〜 いきているきろく 〜
2006年06月編 その3

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2006/06/24 (土)

琵琶湖(北湖)一周サイクリング

_ 17日の琵琶湖(北湖)一周サイクリングの日記。前日に天気がよさそうだということで思い立ったが、当日早朝になって天気予報ががらりと変わっていた。夕方には降り出しそうな予報…気象庁は当てにならないなぁと思いながら、強行決行。

_ 朝4時頃に自転車を車に積んで家を出て、2時間弱かけて琵琶湖大橋の西詰めにある道の駅「びわこ大橋米プラザ」へ。ここを起点に反時計回りで琵琶湖(北湖)を回る。まずは琵琶湖大橋を渡る。大橋は有料道路だが、自転車は自転車通行可の歩道を通れば無料で通過できた。

_ ここから湖岸の道に沿って北東へ。いきなりトラブル発生。サイクロコンピュータの液晶表示が薄くなっていることに気づいた。どうやら電池切れが近いらしい…。心拍数や速度表示が見られないのは仕方がないとして、走行距離ぐらいは何とか記録に残ってほしい…。液晶を見る角度を深めにすると、何とかうっすらと数値が見えるのを確認。ただそれも、走っているうちにだんだんと見えなくなっていった…。

_ 湖東の県道は「さざなみ街道」というサイクリングロードが整備されていて、非常に走りやすい。アップダウンも全くなく、交差点で引っ掛かることもなく、LSDトレーニングには最適の道路かも。長命寺から近江八幡国民休暇村あたりの道路で若干上り下りが出てきたが、苦になるような上りもなく、むしろ車が通らない分気持ちが良かった。走っているうちに、湖の中に島が現れた。島には人家があるのがわかる。日本で唯一湖の中にある有人島、沖島だ。木々の間から見える沖島を眺めたりしているうちに、国民休暇村のところを通り過ぎる。

_ 彦根市に入り、彦根城横を通過。その先で湖岸道路を一旦離れ、米原駅方面へと向かう。道の少し向こうの方で、新幹線が走り来たり走り去ったり。米原駅北の踏切を渡って、米原工業団地へと向かう。自動車レースファンやスーパーカーファンにはおなじみの、童夢が、今年新しい社屋と工場を建てたということで、せっかくなので足を伸ばしてみたのだった。もともと2000年に「風流舎」という風洞施設を造っていて、今年になってその横に本社と三島にあった「童夢カーボンマジック」を移転させたらしい。中に入ってみたい誘惑に駈られる…(^^;。京都・大原にあった本社は、大学時代にサイクリングしているときに目にしたことがあるが、あちらはどうなったのだろう。

_ 童夢の社屋を目にしながら少し休憩をとった後、米原工業団地を後にする。長浜ドームあたりで再び湖岸道路へ戻り、長浜城がある豊公園へ。山内一豊ゆかりのうんたらというのぼりを見かける。しばらくして県道に復帰したところで、オレンジ色のジャージを着たローディーにぶち抜かれる。しばらくして見失う。

_ 道の駅「湖北みずどりステーション」でトイレ休憩。ここらで走行距離が80kmほどになったが、ほとんどフラットなコースのためか疲れがほとんどない。もっとも、ここから若干アップダウンのある湖北コースに入るわけだが…。

_ 片山トンネルを抜けると、一旦琵琶湖岸から離れた道を走る。木之本でR8と合流するが、R8の賤ヶ岳トンネルは歩道部分が狭く、自転車で通過するには怖いらしいので、旧道を通ることに。旧道は、アウターで上れるほどの坂道。上りきると賤ヶ岳隧道という古いトンネルが現れた。暗いが、自動車があまり通らないので安心して通過できた。トンネルを越えると再び琵琶湖が。小高いところなので、景色がいい。湖の先を見ると、竹生島などが見えた。しかしこのあたりで天気が次第に怪しくなってくる…。

_ 藤ヶ崎トンネルも湖岸道路で迂回して、琵琶湖の最北端というところまでやってきた。しかし、その先の道路でコースミス。R303に曲がるポイントを何故か見逃してしまい(勘違いしたか)、そのままR8を北進してしまった。途中の道路案内で間違いに気づいて県道286号を下り、西浅井町の大浦に出る。ちなみにそのまま直進を続けていれば、すぐ福井県敦賀市との境だったようで、どうせならちょっと越えてみるのも悪くなかったような。

_ 大浦から海津大崎を通り、旧マキノ町へ。新・日本街路樹百景に選ばれているという、マキノピックランド前のメタセコイア並木を通ろうと思ったが、マキノ町に入ったあたりで雨が降り出して、メタセコイア並木の前まで来たところでちょっと本降りになろうとかという勢いだったので、通りの入り口で写真をとっただけでとっとと退散する。まだ13時前、予報では雨が降り出すのは夕方だったはずだが…。

