〜 いきているきろく 〜
2006年09月編 その3

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2006/09/23 (土)

琵琶湖一周

wadachi
_ 6月以来、3ヶ月ぶりに琵琶湖一周サイクリングを敢行。前回は北湖一周だったが、今回はフル一周に挑戦してみた。

轍 Wadachiでの走行記録はコチラ

_ 朝4時半前に家を出て、2時間弱かけて道の駅「びわこ大橋米プラザ」へ。今回もスタート地点はここにした。出発前の準備をしているうちに7時。

もうちょっと早めにスタートしたかったけど…。

_ 今回も反時計回りのため、まずは琵琶湖大橋の下をくぐって南進。朝の早いうちに浜大津付近までの国道走行区間通り抜けたいし。琵琶湖大橋からすぐ近くにある、近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂を見たあとは、国道161号に乗って浜大津まで。

朝焼けの琵琶湖大橋 浮御堂 浜大津港

_ 浜大津の港からなぎさ公園をしばらくポタリングした後、南東に進んで琵琶湖南端へと向かう。途中の近江大橋、瀬田川大橋を渡らずに(近江大橋は回避するポイントが分からず渡りかけてしまったが)、瀬田の唐橋を渡って琵琶湖の南端をクリア。

_ 瀬田の唐橋を渡り終えてから、さざなみ街道を北進。ここからのサイクリングロードは走りやすく、ようやくスピードに乗って進む。…が、どうも小さな虫が多く、ところどころで大群を形成していた。走行距離が44kmを超えてきたところで、再び琵琶湖大橋と観覧車が見え始める。と、ここで「KE MARINE」と書かれた工場のような建物の前を通過。KE…あれ、このロゴマーク、どっかで見たような…と思って引き返す。ロゴの下をよく見ると、「Kojima Engineering」の文字。あっ、1976年のF1世界選手権イン・ジャパンで長谷見昌弘が駆って大活躍したF1マシン・KE007を製作した、あのコジマ・エンジニアリングじゃないか!今はレース界を退いて、パワーボート界で活躍していると聞いていたけど、こんなところにあったのか…。前回の琵琶湖(北湖)一周の際には米原工業団地まで足を伸ばして童夢の新工場を見てきたけど、今回も日本のモータースポーツシーンを飾った会社を目にすることになろうとは…。

瀬田の唐橋 水生植物公園の風力発電 Kojima Engeneering

_ しばらく突然の出会い?に興奮していたが、我に返ってサイクリングに復帰。琵琶湖大橋東詰交差点を通過して、いよいよ北湖周回ルートへ。このあたりでわずかながら右膝に違和感を覚えていたので、本当にこのまま進んじゃっていいのかと若干逡巡。でもそのまま突き進むことに。

_ さざなみ街道を順調に進み、長命寺町の交差点を左折して、若干のアップダウンがある近江八幡国民休暇村方面へと向かう。湖に浮かぶ有人の沖島が時折見られるので、それを眺めたりしながらの走行。

_ 再びさざなみ街道と合流した後、彦根城付近を通過。この時点で走行距離は85km超。さざなみ街道の道路からは彦根城はあんまり見えない。余裕があれば周囲を一周してみたいところだけど、浜大津あたりで道草しすぎたせいですでに12時前になってきていたので、さっさと北進を続ける。次の目標地点は長浜城。

再び琵琶湖大橋 国民休暇村の浜辺と沖島 ちらりと彦根城

_ …ところが、ここでトラブル発生。天野川にかかる世継橋を通過しようとしたあたりで、後輪がパンク!ペースが遅くてまずいなぁと思っていたところでこのトラブルは痛い。しかも、ロードバイクを買って初めてのパンク。とりあえず予備のチューブを持ってきているので、近くの公園付近でチューブ交換作業を行う。30分近いタイムロス。ついでに昼食も済ませる。

_ 予備のチューブは1本しか持ってきていなかったので、もしもう一度パンクしたら終わりだよなぁ、と思いながら、長浜へと向かう。途中、道の駅「近江母の郷」に寄ってトイレ休憩。長浜ドーム通過後、長浜城に到着。前回は長浜城のある豊公園をポタリングしたが、今回はその余裕はなく、城の写真を撮っただけですぐに出発。ここまでの走行距離は約100km。時計はすでに13時。残り距離は90kmぐらい。日没前に帰りつけるかどうか。

