〜 いきているきろく 〜
2006年05月編 その2

[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

2006/05/11 (木)

ジロ・デ・イタリア第5ステージ

_ ジロ・デ・イタリアは、1日の移動日を挟んで陰鬱な雨がちのベルギーから爽快な空のイタリアへ。景色が全然違うねぇ(^^;。第5ステージは、ジロでは違和感も感じる(?)チームタイムトライアル(TTT)。

_ TTTと言えば、得意とするのはCSCとディスカバリー。CSCはそれまでに走ったチームのタイムを大幅に更新。暫定トップでゴールへ。しかし続くTモバイルが、終盤に追い込んできて、トップタイムか?と思わせたが、5人目の選手がゴールした時点でタイムが止まるTTT、Tモバイルは5人目のケスラーが最後の最後で脱落し、結局1秒差で区間優勝を逃す結果に。

_ ディスカバリーのチームカーにはランス・アームストロングの姿が。ベルギーステージからジロにやってきたけど、まさかそのままイタリア入りするとは思わなかった。

_ そのディスカバリー、タイムは意外に奮わず。最後に登場したゲロルシュタイナーも上位チームのタイムに及ばず、この結果、マリアローザがシューマッハからTモバイルのセルゲイ・ゴンチャールに移動することに。ゴンチャールのマリアローザは98年以来らしい。2年前に大活躍して総合2位になった時はマリアローザを獲得していなかったんだねぇ。



2006/05/12 (金)

紛失

_ ヤマダ電機のポイントカードをなくしたみたいだ。10000ポイント程貯めてたのに…(泣)。


ジロ・デ・イタリア第6ステージ

_ ジロ・デ・イタリア第6ステージ、ほとんど真っ平らなコースレイアウトはこの日で一旦終わり。この日は映像にチポッリーニもちらりと登場。3人の選手が逃げていたが、やはりスプリンターを擁するチームにより捕まえられ、集団スプリントへ。またマキュアン!これで3勝目。強すぎるなぁ。

_ Tモバイルのポラックが2位に入り、ボーナスタイムを稼いで総合首位へ。マリアローザをチームメイトのゴンチャールから引き継いだ。でも明日か明後日にはまた誰か別の人に移動しそうだなぁ。



2006/05/13 (土)

細菌撲滅に夢中

_ 「もっと脳トレ」はほぼ毎回脳年齢20才出るようになった。トレーニング以上にはまっているのが、ミニゲームとして入っている「細菌撲滅」。ドクターマリオみたいだが、DSならではのタッチペン操作で細菌を消していくのがなかなか面白い。3種類の難易度があり、一番難しい「難しい」モードで、最近なんとか1000点を突破。大量の連鎖を成功させて1面で200点以上取ったときに限って、たいてい3〜4面でミスしてあっさり終わってしまう…。そして気が付くと、時間がワープしている(^^;。「リラックスのためのゲーム」で「寝る前などにするのがよい」とのことなのだが、これを寝る前にすると脳が逆に活性化して、寝付けなくなってしまうよ…。


F1スペインGP予選

_ F1は2週連続の開催。またジロとダブルヘッダーか…。

_ 第1ピリオド、200戦目のクルサードがクラッシュ。フリー走行好調だったのに…。フリーでミッドランドの1台を喰った琢磨だったが、やはり予選ではまだ及ばない。モンタニーは前戦ほどのよさはなかったなぁ。それにしてもアルバース、中指立てて大丈夫?罰金か?

_ 第2ピリオドでモントーヤが脱落。最終ピリオドはやはりフェラーリVSルノー。ミハエル&マッサの最終アタックは、ルノーに届かず2列目。ホンダ勢は、またバリチェロがバトンの前か…。

_ ああっ、スーパーアグリのスポンサーにアデランスがっ。しかもカタカナロゴかよっ。


ジロ・デ・イタリア第7ステージ

_ ジロ・デ・イタリア第7ステージは1級山岳ひとつ、2級山岳ひとつある、プチ山岳ステージ。ガラテ、ヴェルブルッヘ、モーリ、ヴィーラ、ペーニャが最後まで逃げ残る。逃げが最後まで決まればコース的にはガラテ有利かなぁと思っていたが、ゴール手前の上りに入る前の平坦路でヴェルブルッヘがアタックを決め、独走。残る逃げの選手は最後の上りで集団に飲み込まれ、ヴェルブルッヘ一人が生き残って単独でゴール。開幕前予想でコフィディス/ヴェルブルッヘはベルギーステージで何かやってくれるんじゃないかと書いたが、ここで勝ったか。

