_ GW5連休初日。朝5時、自転車を車に積み、一路、信州へ。高速道路は、西へと向かって大渋滞に嵌った去年とは違い、伊勢湾岸→東海環状→中央道上りは比較的順調。土岐JCTで一瞬渋滞したのと、駒ヶ根-伊那間で事故渋滞(8km)、岡谷JCT先で1km渋滞した程度。
_ 長坂ICで高速道路を降り、八ヶ岳の麓の松原湖の町営駐車場でデポ(駐車場が見つからずうろうろしてしまったが…)し、12時過ぎにサイクリングスタート。(→本日の走行マップ)
_ まずは県道480号を下り、国道141号へ出る。松原湖入り口の交差点を左折して、佐久市方面へと向かう…が、曲がった直後に大破裂音。いきなり後輪がパンク…(--;。出鼻をくじかれた…。
_ チューブ交換して再出発。旧八千穂村の清水町交差点まではずっと緩やかな下り。楽に進んでいく。…が、換えたチューブにまた問題発生。しばらく走っていると、いつの間にか後輪の感触がおかしい。スローパンクチャーだ。もう一度チューブを換えるべきかどうか…。とりあえず、空気を時々入れながら進むことに。
_ 清水町交差点を左折して、いよいよメルヘン街道、麦草峠への上りにかかる。大石川沿いの桜は散り始めという感じ。上りはじめてすぐ、標高800メートルの標識が登場。麦草峠は2127メートル。まだ1300メートル以上も上らなければならない…。気温は16度。意外と高い。
_ 標高を示す標識は、律儀にも100メートル高くなるごとに現れる。標識が登場するたび、100メートル上がったんだという励みになる一方、まだまだ先が長いと思うこともあり。
_ 上りの風景は、昨年行った渋峠のような高原風の雰囲気はなく、やや味気ない感じ。周りの木は、しだいに白樺が中心に。1400メートル頃から、残雪が現れ始める。
_ 緩急をつけながらも、上り道は続いていく。勾配の標識は9%と8%のものが登場するが、それ以上の劇坂はなかった。ただ、長い上りでじわじわと足にダメージが。
_ スローパンクチャーは続き、100〜200メートル上昇するごとに空気を入れ直す作業を繰り返す。いっそ完全なパンクになればチューブを交換するのに…。
_ 県道480号との合流点、標高1706メートルのレストハウスで休憩。遠くに浅間山。自販機があったのでボトルにスポーツ飲料を追加。あと上りは400メートルほど、全体の1/3を残すのみ。
_ しかし、その先で足が売り切れてきた。空気の入れ直し作業が、ちょうど足休めにいい時間に。だんだんと道の脇の残雪が深くなってきた。
_ 標高2000メートルを過ぎ、峠まであと少しという白駒池駐車場の手前で、ついにチューブがだめになる。この日二度目のチューブ交換。標高が高くなり、寒いせいかタイヤがなかなか外れなくて一苦労。
_ チューブ交換をしてすぐ、麦草峠へ。いやー疲れた。
_ 峠で少し休んでいたら、1200メートル付近の別荘地帯で休んでいるところを自分が追い抜いた人(空気入れの最中に抜き返され、もう一度抜いたので、都合3回会釈していた)が上がってきたので、お疲れ様でしたと声をかけて、少し会話。高崎から走ってきて、そのまま茅野側に下り、翌日も走るとのこと。うーむ、すごい。自分は明日はダメージが残って走れないだろうなぁ…。
_ 防寒準備を済まし、上ってきた道を下りていく。レストハウスからは県道480号へ。小海リエックスホテルから先は、ものすごい勢いで下る。思えばトラブルが上りの間に出ていてよかった。下っている最中にトラブルが発生していたら、どこかでクラッシュしていたかも…(^_^;。
_ 松原湖まではあっという間に帰り着く。本日の走行距離53.62km、走行時間2時間54分16秒、平均時速18.5km、最高時速65.4km。獲得標高は1383m。
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帰りは八峰の湯という温泉で体をほぐし、野辺山のホテルで一泊。
_ GW5連休2日目は長野県内観光。
宿泊したホテルの前に立つ「日本鉄道最高地点の石碑」。標高1375メートル。そして線路と道を隔てたところに、JR鉄道最高地点の木製の碑、そのすぐ傍らに「鉄道神社」。大きな車輪が祀られている。