_ 近江中庄付近で湖岸道路に戻る。雨は一旦小康状態に。この辺りで走行距離が130kmを突破。そろそろ疲れが出てきた。が、雨がいつ本降りになるか分からないので、あまりゆっくりと走ることはできない。さざなみサイクリングロードというのがあり、通ってみると木津港の常夜灯などがあったが、その先はダートになっていたり階段が出てきたりして、どこがサイクリングロードやねんと言いたくなるような道だった。

_ 白ひげ浜の辺りはR161しか通る道がなく、大型車などがばんばん通る横を走る羽目に。白髭神社という神社があって、湖の中に鳥居があるという素敵な光景を目にすることができたが、あいかわらずの空模様だったので、こちらもお参りなどする余裕なく退散。

_ で、そうこうするうちに雨がだんだんと本降りに。近江舞子あたりからは湖岸道路を通るのを諦め、R161を通って堅田を目指すことにした。しかしR161は車道に余裕がなく、自転車で行くのは辛かった。さらに水たまりが浮いてきて、油断できない状況に…。

_ それでもなんとかR161を走りきって、15時過ぎに道の駅「びわ湖大橋米プラザ」に帰り着いた。本降りの雨を浴びたのは1時間弱だったのは幸い。道の駅のレストランでしじみの釜飯を食べて、帰宅の途に。帰りはR1が渋滞気味で、2時間半以上かかってしまった。

_ サイコンは何とか生きていたので記録はとれた。本日の走行距離176.24km、走行時間7時間00分49秒(停止時間含めると約8時間15分)、平均時速25.1km、最高時速46.4km。初めてのセンチュリーライド。平坦区間の多いコースだったので、距離の割に疲れは少なかったなぁ。もっとも、終盤はバテバテ(でも雨のせいでゆっくりできない)だったけど。景色がよかったのが何より。また秋頃に来たいなぁ。今度は琵琶湖フル一周してみたい(^^;。



2006/06/25 (日)

琵琶湖(北湖)一周サイクリング(ルート地図)

琵琶湖(北湖)一周
_ 琵琶湖(北湖)一周サイクリングのルート地図を作ってみた。コースプロファイルと写真付き。Google Maps って色々使えるなぁ。

利用したのは、Windyさん作のGoogle Maps API 自動生成ツール「轍 Wadachi」。なかなか面白い。作成には「カシミール3D」も必要。GPSがあるともっと面白く使えそうだけど、…そのうち買おうかなぁ…。



2006/06/30 (金)

大激震のツール・ド・フランス開幕前夜

_ 7月1日にストラスブールで開幕するツール・ド・フランス。ジロの期間中に起きたドーピング事件の影響で、ヴィノクロフの所属するチームが出場できるのかどうなのか、ここ数日は特にやきもきしていたが、開幕前日の今日、とんでもないニュースが次々に入ってきた。全てそのドーピング事件に関する余波。

まずT-Mobileがウルリッヒとセビーリャの出場を取りやめることを決定したとの報。ドーピング関与選手リストに名前があったためで、そのリストには他にも、ジロを制しこのツール・ド・フランスでダブルツールを狙うバッソや、AG2Rのマンセボらの名前も。

次にそのバッソ、マンセボらが出場を取り消すとの報。これで今年のツールの優勝候補筆頭と対抗が戦う前から姿を消すことになってしまった…。

ヴィノクロフのチーム、アスタナ・ウルトに関しては、ツールを主宰するASOから撤退勧告があり、その勧告を不服としてチームはCAS(スポーツ仲裁裁判所)に訴え、結果、出場OKとの裁定となったようだが、ドーピング関与選手リストに同チームの選手が9名載っていて、うち3人がツールの出場予定メンバーとのこと…。ASOはCASの裁定を拒否したとの噂も挙がっていたりして、ヴィノ及びアスタナ・ウルトの出場にはまだ暗雲がたれ込めている…。

…さらに、UCIよりアスタナのコンタドール、アラン・デイヴィスらの名前があることも明らかに。これでアスタナはツール出場予定メンバー中5人が事件に関与していることになり、出走可能選手が4人となってしまった。ツールの規定では、6人を割り込むとチームとして出場できないとのこと。これで自身はドーピングとは関係のないヴィノクロフまで、今回のツールで見ることができないことが確定してしまった…。

_ で、まだ疑惑選手の全てが発表されたわけではなく、まだ続報がありそう、というか、あるのは間違いない。一体どうなるんだ、今年のツール・ド・フランス…。

_ マンセボ、引退を決めるとの報。間違いであって欲しい。


宝塚のアラン・ケイ

_ 宝塚歌劇団星組の新トップに安蘭けいさん。…アラン・ケイ、ですか?(^^;



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