_ 先週末ぐらいから何となく体がだるかったのだが、月曜日から喉痛の症状が出始め、火曜日には微熱が。その日は夜飯にうなぎを買って食べた甲斐があってか、寝る頃には熱が収まったが、喉痛とけだるさは継続。
で、昨日の午後また崩れてきて、帰ってきて体温を計ってみたら、38.5℃…。今度は風邪薬と高めのユンケルを飲んで、21時に就寝。25時頃にいったん目が覚めたので、計ってみたら37℃まで下がっていた。
そして今朝、36℃の平熱に。今日は大事な仕事があったので、熱が下がってよかった。さすが高いユンケル。喉痛とけだるさは残っているが、それは3連休でゆっくり治すか…。
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帰宅して、iPod classic 120GB(BLACK)受領。
_ 昨日に続いて雨に見舞われたモンツァ、Q2でライコネンとハミルトン(それも14-15番手)が消える波乱。PPは、これまで幾度となく雨に強い走りを見せていたトロロッソのヴェッテルが初めて獲得。アロンソが持っていた史上最年少PP記録を更新。BMWザウバーのサードドライバーとして鮮烈な登場をして以来、注目されていたけど、だんだんとスター性を帯びてきたなぁ。トロロッソチームも、前身のミナルディ時代を含めて初ポール(これまでの最高位は91年アメリカGPでマルティニが獲得した2位)。ベルガーもうれしそうだ。同僚のブルデーが4位、兄弟チームであるレッドブルのウェバーも3位と、赤牛勢が予選を席巻した感じ。
_ ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージは、6年ぶりに戻ってきた魔の山、エル・アングリルの頂上ゴール。6年前のレースは総集編でしか見ていないが、凄い雨の中で行われ、勝ったエラスがゴールで憔悴しきっていた映像が記憶に残っている。
_ そのアングリルの上り。勾配が20%を超える区間が何度も登場。最大勾配23.5%って、きついのはそこだけじゃないのね。厳しさではジロのゾンコラン以上のよう。見所の急勾配区間では観客が鈴なりで、選手の走りやカメラバイクなどを邪魔してしまわないかとヒヤヒヤしながら見る。そんな中、やはりコンタドールが好調な走りで、最後に彼についていけたのはバルベルデ、ホアキン・ロドリゲスのケスデパーニュ勢のみ。サストレはマイペース走法で追走するも及ばない。バルベルデがアタックするが失敗、するとコンタドールが代わってアタック。これにはケスデパーニュ勢はついて行けず。激坂区間もぐいぐいとのぼっていき、独走でゴールへ。お得意の「バーン!」を決めてステージ優勝を遂げるとともに、マイヨオロをも獲得。これでいよいよ3大ツール制覇が見えてきたなぁ。
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にしても、アントンの落車→リタイアは残念だった…。
_ 決勝日まで雨に見舞われたモンツァ。久々にF1を全編どきどきしながら観た。おめでとう、ヴェッテル。ウェットから徐々に乾いていく決して簡単ではないコンディションだったけど、完璧な走りで危なげなくトップを守りきった。それにしても、今のF1でプライベートチームが勝つ場面が訪れようとは思いもしなかったなぁ。しかも元ミナルディ。実際、トロロッソにはミナルディのスタッフが結構残ってるらしいし。
_ 優勝チーム代表者として表彰台に挙がったのは、20年前のこのGPでの勝者でもあるベルガー代表。そういえばトロロッソはエンジンがフェラーリなんだよなぁ。フェラーリ以外のイタリア国籍チームが勝ったのは…1957年のドイツGP、ニュルでマセラッティを駆るファンジオがフェラーリ勢を相手に伝説的な勝利を挙げたレース以来らしい。つまり51年ぶりですか…。
_ ハミルトンはダーティーさが目立ったレースだった。1車身残せよ…。ライコネンはやる気があるんだか無いんだか…。500戦目のレースとなったウィリアムズ勢、途中まで上位で頑張っていたロズベルグは、終わってみれば一貴より後ろの14位。一貴はワンストップ作戦が一応成功した形か。あと、ブルデーはかわいそうだった…。
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コンタドール強し。バルベルデはいつもどおり…。ステージ3位に終わったけどモスケーラは今年もいい走りを見せてるなぁ。来年以降もシャコベオ・ガリシアで走るんだろうか…。
_ スローペースで展開しているブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ。2人が逃げる中、メイン集団はまったり。アメリカ人選手(昔アームストロング、今ライプハイマー)の応援で有名なテキサス・ロングホーンの人が今日もコース脇に現れたが、彼がいつも持っている大きな星条旗を、ラボバンクのフレチャが強奪、その後道ばたにポイッと捨てる事件が発生…(^^;。思わず大笑いしてしまったが、さすがに国旗を捨てるという行為はまずいかも…。
_ 本日のレース中継で、スペインのあちこちでみかける黒い雄牛の看板(「茄子 アンダルシアの夏」でも登場した)の話が出て、その正体が判明。「オスボルネ(オズボーン)」というシェリー酒メーカーの看板で、かつては看板に「オスボルネ・シェリー&ブランデー」と書かれていたらしい。ところが、自動車道路沿いに広告看板を立てると運転者の注意を削ぐという理由で禁止となり、この看板も撤去しなければならなくなったが、あまりにも国民に愛されていたため、看板を黒く塗りつぶすことで生き残ったとのこと。これが荒涼としたアンダルシア地方などの景観に見事にマッチするんだから面白い。
シェリーというとティオ・ペペぐらいしか知らないのだけど、今度酒販店に寄ったら、オスボルネのシェリーがないか探してみるか。
この日記は、GNSを使用して作成されています。