_ 集団の先頭でゴールに入ったのは、サヴォルデッリ。やけに調子がいいなぁ。ライバルとはタイム差がつき、総合2位に。ゴンチャールがしっかりサヴォルデッリの2秒差にに入り、再びマリアローザ獲得。表彰式ではえらい喜びようだったのが印象的。バッソ、シモーニはゴンチャールとタイム差なしでゴール、クネゴはそこから4秒遅れ、ハンガーノック(?)で苦しんだディルーカはトップから34秒差遅れの22位に終わってしまった。

_ マリアローザを着るチャンスだったベッティーニは、遅れに遅れてゴール。ベッティーニと同じチームのガラテが逃げているときにチームカーと相談したとき、ガラテにゴーサインが出たのは、ベッティーニの調子が悪かったからか。

_ マリアベルデはこの日積極的に逃げたコフィディスのシェイリンクスへ。今日はコフィディスデーか。マリア・チクラミーノの表彰シーンは放送に間に合わず(^^;。というかマキュアン、この先どこまで走るんだろう。



2006/05/14 (日)

サイクリング

_ ジロも山岳コースになってきたところで、ロードでのサイクリングも峠越えに挑戦。清水峠を一志側から上って美杉に出、美杉から仁柿峠を通って飯南に出るコース。清水峠は標高差165mを1.5kmかけて上る、平均勾配10%超の激坂。いきなり登り口の勾配がきつくてすぐやめようかと思ったが、2回の休憩を挟んで何とか登り切る。ダウンヒルは林の乾ききっていない路面に気をつけながら若干慎重に下る。

_ 伊勢本街道に出て進んでいくと、いつの間にか仁柿峠の頂上にたどり着いていたようで、びっくり。仁柿峠の美杉側は、5.5kmかけて100mしか上らないようで、あまり峠越えをした雰囲気ではなかった。飯南までは標高差335mなので、下りがいがあった。

_ 今日の走行距離は72.77km、走行時間3時間3分12秒、平均時速23.8km、最高時速64.7km。


おでかけ

_ 午後から献血に出かける。検査の際、GWのサイクリング時にできてしまった腕の変な日焼けっぷりを笑われる。しかし、その日焼けがアダとなった。検査で白血球が多いと出て、献血できず。日焼けすると白血球が増えるのね(^^;。覚えておこう。白血球の量は2週間ぐらいしたら落ち着くだろうとのこと。

_ その後、スポーツショップでお買い物。バイシクルコーナーに行くと、今日から開幕したツアー・オブ・ジャパンの、南信州ステージ(飯田市)のチラシ(観戦マップ)が貼ってあった。webもいろいろと充実していて、地元の気合いの入れようが他の開催地とは格段に違うなぁ。ここまで熱意がすごいと、平日でも一度行ってみたくなる。


ジロ・デ・イタリア第8ステージ

_ ジロ・デ・イタリア第8ステージは今大会最初の山頂ゴール。山岳に入ると一気に有力どころだけが残り、そこからさらに篩にかけられていく。意外や意外、サヴォルデッリが早い段階で脱落…。昨年大活躍したセッレイタリアの「修行僧」ルハノは、先頭集団から遅れたかと思いきや追いついて、さらにアタック。しかし集団はすぐにルハノを吸収。今度はクネゴがアタックし、バッソ、JEグティエレスのみがついていく。さらにバッソはそのままのペースで走り続けて、先にアタックしたクネゴらを置いてけぼりに。結局バッソが単独で山頂にたどり着き、ゴール。険しい上りだったけど、表情は最後までほとんど崩れなかったのが印象的。

_ クネゴとグティエレスが2位争いをしながらゴールへ。クネゴが先着。しかしバッソからは30秒も遅れてしまった。

_ シモーニは同僚のピエポリに牽かれてゴール。なかなか調子が上がらないねぇ…。ディルーカは昨日に引き続き厳しい表情でゴール。目の回りが黒い…。明日、明後日は平坦系のステージ、その次は休息日なので、この間に体調を取り戻せるかなぁ。休息日の翌日はTTなので、ここまで不調のままだと、もうだめだろう。

_ マリアローザのゴンチャールがバッソから2分34秒も遅れたため、マリアローザはバッソへ移動。ヘタをするとこのまま最後まで着たままになるかも…。マリアベルデも山頂ゴール15点一発でバッソのものに。明日はシェイリンクスが3級山岳のトップ通過を狙って来るかなぁ。


F1スペインGP決勝

_ F1スペインGP決勝。カタロニアでのレースは毎年思うのだがどうもつまらないレースになりがち。今年も何だかレース的な盛り上がりに欠けた。アロンソが独走で優勝して、地元としては大いに盛り上がったのだろうけど。

