_ 台風で大荒れの日。22:30現在、風が強まって、時折雨が雨戸を叩きつける。市内山間部の12世帯に避難勧告が出た模様…。
スカパーは一時画面が乱れて受信できなくなったりしたけど、現在は順調に映っている。今日のツールの山場まで保ってほしい…。
_ 第4ステージはヴィレールコトレ〜ジョワニー193km。4級山岳が4つ用意されているが基本的には平坦ステージ。最後はやはり集団スプリント勝負になって、クレディアグリコルのハスホフトが優勝。クイックステップに内乱の気配?(^^;
_ 第5ステージはシャブリ〜オタンの182.5km。なんとゴールまで25kmというところで、ヴィノクロフが落車!クレーデンとカシェチキンを除くアスタナのアシストたちが必死に働いて、ヴィノクロフを集団に戻そうと試みるが、力尽きる…。最後はヴィノクロフが単独で前を追い、山岳で遅れたボーネンらと合流。ヴィノとボーネンが共闘して追走するも、1分20秒を失ってしまった。タイム差も痛いが、怪我の具合も心配…。この日はクレーデンも落車して怪我をしたようなので、アスタナにとっては最悪の1日となってしまったなぁ…。ステージ優勝はポッツァート。それよりツァベルが2002年以来となるマイヨヴェールを獲得したことに狂喜してしまった。
_
第6ステージはスミュールアンオーソワ〜ブールガンブレスの199.5km。ヴィノクロフは片肘と両脚に包帯を巻きながらも出走。両脚を縫ったということだが、スタート地点ではVサインをしながら写真に応えていたという…。さすが軍人…。この日はコフィディスのブラッドレー・ウィギンズが一人で大逃げを打つが、最後はやっぱり集団スプリント。ボーネンが今大会初勝利を挙げて、マイヨヴェールを奪還。ツァベルは及ばず3位に終わった。マキュアンは行方不明(^^;。
_ 朝起きたら、台風一過の青空が…出ていなくて、しとしとと雨が降っていた。台風は潮岬付近を通過して紀伊半島を掠める形になったため、1時に就寝して以降の雨量はそれほどでも無かった模様。市内の被害は少なめかな。山間部の避難勧告はそろそろ解除されそう。
_ にしても、こういうときに国交省河川情報システムが落ちてどうするよ。
_ スカパーは1回だけ「受信できません」状態に陥ったが、その後は最後まで画面が乱れることもなく保ってくれた。今大会最初の山岳ステージだった第7ステージはブール・アン・ブレス〜ル・グランボルナンの197.5km。途中、山々の向こうにモンブランの白い偉容が見られたりして、絶景絶景。
_ レースの方は、逃げ集団にいた若いドイツ人、リーナス・ゲルデマン(T-Mobile)が、この日の最後の山岳・コロンビエール峠の頂上から5km手前でアタックを決めて峠を制すると、下りでも追走するランダルーチェ(エウスカルテル)を引き離す走りを見せて、堂々たるステージ優勝。この結果、ゲルデマンは総合首位に。ドイツ人のマイヨジョーヌは久しぶり(2002年の序盤ステージでツァベルが獲って以来)。ウルリッヒの後継者と言われていた選手が、一つ、ウルリッヒに近づいた。
_ ヴィノクロフはカシェチキン、クレーデンとともに3分遅れの集団でゴール。総合を争うライバルたちから遅れることなく最初の山岳ステージを終えた。22分遅れでフィニッシュし、マイヨジョーヌを失うこととなったカンチェラーラは、手で「7」を表しながらのゴール。7日間マイヨジョーヌを着用したぜ、というサインかな。
_
明日はロスラン峠などを越えて、最後はリゾート地のティーニュ(ツール初登場)にゴールするステージ。実質頂上ゴールなので総合争いは大きく動くことだろう。ヴィノクロフは痛みに耐えてどこまで先頭についていくことができるのだろうか。
_ 台風の次は地震…。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。台風による雨は新潟ではそれほどでもなかったようだけど、また明日以降雨が降るらしいので、被災地にお住まいの方はお気をつけください…などと思っていたら、夕方にこちらの方でも揺れを感じる地震が。新潟の余震かと思ったら、震源地は奈良とのこと。うーむ、日本列島に住む以上、地震はホントに他人事じゃないなぁ…。
_ 先週の仕事の疲れを残したまま3連休に突入したため、土日と体調不良に喘ぐ。特に舌のただれようが酷く、口内炎も痛んできたので、日曜夜は鰻の蒲焼きを食べることにした。すると今日になって、見事に舌のただれがなくなった。口内炎も消滅の方向に。こういうときはやっぱり鰻に限るなぁ。で、勢い余って今晩も鰻の蒲焼きになってしまった(ぉ。ちなみに昨日は鹿児島産で、今日は三河産。間違っても中国産は食べない。
_ アルプス2日目、ル・グラン・ボルナン〜ティーニュの165km。見所一杯だったが、とにかくラスムッセン。山岳賞を獲りに動いたかと思ったら、マイヨジョーヌまで獲ってしまった。ラボバンクはメンショフが3分19秒差の10位につけているが、ラスムッセンがこうやってゲルデマンを除く他の選手たちと2分30秒以上の差をつけて総合首位に躍り出たことで、チーム戦略を変えることになるんだろうか。もっとも、ラスムッセンはTTが弱いので、この差ではリーダージャージを守り切るには充分ではなさそうだが…。
_ ヴィノクロフはバルベルデら総合を争うライバルからまた遅れてしまったが、クレーデンのアシストを受けて大きな遅れにはならず。同僚カシェチキンが2分52秒差で5位につけているが、ヴィノ自身まだまだ総合を諦めていない模様。一方、ヴィノのアシストをしなければならなくなったクレーデン、もし自分が他のチームのエースだったら…と思ってはいないだろうか。多分アスタナは、ヴィノがだめならカシェチキンで行くつもりだろう。こちらもチーム戦略的にいろいろ今後が難しいところ…。
_ 積極的にアタックをかけたモローが奮闘して4位でフィニッシュ、総合でも7位に。今のところバルベルデが総合優勝最右翼だが、モローももしかしたら…という可能性が出てきた、かも(^^;。
_ マヨはジロに続いて見事な走り。ハーフジップのジャージだったため、ジャージをヒラヒラさせながら走る姿は見られなかったが、いいアタックだった。総合は3位にジャンプアップ。ただマヨもTTが弱いので、このタイム差では総合優勝争いに最後まで残るのは難しいか。
_ ゲルデマンはマイヨジョーヌを失ったものの、43秒差の2位で残った。この日、T-Mobileは散々。ゲルデマンに代わりマイヨジョーヌを着るはずだったマイケル・ロジャースが下りでクラッシュして最終的にリタイヤし、レース後にはシンケヴィッツが観客と接触して負傷してしまった。カヴェンディッシュもリタイヤ。チームは少ないコマでゲルデマンの新人賞ジャージを守りきれるか。
_
そのほか、不調だったマキュアンがタイムオーバーで今年のツールを去ることに…。第1ステージの強襲スプリントでの勝利だけに終わってしまった。マイヨヴェールはこれでボーネンVSツァベル?
この日記は、GNSを使用して作成されています。