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ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージはサモラ〜レオンの177km。ポイント賞リーダーのハスホフトがようやく勝利。2位にはT-Mobileのグレイペル。この人スプリンターだったのか。3位にツァベル、そして4位にはペタッキ。いよいよペタッキ復活か?
_ ブエルタ・ア・エスパーニャ第7ステージはレオンからアルト・デ・エルモレデロまでの154km。最後に1級山岳の頂上ゴール。まだ1週目で2つ目の頂上ゴールって、さすがブエルタ(^^;。
_ 最後の上りでヴィノクロフが抜け出して、ステージ優勝目指して必死の走り。ツールに出場できなかった悔しさをここで晴らすか…と思っていたら、後続の集団を牽いていたバルベルデがもの凄い勢いでヴィノを追いかけ、ゴール手前でぶち抜いて優勝。おそるべし、スペインの至宝…。2003年の第15ステージ、そのバルベルデが、シエラ・デ・ラ・パンデラの頂上ゴールの手前でカルデナスとエラスをぶち抜いて優勝したシーンを思い出した。
_ 総合リーダーはディスカバリーチャンネルの若いスロヴェニア人、ブライコヴィッチに移動。彼はダニエルソンのアシストらしいが…。
_ ブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージはア・フォンサグラダ〜アルト・デ・ラ・コベルトリアまでの207km。3級、1級、1級、3級、超級、そして最後1級頂上ゴールという、多分今年のブエルタ最難関ステージ。ツールなら後半の勝負所に持ってきそうなステージレイアウト…。
_ このステージで輝いたのは、アスタナのカザフ人コンビ。昨日の平坦ステージで勝利をもぎ取ったヴィノクロフが最後のコベルトリア峠で先頭集団からアタックを決め、次いでカシェチキンも飛び出して、ヴィノクロフと合流。この日は何とカザフのアフメトフ首相自らが観戦に来ているらしい…(^^;。そりゃ気合いが入るわ。
_ 2人のカザフ人は、ヴィノが前を牽き、カシェチキンは後ろに。カシェチキンの総合のためにヴィノが頑張ってるのかな、最後もしかしてカシェチキンがヴィノを切り離して優勝し、総合成績を上げるというシナリオかな…と思っていたが、違った。
_ 追走グループからバルベルデがアタックし、カザフ人コンビを追っかけ始めると、ヴィノはカシェチキンを置いて単独トップに。バルベルデがカシェチキンに追いついたときには、ヴィノの姿はなし。ヴィノ、そのまま一人でゴールへ向かう。バルベルデに急襲され優勝を逃した一昨日のステージが頭をよぎるのか、ゴール手前になって何度も後ろを振り返るヴィノ(^^;。そして、後ろは来ない、大丈夫、両手を挙げて、ゴール。首相が来ている御前試合でしっかり勝つあたりが素晴らしい。
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マイヨ・オロは、総合リーダーのブライコヴィッチが遅れたため、バルベルデに移動。そういえばケスデパーニュチームは、スペインのレースではイリェス・バレアレス(去年までのメインスポンサー、今年はサブスポンサー)のロゴがメインになるんだっけ。総合2位はカシェチキン。ヴィノクロフも5位までジャンプアップしてきた。明日は移動日。
_ ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージはアビレスからアルタミラ博物館までの199km。アルタミラの洞窟壁画…ルゴの街に続いて、スペインの世界遺産シリーズだな。
_ マヨ、ラスムッセン、ミラー、レベリン、カルペッツを含む15名が逃げていたが、ラスト1kmでアスタナのパウリーニョがアタックに成功。レベリンとカルペッツ、さらにフロレンシオが追い上げるが、パウリーニョはそのまま単独でゴール。アスタナがなんと3連勝。勢いづいてるなぁ。
_ パウリーニョはアテネ五輪で銀メダルを獲って注目を集めた選手。その後リバティセグロス(現・アスタナ)と契約したんだったっけ。
_ 明日のゴールは大聖堂の街ブルゴス。また世界遺産が待ってるのか…。
_ 10月22日のジャパンカップサイクルロードレースに出場するUCIプロツアーチームの陣容が公表。ランプレ、ケスデパーニュ、サウニエルデュバル、ブイグテレコムが決定しており、ディスカバリーチャンネルが現在交渉中とのこと。前述の3チームは去年も出場しており、ブイグテレコムも旧スポンサー時代に出場経験あり。