_ 道の駅「湖北・みずどりステーション」でも休息をとって、114.2km地点の片山隧道に着いたのは14時前。遅すぎ…。ここからしばらく琵琶湖岸沿いを離れる。県道44号を暫く進むと、国道8号とクロス。その国道8号をまたいだ後の旧道をたどって、賤ヶ岳の裾を上っていく。短い上りをこなした後、旧賤ヶ岳隧道が現れる。趣のある、古いトンネル。6月に来た時同様工事中で、片側通行になっていた。

長浜城 片山隧道 旧賤ヶ岳隧道

_ 旧賤ヶ岳隧道を抜けると、竹生島が望める景色のいいロケーションが現れる。しばらく写真を撮って休憩…って、あんまり休んでいる場合ではないのだけど。国道8号へと下っていくと、旧道と国道との合流地点あたりで猿の群れが!幸い猿たちは、勢いよく下ってくる自転車に恐れをなしたのか、木々の陰へと隠れ去っていった。

_ 藤ヶ崎トンネルを回避して藤ヶ崎を回った後、岩熊トンネル方面へと向かう。前回は道を間違って沓掛方面を上ってしまい、危うく県境を越えて敦賀に行ってしまうところだったが、今回はハンディGPSという強い味方がいたので間違えなかった。ここで奥琵琶湖パークウェイへと向かう道があったが、崖崩れの復旧工事で年内通行止めとなっているため通れず。…そもそも奥琵琶湖パークウェイを走れるほど脚は余っていないかったが。しかし、岩熊の集落から国道303号へ入るところが10数%はあろうかという激坂となっていて泣かされた。そろそろ脚がきつくなってきたところでのあの坂は、もうほとんど壁のよう。それでも短い坂なので、ギアを軽くしてなんとか自転車を押さずに上りきり、岩熊トンネルへ。岩熊トンネルは歩道部分がしっかりと確保されていて(車道より広いぐらい)、通行するのが楽だった。ただ途中に車の待避所が設けられており、それに気づかず歩道を直進し続けると待避所部分に落ちてしまう危険箇所があったけど。

賤ヶ岳旧道から竹生島 奥琵琶湖と葛籠尾半島 岩熊トンネル

_ トンネルから先は国道をかわしながら西浅井町役場付近を南下し、海津大崎を回る。ここで139km、15:30。さらにマキノをビーチ沿いの道路で抜けて、今津方面へ。このあたりから右膝が痛くなってきて、右脚ではあまり踏めない状況に。ギアを軽くしたり、左足だけで踏んだりしながら進む羽目に。どちらかといえば追い風だったのが幸い…。

_ 木津の交差点あたりから、「さざなみサイクリングロード」を通って木津港跡の常夜灯を見る。ただこのサイクリングロードは路面がインターロッキングでできている上、常夜灯の先へ進むとだんだん道が怪しくなってきて、木でできた橋を渡り、さらに路面が土と草でわかりにくくなってきて、最後には階段が待っていたりする。前回は律儀に自転車を担いで階段を上がったが、今回は階段手前で右折、新旭水鳥観察センターの駐車場に出た。でも駐車場入り口にロープが張られていて、結局はこちらでもそれを越えるために自転車を担がなければならなかった…。

海津大崎手前から竹生島 海津大崎のトンネル群 木津港跡の常夜灯

_ 湖周道路に戻り、道の駅「しんあさひ風車村」でちょっと休憩。萩の浜まで進んで、交通量の多い国道161号に復帰。白髭神社に辿り着いたのは17:10。日の入りは17:55。残り距離は約25kmなので、日没走行が確定…。ここでお参りする時間がまたなかったなぁ…と残念に思いながら、湖中の鳥居をしばらく眺める。それから琵琶湖大橋へ向けて再スタート。

