_ ジロ・デ・イタリアはいよいよ今日が最終日。通常最終日はミラノでの周回レースだったのが、今年はTT。しかも、ここまで総合首位のコンタドールと2位リッコの差はたった4秒!これは目が離せないTTになりそう…と言いたいが、コンタドールはTT得意で、リッコの方はTTが苦手だからなぁ…。コンタドールのマリア・ローザは堅そう。リッコがどれだけ総合順位を落とすか、ということに視点がいくかもなぁ。距離が短いとはいえ、総合4位のブルセギン、総合6位のメンショフあたりが最終的に2-3位を占めることになったりするかもなぁ…。
_ それにしても、第19ステージのサヴォルデッリの働きは凄かった。ディルーカを引き連れての超速ダウンヒル。おかげでディルーカは19ステージ終了後、21秒差の総合3位まで浮上。ディルーカは第20ステージで力尽きてしまったが、この下りは今年のジロ最大のハイライトだったかもしれない。
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第20ステージでステージ3勝目を挙げたセッラも素晴らしかった。マリア・ヴェルデに相応しい山での活躍ぶり。パンターニの再来、とは本人は言われたくないようだけど、パンターニと比較されてもいいような走りだったと思う。来年は移籍して、ツールやブエルタでも走ってくれないかなぁ。
_ 土曜日の夜から右側の背中の痛みに襲われる。その日の晩は睡魔が勝って眠れたが、昨日の晩はどんな寝方をしても痛くて、ほとんど眠ることができず…。朝の6時ぐらいにいったん眠るのを諦め、市内の整形外科をwebで検索。市内にはあんまりいい医者がいないと聞いてるからなぁ…。その後、横になったらなんとか眠ることができた。
7時30分に目が覚めると、痛みはわずかに退いていたので、医者へ行かず出勤。しかし痛みと眠さであんまり仕事がはかどらず、定時でとっとと帰宅して休養。
_ 痛みは当初背中の右側に集中していたが、だんだん全体に広がりつつあるなぁ。痛みの強さは減ってきたけど…。明日は晴れたら肉体労働があるのだけど、できるんだろうか…。
_ ジロ・デ・イタリア最終ステージ、個人タイムトライアル。自分の予想した展開とは違い、TT得意なブルセギンがタイムを出せず、総合でリッコを逆転するどころか、逆に4位のペリッツォッティに迫られる結果に。わずか2秒で辛くもブルセギンが総合3位に踏みとどまり、先にTTを終えていたペリッツォッティは落胆。最終日はこの2人の戦いが一番熱かった。
_ 総合はコンタドールが余裕で守り、見事2つめのグランツール制覇。9月のブエルタも制してしまったらえらいことになるなぁ。それにしても、開幕1週間前までビーチでバカンスを楽しんでいた選手に総合優勝を奪われた有力選手たちの心境やいかに…(^^;。
_ リッコはTTをがんばって総合2位を死守。ピエポリがいれば、途中でマリアローザを着ることもあったかもしれないなぁ…。ジャパンカップを制した選手でもあるので、もう一つ上の頂点を目指してほしいところ。
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次はツール・ド・スイス。これも山岳TTがあるらしい…。
_ 背中の痛みは無事治まる。筋を違えていたのかな。
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本日は外部有識者等を交えた会議。この手の会議で初めて自分が説明することになり、旨く説明できるかと緊張していた(この手の会議の出席自体、5年ぶりだったのだが)。会議が始まり、議題が進んで自分の番がすぐにやってきたので、説明を始める。すると…よりによってそのタイミングで、建物の真下で道路工事が始まった…。ガガガガガガガ…とドリルの音。ただでさえ通りにくい声なのに、こんな騒音を出されてはさっぱり聞こえんだろう…と、できる限り声を張り上げて、叫ぶように説明するはめに…(-_-;。これで、緊張感もどこへやらとなったのは不幸中の幸い。説明が終わり、次の議題に入る頃には工事騒音は小さくなり、会議が終わる頃には工事は終了していた…。無駄に疲れた…。
_ 毎年のごとく波乱の展開となるカナダGP、今年はSC出動が1回だけと、例年よりも少なめだったが、そのSC導入中のピットレーン出口で、赤信号のために停止したライコネンに、続いてやってきたハミルトン(とロズベルグ)が追突するという、衝撃(笑撃?)のレース展開(^_^;。優勝争いはBMWザウバー2台で行われ、ピットイン1回分のマージンを築いたクビサが、ピットアウト後もハイドフェルドに首位を譲り渡さずチェッカーを迎えた。ポーランド人の優勝はF1史上初(「波蘭」はポーランドの漢字表記)。クビサはこれでドライバーズ選手権のリーダーに。BMWザウバーも、前身のザウバー時代を含めてチーム初優勝(シーズンオフに、ことしのBMWザウバーはダメだと言われてたのは何だったのか…^^;)。昨年に続き2位に入ったハイドフェルドは、自身に充分勝機があっただけに、レース後はかなり不機嫌だった…(^^;。そして3位はクルサード。こういうところでちゃっかり表彰台に立つあたりが彼らしい。
_ 一時は2位に立った中嶋一貴は、バトンとの接触でフロントウィングを壊してピットイン、しかしそのフロントウィングがマシン下部に潜り込んでしまったためマシンコントロール不能となってクラッシュ。最後まで残っていたら結構いい順位でフィニッシュできただろうに…。ロズベルグが今回も無得点に終わっただけにもったいない。
_ トヨタはせっかくのW入賞も、グロックのミスのあおりでトゥルーリがポジションを落とすハメになり、画竜点睛を欠く結果。ホンダは体調不良のバリチェロが一時はトップを走って頑張ったが、後半に来てずるずる順位を落とし、7位フィニッシュ。フェラーリのマッサはオールドピットヘアピンで2台抜きを敢行するなど、ベストパフォーマンス賞ものの走りで5位。
_ それにしても…去年ここで大クラッシュをしたクビサが優勝し、去年ここで赤信号無視によって黒旗失格となったフェラーリが、今回はきっちり守った結果、追突されてリタイヤ(ドライバーは違うが)とは(^^;。
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あと、ハミルトンはあの場面で、ピットレーン出口で止まっているクビサとライコネンの車を見て、「あっ、赤信号か!」と気づき、一瞬でどっちにぶつかるべきかを判断したのだろうか。クビサにぶつかるよりは、ライコネンにぶつかった方が選手権上マシ…と。
この日記は、GNSを使用して作成されています。