間、アロンソがホームストレートを駆け抜けていく。ミハエルは少し後ろでコース復帰。こうなったらコース上で抜くしかない。赤い車はすぐに水色の車に追いついた。ここから10周以上に渡る、ディフェンディングチャンピオンとチャンピオン候補の、ドライビングによる戦いに。タイヤ的にもフェラーリは万全、対するルノーはやや苦しい状況。ラップペースで約2秒違う。ミハエルはワイドに攻める。アロンソはうまくブロックラインをとる。途中、ミハエルが横に並びかけるもアロンソは抑えきる。しばらくして、アロンソの前に周回遅れのレッドブル・リウッツィの姿が。デビューレースのリウッツィがこのレースの勝敗を左右することになるのか?と思っていたが、なかなかこの差が縮まってこない。何とアロンソは、ミハエルに隙を与えかねない周回遅れ処理を嫌い、ペースをコントロールしていたのだった。最終ラップのトサコーナーでミハエルが追い抜きを試みるもアロンソが守りきる。アロンソ、逃げ切った。コンマ2秒差で得た勝利は、格別のものだろう。ミハエルもよくやった。

_ アロンソはこれで3連勝となったが、同僚のフィジケラはタンブレロのところでコースオフし、クラッシュしてしまった。マシントラブルらしい。11年前とはレイアウトが変わったとはいえ、セナの事故がオーバーラップしてしまった。角度も角度だったし…。

_ PPのライコネンは首位走行中でのまさかのマシントラブル。今季のここまでのマクラーレンは信頼性が高かったのに…。ヴルツは4位といい働きをした。

_ 佐藤琢磨はスタート直後にウェバーを躱すも、1周目に再度追い抜かれて元の順位に。しかし、1スティント目の終わりに最終シケインでウェバーを再びオーバーテイク。見事だった。この時点ではこのままいけば表彰台だと思っていたけど、シューマッハはともかく、まさかヴルツにまでピットストップで逆転されるとは…。ウェバーはその後、ずるずる後退。ジャックにまで抜かれる。マシンに問題を抱えていたのかな。

_ トヨタ勢はここまでの勢いをやや失ってしまった。一応2台とも入賞できたけど。

_ フェラーリエンジンを巡る因縁ではないが、マッサとクルサードが2度絡んだ。1回目はマッサがコーナーでクルサードにヒットしてフロントウィングのパーツを落とし、2回目は報復とばかりにクルサードを押し出し。クルサードは気がつけば新人リウッツィよりも順位が下…。

_ 次はアロンソの地元・スペインGP。今日のティフォシ張りにスペイン人が熱狂するのだろうか。


2005/04/28 (木)

F1

_ 大丈夫かBAR…。

チポッリーニ引退

_ 「ライオン・キング」「スーパーマリオ」「イタリアの伊達男」ことマリオ・チポッリーニが引退。「このレースを最後に引退」というのではなく、発表即引退とのこと。今年はツアー・オブ・カタールやディ・ルッカで勝利を上げ、新チームでのびのびとやってていい感じだなぁと思っていたのに…。全盛期の彼を見ることが出来無かったのは残念(せめて2002年のジロを見ていればなぁ…)。ところで、今年のジロでのスペシャルジャージは用意していなかったのだろうか?

サイクルロードレース

_ 先週末のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュをT-mobileのヴィノクロフが制したようだ。T-mobileは意外にもこれが今季初勝利。…スプリンターのツァベルが勝てないせいか…。クレーデンも、ウルリッヒもまだ調子を上げてきていない。ヴィノクロフ自身も遅めの勝利。ツールに向けてという意味ではむしろいい調整が出来ているのだろうか。クレーデンとウルリッヒがダメだったら、ツールは2003年の時のようにヴィノをエースとして戦ってほしいなぁ…。


2005/04/29 (金)

GW初日

_ 掃除。洗濯。洗車。頭痛。


2005/04/30 (土)

GW2日日

_ 田植えのため帰省。田植機が不調で動かないため、待機。父がプラグを交換したりしていろいろやってみるが、動かない。結局農機具屋さんを呼んで直してもらうことに。しかし農機具屋さん、一発で動かなかった原因を発見。「これ、燃料違いますよ」。ガソリンを入れるべきところを、間違って灯油を入れてしまっていたらしい…。大丈夫か、わが父…。しかし逆じゃなくてよかったよ、石油ストーブにガソリンを入れてしまうよりは…。


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