_ 湖西の国道161号は他に回避する道路がないためか、大渋滞中。お蔭でその脇を自転車で進む分にはストレスが少なくて済んだ。とはいえやはり交通量の多い道はなるべく避けたいので、JR湖西線付近を通るサイクリングロードや湖岸付近の集落道路を利用したりして、国道161号をかわしながら南進。進んでいくうちに周囲は夜の帳に包まれていく…。

_ 琵琶湖大橋直前の小野付近から国道161号に戻り、真野川にかかる橋で左に折れてゴール地「びわ湖大橋米プラザ」へ。時刻は18時30分前。12時間弱かけて、何とか琵琶湖一周達成。走行距離は196.2km、走行時間8時間32分53秒、平均時速23.1km、最高時速46.7km(サイクロコンピュータが途中働いていなかった時間があったため、GPSでの記録)。北湖一周の時と比べ格段に疲れているのは、風がきつめだったのと膝が不調だったせいだろうか。

しんあさひ風車村 白髭神社の鳥居 夜の琵琶湖大橋

_ 着替えをしたりマッサージしたりしているうちに19時前。道の駅のレストランで夕食をとろうと思ったら、19時前でオーダーストップだったようで、見事に食べはぐれてしまった…。無念。

_ 今度は奥琵琶湖パークウェイを含めたフル一周に挑戦してみたいけど、自分の脚力ではまだまだ無理なような気がした…。でもまた何らかの形で琵琶湖一周には挑戦してみたい。



2006/09/24 (日)

UCI世界自転車選手権・ザルツブルク

_ UCI世界自転車選手権が初めてJsportsで放送された。これまではNHK-BSで放送されていたので見られず悔しい思いをしていたので、Jsportsが放映権を取ってくれて本当にありがたかった。しかも生中継。しかもエリート男子ロードのみならず、エリート男子TTと女子ロードの放送まで!諸手を挙げてバンザイしたいところ。

_ 男子エリートTTはカンチェラーラ(スイス)がザブリスキー(USA)を1分30秒近くぶっちぎっての圧勝。ブエルタを制したヴィノクロフ(カザフスタン)も好調を維持して乗り込んできたが、メカニカルトラブルでタイムロス。それでも3位表彰台を確保。所属チームでいえばCSCが1-2。さすが風洞トレーニングしているだけあるなぁ。

_ 女子ロードのレースは観ること自体初めて。沖美穂の活躍で有名どこの名前は知っていたが、集団スプリントを制して勝ったのは若干19歳のオランダ人フォス。終盤、クック(イギリス)のアタックに乗って逃げていたのに、最後あれだけ脚があったのにはびっくり。

_ エリート男子ロードはイタリアが積極的にレースを動かし、最後は集団からサンチェス(スペイン)、バルベルデ(スペイン)、ツァベル(ドイツ)、ベッティーニ(イタリア)の4人が抜けだしスプリント。ベッティーニがツァベルとのバトルを制して、念願のアルカンシェル獲得。ツァベルおじさんは無念の2位…。おじさんのアルカンシェル姿、見たかったよ…。にしてもレース中もゴール後も、世界選手権はどのレースよりも熱狂的で興奮度が高いものだった。これが世界選手権なのか!という感じ。アルカンシェルを獲得することがどれだけ名誉なことなのか、よく分かったような気がする。



2006/09/27 (水)

落選か…

_ 鈴鹿サーキットからF1特別ピットウォークの当選通知は来ずじまい。ハズレか…。10月1日出勤の代休は、金曜日に取るか。


ジャパンカップサイクルロードレース出場チーム

_ ケスデパーニュの不参加とディスカバリーチャンネルの参加が正式に公表された。ディスカバリーは別府をエースにするのかな?ケスデパーニュの不参加は本当に残念。ラストラスをもう一度見たかった。代わりにクイックステップと出場交渉中との噂。来てくれたら嬉しい。ベッティーニが来たら100%宇都宮に行く。あり得ないけど。



2006/09/30 (土)

チケット確保できず

_ 来週末のF1日本GPのチケットを探しに鈴鹿へ。ベルシティ内のチケットショップで在庫を訊いたら、AとD2のペアしかないとのこと。昨年のこの時期はもっと在庫があったと思うが…。鈴鹿最終年ということで、どうも地元は品薄のようだ…。あきらめてネットオークション等で探すか。



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