_ ゴルフ場の裏手にある平沢峠から見た南八ヶ岳の山々。遠くには南アルプスも見える絶景。ここから1時間ほどで行ける飯盛山に上れば、さらに富士山や浅間山が望めるということだったけど、時間の都合で断念。
_ 8:30過ぎ、宇宙電波観測所と太陽電波観測所がある国立天文台野辺山へ。数多くの電波望遠鏡があるが、中でも45mミリ波電波望遠鏡は圧巻の大きさ。
_ その後、JR野辺山駅へ。標高1,345.67m、日本の普通鉄道の駅としては日本一標高が高い地点にある駅。
_ 次は八ヶ岳高原ラインへ。八ヶ岳をバックにしてかかる東沢大橋が綺麗だった。富士山が望めるという山梨県立まきば公園まで行くが、残念ながら薄曇りになってきて、富士山は見えなかった…。
_ 八ヶ岳高原ラインを引き返して、佐久市まで北上。浅間山が近くで見えるかなぁと、佐久平スマートICから佐久平ハイウェイオアシスへと入るも、ハイウェイオアシスすぐ後ろの平尾富士の裏に隠れて見えず…。
_ さらに上田市に移動して、去年見に行けなかった上田城を見学。「サマーウォーズ」のポスターが貼ってあったなぁ。敷地内にある真田神社(真田幸村を奉っている)は、「戦国BASARA」の真田幸村のイラストが描かれた絵馬だらけだった(^^;。本丸は残っておらず、櫓門が有料で見学可能だった。
_ 長野市へ移動し、善光寺にお参りして、今日の観光は終わり。
_ GW5連休3日目。長野市内から旧鬼無里村役場(現長野市鬼無里支所)へ車を走らせ、駐車場にデポして本日のサイクリングスタート。(→本日の走行マップ)
_ 走り始めてすぐ、標高1000mの大洞峠まで、約300mのヒルクライム。少し上ったところで、勾配10%の標識が登場。…ゆっくり上ろう。一昨日の麦草峠ヒルクライムの疲れで、どれだけ上る足が残っているのか心配だったけど、ギアを軽くすれば(フロントはトリプルなので、インナーの30Tがあるから楽だ)着実に上っていくことができた。
_ 4km超の峠道は、何度か切り返しを繰り返しながら高度を上げていく。高度を上げるにつれ、手前の山に隠れていた白馬連峰の白い姿が見えてくる。景色という褒美がついてくる上りは楽しい。
_ パターゴルフ場を過ぎた先で、ピークに辿り着いた。ここが大洞峠か。峠そのものはあまり展望がなくてちょっと失望したが、小川村側に少し下ると、白馬連峰が見渡せる「星と緑のロマントピア」というレジャー施設があって、絶景を堪能できた。ちょうど端午の節句の候なので、たなびく鯉のぼりと白馬連峰のツーショットも撮れた。
_ 大洞峠から県道38号を下っていくと、小川村役場近くのガソリンスタンドのある場所へと出た。ここを右折し、県道31号大町街道に乗って白馬方面へ。
_ その先で通行規制の表示を見る。御柱祭のため11時から通行止め?まだあと1時間あるから大丈夫だ。さすがに自転車まで通行規制しないとは思うけど…。で、しばらく進んでいくと、途端に人が増えてきて、祭りの雰囲気に。御柱らしきものも発見。人が多くて写真を撮る余裕はなし。その先で、馬に乗った人たちの行列が登場。こちらは写真を撮ることができた。この御柱祭は、諏訪大社のそれではなく、村内にある小川神社のもの。北信随一と言われる祭りだとか。
_ 祭りで賑わう街道を通り過ぎ、道の駅ぽかぽかランド美麻で水分補給休憩。しばらく上り基調の道が続く。車で走っていても思ったけど、長野は上り道か下り道しかないという感じ(^^;。美麻トンネルを越えると、いよいよ白馬村。道は下り基調に転じる。
_ 幹線の国道148号を越え、一本横の道を走る。北アルプス白馬連峰を左手に見ながら、気持ちよく北進。
_ しばらくして国道148号に戻り、JR白馬駅先にある白馬村役場前の信号を右折。次の目的地は標高1090mにある白沢峠。今度は標高差350mほどのヒルクライム。GWで白馬-戸隠間を行き来するのに使われるのか、交通量は結構多かった。ここも標高を上げるにつれ、白馬連峰が見えてくる。そして白沢峠に到着。絶好の展望地であるため、峠にある広くない駐車場は一杯だった。自転車だとこういう時気楽だ。
_ 峠のすぐ先にあるトンネルを過ぎ、鬼無里へと下っていく。下り基調の快走路を通り、デポ地に戻る。本日の走行距離59.77km、走行時間2時間50分05秒、平均時速21.1km、最高時速53.0km。獲得標高は1058m。
この日記は、GNSを使用して作成されています。