_ 3年ぶりの鈴鹿F1。何とか金曜も行くことができた。でも天気が悪い…。上下カッパを着ての観戦に。
_ どらちゃんと合流後、1回目のフリー走行はデグナーのエキストラ・ビューで観戦。エキストラ・ビューは立ち見・入れ替え制の観戦ポイント。今年から全席指定となったため、自分が購入した席以外で見ようと思ったらこのエキストラ・ビューでしか見ることができない。これはちょっと不便な感じ。人がまだ少ない金曜ぐらいは他の場所で見られるようにしてくれないかねぇ。
_ そのフリー走行、トヨタはグロックではなく小林可夢偉が走っていてビックリ。グロックが風邪でダウンし、土曜のフリー走行までの代走としてサードドライバーの小林にお鉢が回ってきたらしい。しかし体調不良なのはトゥルーリの方と聞いていたので余計に混乱した。まさか新型インフルがトヨタで流行っているとか…?
_ 母国GPの中嶋一貴がセッション最終盤までトップタイムだったが、最後にコバライネンにその座を奪われてしまった。全日本F3チャンピオンのスーティルが得意の雨の中で3位。
_ その後、グラスタ付近のトークショウなどを見る。トヨタ・新居章年氏の今朝のどたばた話(グロックが体調を崩して急遽可夢偉を乗せることになった経緯)を聞いたり、その可夢偉と前日焼き肉を食べていた(そのときまさか翌日に走行の機会が訪れるとは思っていなかった)という吉本大樹の話を聞いたり。
_ フリー走行2回目はB2の自席で観戦。開始から雨、特に酷いときはシャワーを浴びるかのよう。ピットロードでは川のように水が流れ出し、どこかのチームスタッフがつくったらしい折り紙の舟がその川の上を走っていた。まじめなオフィシャルさんに拾われてしまったけど(^^;。セッション開始直後にトロロッソの2台が走った後、1時間ほど車が走らない時間が流れたけど、残り30分となったところでようやく、アロンソを皮切りに各チームが走り出したのだった…(ブラウンGPは走らなかった…)。
_ フリー走行観戦後は場内をぶらついてこの日の観戦終了。ポルシェカップが終わるまで各スタンドは開放されなかった…。スタンド開放と同時にQ2席の見晴らしを見学してみたり。
_ この日はB2席でBSの浜島氏と、「墨のF1アート垂井ひろし展」で解説の小倉さんに遭遇。小倉さんには「お仕事頑張ってください」と声をかけたら、「この後の(日本GPでの)仕事はドライバーズパレードの中継だけなんですよ」とのご返答をいただいたのだった(^^;。
_ 鈴鹿F1・2日目。朝方家を出るときは小雨だったけど、サーキットに着く頃は見事に晴れ上がり、コンディションはドライに。暑い1日だった。
_ 予選。午前のフリー走行、デグナーでクラッシュしたウェバーは車が直らず出走せず。そのデグナーでブエミ、アルグエルスアリ、さらにはコバライネンがクラッシュ。デグナーはやはり難しいコーナーなんだなぁ。デグナー1個目と2個目をうまく見られる観客席があれば面白そうなんだけど…。朝のフリー走行で2番手タイムをたたき出したブエミは、Q1に続いてQ2でもクラッシュ。トロロッソのメカニックは今晩大変だ…。
_ 中嶋一貴はQ1敗退。うーん…。
_ Q2では病み上がりのグロック(カムイは昨日のみの出走となった)がシケインを立ち上がった後の最終コーナーでクラッシュ。1コーナースタンドからは辛うじて土煙が見えた。結果的には軽傷だったようだが、足を痛めた様子だったので、事故直後は気まずい空気が流れた。最終コーナーのランオフエリアは改良の要求が出たりしそうだなぁ…。それにしても、赤旗3回。とんでもなく混乱した予選だった。…その混乱が夜まで尾を引くことになろうとは。
_ ポルシェ・カレラ・カップを少し見た後、駐車場エリアへ。その後前夜祭が行われているグラスタ付近を通る。堂本光一などがゲストに来ていることもあり、グラスタは大入りの模様。そのまま帰路に着く。
_ で、帰りの電車で会社の後輩と遭遇してビックリ。木曜日のピットウォークに参加したらしい。
_
夜になって、Q2でブエミがクラッシュして出された黄旗区間で減速せずに走ったドライバーにペナルティが出た。4番手のスーティルが降格になったのは残念。そしてブラウンGP勢がそろってペナルティを喰らったことで、チャンピオンシップ的には面白くなったかも。
_ 鈴鹿F1・3日目。日焼け止め必須の晴天。帽子を家に置いてきてしまったので、ショップでレッドブル(ベッテル)のキャップを購入。それでもタオルで顔や首筋を覆わないと熱中症になってしまいかねない暑さだった…。
_ ポルシェカレラカップの時間は駐車場でまったり過ごさせてもらい、ドライバーズパレードから観戦開始。クラシックカーにドライバーが1人ずつ乗ってのパレード、これは日本GPだけのスタイル。他のGPでは1台のトラック(?)の荷台にドライバー全員が乗るというスタイル。どう考えても日本GPのスタイルの方がいいよねぇ。
そのドライバーズパレードの最中、ハミルトンが乗っていた車がトラブルで止まり、ハミルトンはアロンソの車に同乗することに。チームメイトだった頃はいがみ合った二人だけど、今はもう悪い関係ではないんだなぁ。アロンソはこのGPウィークが始まる前にフェラーリ入りを発表したことで、ずっと機嫌が良さそうだった。木曜の特別ピットウォークの際にあった抽選制のサイン会では、当たらなかった人にもサインをばらまいていたらしい(^^;。
_ 2時、決勝スタート。PPのベッテルがきっちりスタートを決め、独走開始。
_ 鈴鹿の経験はあるはずの中嶋一貴は苦戦。給油後の1コーナーでは(やむを得ないものの)フォースインディアのリウッツィにパスされる場面も。同じく鈴鹿の経験があるエイドリアン・スーティルは、シケインでコバライネンと絡んでスピンし後退してしまった…。
_ そのコバライネンはピットアウトの際、同じタイミングでピットインしていたフェラーリのフィジケラとピットロードを併走し、危うげにもつれ合いながら1コーナーへ入るシーンも。
_ ベッテル独走で迎えた終盤、トロロッソのアルグエルスアリが130R先のイン側でクラッシュ(この場所でのクラッシュは珍しい…)して、セーフティーカー導入。この週末トロロッソはクラッシュしまくりだったなぁ…(^^;。しかしセーフティーカーが引っ込んでレースが再開しても順位は変わらず、そのままベッテルが優勝!完璧な勝利だった。レースはちょっと単調な感じだったけど、バリチェロ・バトンのブラウンGP勢がわずかにしかポイントを獲れなかったことで、チャンピオンシップが面白くなった。
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レース後は、翌日仕事ということもあり早い内に帰宅。鈴鹿サーキット稲生駅の人待ちは過去の経験からしても少なく、あっさり最初に来た列車に乗ることができた。そういえば決勝が始まる前に席の埋まり具合を眺めていたけど、自分の座っている1コーナースタンドでも結構空席があったりした。逆バンク席なんてスカスカ。行き帰りが楽になる・場内移動が楽になるという点では嬉しいけど、この空席具合はちょっと寂しい感が…。来年はもっと客が戻ってくることを期待したい。
この日記は、GNSを使用して作成されています。