_ 好天なようなので、久々にサイクリング。紅葉が見頃かな、ということで、紅葉狩りも兼ねて大台ヶ原へ行ってみた。(→本日の走行マップ)。
大台ヶ原と言えば、「ヒルクライム大台ヶ原」という有名なヒルクライムレースが行われている(今年は中止)けど、そっちのコースは途中かなりの激坂が待ちかまえているとのことで、今日はまだ初心者向け?の大台ヶ原ドライブウェイ約20kmを走破するコースの方をとった。
_ 道の駅を出発して、まずは吉野川沿いのR169を南下しながら大迫ダムへと向かう。走り始めたときはまだ気温は一桁台で、長袖ジャージだけではちょっと寒いと感じていたが、ピーカンのおかげで気温が上がり、長袖ジャージでちょうど快適なぐらいに。
大迫ダムあたりまでの10数kmはフラットで、ヒルクライムに向けてちょうど良い足馴らしに。
_ 大迫ダムから少しずつ上りに。伯母谷口のバス停前でR169を降りて、R169旧道へ。途中、大きな落石が落ちていたりして少しビビリながら進む。すれ違った車はわずかに2台。
進んでいくと、伯母谷口では小さく見えていた伯母谷ループ橋が、だんだんと大きくなってくる。そしてループ橋の真下へ。ループといってもその殆どがトンネル区間なので、道路が弧を描いている部分が見られるのはそれほど多くはないが、それでもなかなかの偉容。聳え立つ橋脚が力強い…。見惚れながら通過するが、そこからR169に合流する区間は10%前後の坂道でちょっと苦しむ。
_ ドライブウェイの始まりの方は道幅が狭い区間が多く、自分が自転車で走っている横を車ですり抜けるのにも難儀するほど。なので車が来たら道路脇ギリギリを走ることに。勾配もそこそこあるので、止まりたくはないところ。でも前の車がすれ違いの関係で止まってしまったら、止まらざるを得ず…。
それも数キロ進むと道幅が広くなり、走りやすくなってきた。眼下には、さっきの伯母谷ループ橋が小さく見えた。
_ ここら辺まで来るともう景色が素晴らしく、ところどころで足を止めて写真を撮ったり。紅葉の具合もなかなか。…しかし、紅葉狩りにうってつけの日ということもあって、車が次から次へとやってくる。通行が途絶えたなぁ…と思うと、後方からバスが現れて、その後大名行列のようにぞろぞろと車・バイクが…。速度の遅いバスが頭抑えになってるのだね…。
道は尾根伝いに進むようになり、左右どちら側を見ても遠くの山並みが見渡せるようになってきた。景色を見るのを理由に速度を緩める。
_ 残り6km、経ヶ峰を過ぎたところで一旦下り、速度が上がる。駐車場まであと少しというところで、道の両脇に駐車している車が増え始め、そのうち渋滞してきた。車と車の間をすり抜けて、頂上の駐車場へ到着。わさび谷からは2時間弱…。
_ 食堂でうどんを食べた後、駐車場を一周。
ちょっと遊歩道を歩いてみようかな、と思ったものの、サイクリングシューズではさすがに歩きにくく、少し歩いただけで断念。今度来たときはハイキング用シューズも持ってきて、大台ヶ原随一の絶景だという大蛇ーに行ってみたいなぁ…。
下りも写真を撮りながら進んでいく。鹿の姿も発見したけど、すぐ木々の奥の方へ走り去ってしまった。残念…。
_ 大台ヶ原ドライブウェイを下りきり、R169に合流。帰りはR169をそのまま走り、ループ区間に突入。大嶽トンネル→一ヶ山トンネル→伯母谷ループ橋→滝の脇トンネル→栗の木トンネル→伯母谷トンネル…と、トンネルだらけ。いずれも自転車が通行できるような歩道はなく、車が来ないタイミングを見計らって車道を通過。下り基調だったからいいものの、上りだったらちょっと大変だったかも。
_ 大迫ダムを通過した後は、ほぼ平坦基調。淡々と走って、デポ地の「道の駅杉の湯 川上」へ。帰りに温泉に寄って帰宅。
本日の走行距離76.66km、走行距離4時間07分28秒、平均時速19.0km、最高時速49.6km。途中までは余裕と思った大台ヶ原、でもやっぱり1200メートルの上りは厳しかった。とはいえ、紅葉が綺麗で大満足。
_ 久しぶりに名古屋。キャラメルボックスの芝居『トリツカレ男』を観に、名鉄ホールへ。
『トリツカレ男』という題名とは裏腹に?ファンタジックなお話で、心が温かくなる内容。主演は、春に観に行った『少年ラヂオ』に続き、畑中さん。原作を読まずに観劇したのだけど、広告写真での大きく跳んでいるような畑中さんの姿、あれは…だったのかぁ。これに関係する場面での舞台表現が巧いなぁと思ったり。
驚いたのが岡田達也さんの役どころ。登場の仕方は至って普通なのに、実は…でビックリ。菅野さんはまたコミカル。しかも今回は大いなる内輪ネタが…。あと、大森さんをようやく舞台上で観ることができた。春公演では上川さんを観ることができるかどうか。神戸・大阪は年度変わってからのようなので、行ける日が読めないのだよなぁ…。また東京まで観に行くか?
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その後、伏見ミリオン座に移動して、地元でやっていない映画、『パンズ・ラビリンス』を鑑賞。スペイン内戦下における薄幸の少女の物語。思ったよりもファンタジー部分が少なく、むしろ惨たらしい現実世界の部分が長かった。全体的に流れる空気が暗い。PG-12でいいのかというような残酷描写がいろいろとあったりして…。最後はハッピーエンドととっていいのかなぁ。悪い作品ではないとは思うけど、キャラメルの舞台の後に観る映画ではなかったか(苦笑)。
この日記は、GNSを使用して作成されています。