_ 今のところ出場を予定している選手は去年と比べると小粒気味。名の知れた選手が予定されているけど、大物が不在。ランプレでは昨年勝ったクネゴが来ないし、サウニエルのシモーニも来ない。ケスデパーニュがどんなメンバーで来るのか…。バルベルデが来たら嬉しいが、時期的に難しいかなぁ。ブイグテレコムはクラシカ・サンセバスチャンを制したフロレンシオが一番のビッグネームか。ヴォクレール来ないかねぇ(^^;。あ、ランプレはリザーブの2選手(フィグエラス、コメッソ)が来たら嬉しいぞ。
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ディスカバリーは別府史之が所属していることもあり、是非とも出場を決めてほしいところ。
_ ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージは、トレラベガからブルゴスまでの173km。フラットコースのステージが続き、総合争い的には中だるみ感が(^^;。
_ お魚ちゃんジャージのハスホフトらが逃げていたが、ディスカバリーのバスク人、エゴイ・マルチネスがエスケープ集団から抜け出し、ランダルーチェ(エウスカルテル)とグセフ(CSC)とともに逃げる。そしてTVカメラが映らない間に再度アタックを決め、単独でブルゴスの街にたどり着き、ステージ優勝。
_ 追走集団の頭はハスホフトが獲って、ポイントを稼ぐ。ポイント2位のツァベルとの差がだいぶついてきたな…。
_ メイン集団は15分遅れでゴール。総合争いは変動なし。
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ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージは、アランダ・デ・ドゥエロからグアダラハラまでの169km。本日もエスケープが成功して、ベッティーニの元アシスト、ルカ・パオリーニ(リクイガス)が勝利。昨日パウリーニョ、今日パオリーニと名前が似ているな…(^^;。総合を争うヴィノクロフとバルベルデも共にイニシャルがA.Vで同じだったりするのだよなぁ、関係ないけど。
_ ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージは、グアダラハラからクエンカまでの180km。ゴールの地クエンカは、世界遺産の街。…って、またかい(^^;。お蔭で毎日映像的にお腹一杯という感じ。
_ 意外にも総合リーダーのバルベルデが最後の3級カスティーリョ峠で動いたため、総合を争う他の選手も出てきて、スプリント勝利を狙うスプリンターとともに先頭グループを形成。再びクエンカの街へと向かう下りでエウスカルテルのサミュエル・サンチェスが飛び出し、最後は後続に数メートルにまで迫られながらも逃げ切って、昨年の第13ステージに続くブエルタ2勝目をゲット。
_ 後続の小集団スプリントはハスホフトが制し、お魚ちゃんジャージを堅守。3位にバルベルデが入って、ボーナスタイム8秒を獲得。
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去年のサンチェスの勝利は、他の選手がゴールラインを勘違いしたおかげだったんだよなぁ。ゴール手前に山岳ポイントが設定されていて、アーチが架かっていたのが勘違いの原因だった…(^^;。今回はちゃんと実力でもぎ取った勝利。
_ 雨のため、先週9月2日のサイクリング記録を作成。
_ 奈良県の道の駅御杖をスタートして、曽爾→(三重県境)→香落渓→青蓮寺湖→杉坂峠→比奈知ダム→名張市内→桜峠→伊勢奥津→(奈良県境)→道の駅御杖というルート。
_ 序盤は景色の良い青蓮寺川沿いを行く下り基調の道で軽快に進んだものの、後半の60km地点(青山町)から80km地点の桜峠までは高低差400メートルのほぼだらだらとした上りで、結構足にきてしまった。
_ 桜峠は名前に反して鬱そうとした森の中の峠。桜の木は生えていなさそう。峠では2つに行く道が分かれていて、一つは布引峠へ向かう道、一つは美杉へ下りていく道。布引峠へ向かう道は、異様に舗装が悪そうだった…。進路をとった美杉へ行く道は高低差400メートルを6km程で下る斜度のあるダウンヒル。こちらもそれなりに舗装が悪く、砂や石ころがところどころにあって慎重に下っていくことに。
_ 美杉で先日幽霊列車事件のあったJR名松線沿いの道に合流。ここから再びだらだらとした上り。桜峠で足をかなり使ってしまっていて、奈良県境を越えてからはかなりしんどかった。なんとか元の、道の駅御杖に戻り、道の駅内にある温泉「姫石の湯」に入って疲れを落とし(落ちきるわけはないが)た後、帰宅の途に。
_ この日の走行距離100.41km、走行時間4時間35分02秒、平均時速21.8km、最高時速55.3km。wadachiによる記録によれば総上昇量1290メートルですか。全然脚力ないなぁ>自分。
_ ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージはクエンカでの個人タイムトライアル。カンチェラーラ(CSC)が叩き出した暫定トップタイムを、ミラー(サウニエルデュバル)がわずかに上回ってそのままステージ優勝。ドーピング違反による出場停止処分が解けて、ツールではかつての輝きを失ったかのように思えたミラーだったが、しっかりとブエルタで復活を果たした。今回のブエルタはまさに「復活」がキーワードだなぁ。
_ ヴィノクロフが好タイムを叩きだして3位につけたものの、総合リーダーのバルベルデはヴィノに遅れることわずか8秒でゴール。総合2位のカシェチキンは3級山岳の入り口のところではバルベルデに対しリードをとっていたが、その後逆転を許して、逆に13秒の差をつけられることに。バルベルデ、完全に苦手のTTを克服したか。
_ F1イタリアGP予選、Q1で山本左近が、Q3でアロンソがタイヤバーストに見舞われる。どうやらいずれもサポートレースでのアクシデントによるマシンの破片を踏んだらしい。ちゃんと掃除しろよ…。おかげで左近君ちょっとパニくってる様子の無線がTVで流される羽目に(^^;。
_ アロンソはバーストでマシンを傷めたものの、そのまま最後のタイムアタックを敢行。かなり破損していたのに5番手に食い込んだのは凄い。でも予選の後ってパルクフェルメ保管なのでマシンに触れないんじゃ?と思ったが、どうやら修理はできるらしい。
_ 最後はライコネンとミハエルの壮絶なタイムアタック合戦となって、1000分の2秒差でライコネンがPP。終始好調だったハイドフェルドが3位に。
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アロンソの前にマッサがいて、チャンピオンシップ的には面白いグリッド順になった…と思っていたら、何とアロンソが、Q3でマッサの走行を妨害したとして、ベスト3のタイムが取り消しに。これで10位に降格。しかし走行妨害は実際にはなかったとの報。FIAのフェラーリえこひいきがまたしても…?
_ やっぱり今日も雨が降りそうだったので、早起きして近場を走る。細野峠越えをしようとしたら、ギアがローに入らなくなってしまうトラブルが発生したので、諦めて上ってきた道を下ることに。
_ 櫛田川沿いに出て、走りやすい多気の道を行く。明和に入ると参宮街道を通って東進。天気がまだまだ保ちそうなので、伊勢まで走ってみることに。国道23号の宮川大橋を渡り、宮川の中州の島・大湊を一周してターン。そこから松阪まで、可能な限り海岸・河川沿いの堤防の道を走る。河口にぶちあたると、河口に一番近い橋まで遡上し、橋を渡るとまた堤防上の道への繰返し。堤防上はあまり走り易い道ではないが、海を見ながら走るのはなかなか気持ちがいい。かすかに向こう岸の知多半島が見えたり。あと、明らかに雰囲気の違う船が沖に停泊しているのを発見したり。自衛隊?
_ 最後に松阪港に寄る。さきほど沖に停泊していた船が泊まっていた。海上自衛隊の輸送艇らしい。あと、12月に中部新国際空港への海上アクセス港がオープンする予定なので様子を見に行ったが、まだ工事があまり進んでいない感じだった。埠頭のボーリングをしている横の方で基礎工事をしているようには見えたが。まぁ、まだ4ヶ月近くあるといえばあるからこんなものなのか…。
_ 本日の走行距離131.69km、走行時間5時間37分22秒、平均時速23.4km、最高時速57.3km。帰ってきて1時間もしないうちに、もの凄い雨に。帰ってきた直後はまだ明るかったのになぁ…。自転車屋さんにギアの調整をしてもらいたかったが、行けなくなってしまった。
_ ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージはモティーリャ・デ・パランカール〜フォードの工場までの182km。
_ 平坦ステージ恒例?リラックスの選手(ホルヘ・ガルシア)が逃げていたが、捕まって集団スプリントへ。ゴール1km手前で横断幕に遮られた袋小路へと入ってしまう選手数人がいたり(^^;。ゴールスプリントはミルラムが列車を作ってツァベル200勝達成?と思われたが、どうやらミルラムのエースはペタッキに代わっているらしい。そのペタッキ、ゴール手前のコーナーでランプレの選手の進路妨害に遭い、上位に食い込めず。
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勝ったのはゲロルシュタイナーのフェルスター。今年のジロの最終ステージを制した選手。2位にオグレディ。そういえばオグレディがCSCに移籍してからスプリントで勝ったのを見たことがないような…。
この日記は、GNSを使用して作成されています。