_ それにしても、モントーヤがスピンして車を止めた後、車の排除のためにセーフティーカーがでなかったのはやはり、「SC導入でアロンソが不利益を被らないようにするため」だったのだろうか(^^;。



2006/05/15 (月)

ジロ・デ・イタリア第9ステージ

_ ジロ・デ・イタリア第9ステージは一応平坦ステージに分類されるコース。マキュアンの日になるかな、と思っていたら、終盤の3級山岳で遅れてしまい、その後なんとか先頭集団に追いついたものの、そこで脚を使ってしまったかゴールスプリントで伸びず、4着に終わってしまった。

_ そのゴールスプリントは非常に接戦で、ゴール直後にベッティーニが自らの勝利を確信してガッツポーズ。しかし写真判定の結果は、AG2Rのリトアニア人、トマス・ヴァイクスの勝ちだった。ベッティーニ…(^^;。まぁ、ゴールラインを超える前からガッツポーズをして、ハンドルを投げた他の選手に勝利をかっさらわれてしまう(いつぞやのミラノ〜サンレモのツァベルおじさんみたいな)よりはましか。あと、ベッティーニは確実にポイントを稼いでいるので、ミラノでマリア・チクラミーノを着ていそうだなぁ。現在のポイントリーダーのマキュアンは途中で帰ってしまうだろうから。

_ ベッティーニとは対照的に(?)ゴール直後に悔しそうにしていたのがTモバイルのポラック。また勝てなかった…。



2006/05/16 (火)

ジロ・デ・イタリア第10ステージ

_ ジロ・デ・イタリア第10ステージ。アドリア海に面した石造りの町並みが美しいペスキチがゴール。総合にあまり関係のない20数人が逃げ、そこから終盤、アクセル・メルクス(フォナック)がアタックし独走。ところが最後の上り500mを切ったところで追走に捕まり、結局勝利を手にしたのは、髪型と鼻が特徴的なフランコ・ペッリツォッティ(リクイガス)。リクイガス、これが今季のプロツアー初勝利なのかな?アクセル・メルクス、また無念。彼が勝ったところをまだ見たことがないなぁ…。

_ メイン集団は何故かランプレが強烈に引っ張る。何がしたいのだろう。誰か総合に関係ある選手が遅れているというわけでもなさそうだが…。最後はベッティーニが集団の頭をとってきっちりとポイント稼ぎ。

_ ペッリツォッティはメイン集団と3分以上のタイム差をつけてゴールしたため、総合4位へジャンプアップ。同じリクイガスのディルーカよりも上に来た。総合力もある選手なので、このジャンプアップは後々効いてきたりして。ディルーカもこれで気が楽になったか。こうしてみると、あのランプレの鬼牽きはペッリツォッティとのタイム差を考えてのものだったのかな?



2006/05/18 (木)

ジロ・デ・イタリア第11ステージ

_ 休息日明けのジロ・デ・イタリア第11ステージは個人タイムトライアル。コースの途中には、ピサの斜塔が…「相変わらず傾いてますね」って(^^;。

_ 優勝したのは、なんとウルリッヒ。太っていても、やはりTTは速いんだなぁ…。しかし、2位に入ったのはマリアローザのバッソで、ウルリッヒからは28秒遅れ。総合を争いながらこのタイムを出してきたバッソ、TTの力をさらに上げてきたんだなぁと思わせる。ツールでのこの2人の戦いが楽しみになってきた。

_ 結果、総合はバッソがマリアローザを守りきるどころかライバルたちとタイム差を広げ、TTスペシャリストのゴンチャールが3位に返り咲き。3分台の差で残っているのは4位のサヴォルデッリまで。

_ クネゴは苦戦。2分30秒してからスタートしたJEグティエレスに抜かれ、さらに5分後にスタートしたバッソにもゴール手前で抜かれと、普通の選手なら精神的にもダメージがありそうな結果。総合でバッソから7分近くも遅れてしまった。山で挽回できるか。シモーニ、ディルーカも総合で7分以上の遅れとなってしまった。



2006/05/19 (金)

ジロ・デ・イタリア第12ステージ

_ ジロ・デ・イタリア第12ステージ。リグリア海岸線上を北上する、またまた景色が綺麗なステージ。後半から山岳コースとなり、終盤の2級山岳を越えた後は下り。当初15人が逃げていたが、この2級山岳で6人に絞られ、さらに下りに入るとチェラミカのセッラとサウニエルのモーリが抜け出した。セッラは総合ジャンプアップ狙い、モーリはステージ狙いで思惑は一致し、協調して後続を引き離していく…が。下りを攻めすぎたのが災いし、モーリがオーバースピードでコーナリングをミスって落車。セッラはガードレールに激突!リプレイを見ると、セッラの体はガードレールをまたぐ形になっている…。

_ それでもセッラはレース再開。モーリも、幸いつづら折りだったためすぐ下の道へ復帰。この間に一旦追走集団に追いつかれるが、モーリはまた他の選手を引き離して先行。

_ ところがまたモーリはコーナーで落車。後続のカメラバイクやウラジミール・ベッリなどがするりとかわしていったが、よりによってセッラだけがモーリにぶつかって再度落車…。

_ この2人よる2度の落車で、追走から先頭集団になった4人。残り1kmでクイックステップのエンヘルスがアタックを仕掛けるが、ケスデパーニュのオラクがカウンターアタックを決め、他の選手はお見合い。そのままオラクが逃げ切ってステージ優勝。ベテランアシストの、思いもかけぬ勝利。こんなレースってあるんだなぁ。

_ 2度の落車を喫したモーリ、セッラは、先頭集団が牽制気味になった間に追いつき、なんとか4位と3位でゴールを果たす。グループ・マリアローザは7分2秒遅れてゴールしたため、セッラは総合4位までジャンプアップし、一応狙い通りの結果になった。ステージを狙っていたモーリの方は残念だけど…。でもいずれもケガとかは大丈夫なんだろうか。

_ 逃げの12人がゴールをした後にやってきたメイン集団の頭をとったのはベッティーニ。これで少しポイントを稼いで、マリアチクラミーノ自力奪取に向け前進。しかしマリアチクラミーノを着るなら、1回ぐらいはステージを制してほしいもんだが…。



2006/05/20 (土)

ダ・ヴィンチ・コード

_ 朝は天気が悪かったこともあって、「ダ・ヴィンチ・コード」を見に映画館へ。原作を読まずに見たため、集中して見ていないと取り残されてしまいかねない感じだった。原作のボリュームが映画の尺に合ってないんだろうなぁ。

_ そういや、モナリザはたいして関係ないじゃないか。


ジロ・デ・イタリア第13ステージ

_ ジロ・デ・イタリア第13ステージ。せっかくなのでこのところイタリアワインを飲みながら観戦しているが、今日は映画館併設のスーパーで炭酸ガス入りミネラルウォーター「ゲロルシュタイナー」を見つけて購入してきたのでそれを飲みながら観戦。

_ 今日からいよいよアルプスステージ。1級山岳サンテカルロ(1951m)を越えた後、6.5kmの下り区間があってゴールするという、高速ダウンヒラー((c)Jスポーツ)「サヴォルデッリ向き」のコース。ということでここでサヴォルデッリが挽回してくるかなぁと思っていたが…。

_ 山に入ると天気が崩れてきて、レースの中継映像も崩れ気味に(^^;。しかも標高が高くてかなり寒そう。ルハノがアタックし一時先行するが、その後グループマリアローザに吸収され。そこからバッソがペースを上げて篩い落としにかかり、最終的にバッソについて行けたのはサウニエルデュバルのピエポリのみ。総合を狙う同僚シモーニは、置いてけぼりに。

_ 山頂はピエポリ-バッソの順で通過。下りにはいるとピエポリはあっという間にバッソを置いていく。バッソはものすごく慎重に下っていく。路面が濡れており、総合争いでここまで充分なマージンを築いているので、下手に速度を出して落車するリスクを負うことはないと判断したのだろう。にしても慎重すぎる(^^;。

_ 結局、ピエポリが単独で下りきって、ステージ優勝を果たす。2位バッソ、3位にはJEグティエレスがシモーニとともに入る。グティエレス、今日も総合2位をしっかりキープ。サヴォルデッリは遅れてクネゴと一緒にゴール。これからが山岳ステージ本番だが、総合は何やらバッソに決まりつつあるなぁ。明日もまた上って下ってのゴールなので、サヴォルデッリが挽回できるチャンスのステージなのだが、また上りで遅れてしまうのだろうか。

_ ただでさえ寒いのに、そこから下ってのゴールはさらに体を冷やしてしまうようで、ガラテなどはゴール直後、がたがたと唇を奮わせていた…。過酷なステージになったなぁ…。しかしそうした中を、半袖ジャージのままゴールに入ってくる奴らは一体…。

_ 途中、アタックして先行したルハノは、謎のリタイヤ。もしやチームとの不和に原因が?あと、マキュアンはこの日DNS。平坦な第15ステージの勝利を狙うのかと思ったのに。何のために昨日の山岳ステージを走ったんだろう(^^;。



[前日へ]  [後日へ]  [最新版へ]

この日記は、GNSを使用して作成されています。

E-Mail Address:idris@mint.or.jp  
idrisのほーむぺーじ