_ 台風11号は、ものの見事に逸れていった。雨も殆ど降らず、風も殆ど吹かず。昨年のF1日本GPの時もそうだったが、ど真ん中直撃予報が出た場合は逸れるものだと思っておいた方がいいな。
_ 可能であれば明日から御殿場方面へ逃亡予定。注目は塚越?
_ 昨日の「トリビアの泉」の放送を観て、「電車男」のOPが「DAICON IV」OPアニメのオマージュになってるってのを知った。というわけで初めて放送を観てみた。
_ 午後から休みを取って、15:40御殿場へ向けて出発。22:00御殿場IC着。…伊勢湾岸の流れの速いこと…。
_ 道の駅「ふじおやま」(まだできて1年経っていないようだ)で車中泊。トラックのアイドリング音がうるさく、ほとんど眠れず。耳栓を持ってくれば良かった…。
_ まだ時間があるので、山中湖まで行ってみることに。あいにく富士山は雲の中で逆さ富士が臨めそうにないので、湖面まで行ったところでちょっとぶらついた後、来た道を戻り、目的地・富士スピードウェイへ。
_ 真新しいけどがらがらのメインスタンドでサーキットを眺めやった後、せっかく富士くんだりまで来たので、パドックパスでパドックエリアへ移動。予選開始前のヴィッツがずらりと止まっていた。ヴィッツの予選が始まると、パドックエリアを出てヘアピン芝生席→コカ・コーラコーナーと移動。コカ・コーラコーナーあたりからは1コーナーから駆け下りてくる車が見られるのでなかなか面白い。
_ さらに進んでコース下をくぐり、1コーナースタンドへ。富士の名物・長いストレートの後の1コーナーは改修後も一番のパッシングポイント。レースを見るならここが一番いいかな。サーキットビジョンも設置されているし。などと思いながらまた移動。
_ 再びパドックエリアに戻り、ピットビルの屋上からGC-21とFポンの予選1回目を見る。GC-21はここでしか見られないマシンなので、じっくり見たかったが、7台だけと寂しい出走数で、それほど堪能できず。
_ 次はFポン以上に注目してるF3の予選。チャンピオン争いはほぼオリベイラに固まりかけているが、中嶋一貴にもまだチャンスがある。あと、FDで昨年から8連勝している塚越広大がここでF3デビュー。FDデビューの時も生で見ている。しかもその時は日曜の第2戦で早くも優勝してしまっている。F3のデビュー戦はどれだけの結果を出すだろうか。…予選は、10位と9位に終わった。でも1年落ちのマシンだから、充分な結果。
_ お昼はピットウォーク。鈴鹿よりも人が少ない?サインも並べば貰えた。クインタレッリと平中のサインをゲット。クインタレッリのサインをもらう際に、前に並んでいたおばちゃんから「この人なんて名前?」と突然聞かれ、(名前を知らずにサイン貰おうとしてるのかよ!)と心の中で叫びながら「…クインタレッリ」とややぶっきらぼうに答えてしまったが、果たしておばちゃんがその名前を自分の頭の中にインプットできたかは不明。
_ ピットウォーク終了後、パドックエリア内、ヘアピン上の「レストランORIZURU」で昼食。お昼タイムなので混んでるかなぁと思ったが、充分座れた。パドックパス無しでも入れるというのを知っている人が少なかったのかな。
_ 午後からは、まずコース西側奥のダンロップシケインへ移動しヴィッツ予選レースを観戦。手前の300Rからダンロップの進入は下位カテゴリーでは充分追い抜き可能なポイントのようだ。Fポン予選2回目は、その先のネッツコーナーへ移動。なかなか攻略が難しそうなコーナー。その先の最終コーナーと合わせ、ミスるとストレートでの初速に影響してしまう。ここも観戦ポイントとしてはいいところかもしれない。モニターがないのが残念だが…。
_ ヴィッツの決勝レースとF3第15戦決勝はやっぱり1コーナーで観戦。F3決勝は、オリベイラと中嶋のトップ争いが数周繰り広げられたが、コカ・コーラコーナーで両者コースオフし、3番手にいたモンティンが首位浮上。中嶋は3位まで順位を落としたが、その後横溝を躱して2位に上がり、モンティンを追い詰める。最終ラップの1コーナー、中嶋がモンティンのインを突き、一瞬トップに!しかし中嶋止まりきれず、モンティンが抜き返してそのままモンティン1位、中嶋2位でフィニッシュ。塚越はスタートで出遅れ順位を落としたが、何台か抜いて11位で緒戦を終えた。
_ 1コーナーからメインスタンドまで移動するのに10分近くかかったが、表彰式には間に合った。鈴鹿と違ってピット上の表彰台で表彰式をするのね…。お客さん少ないんだし、もっと観客の近くでやってくれないかなぁ。
_ レース終了後、1コーナーの先の第10駐車場付近にある「30度バンクメモリアルパーク」に行ってみた。1974年、風戸裕と鈴木誠一の死亡事故が起きるまで使用されたハイバンクコーナー。使用されなくなって30年、コースは朽ちていたが、その凄さは未だ朽ちず。バンクの上、柵のあるところまで上ってみたが、傾斜がきつく、下手すりゃ滑り落ちそうだった(^^;。
_ 18:00過ぎにサーキットを後にして、宿へ。宿は高速道路の足柄SAにある「レストイン足柄」。一般道用の駐車場(ホントは関係者用駐車場なんだろうけど)に車を駐めてチェックイン。さっきまでレースを走っていたと思われるヴィッツが一台、先に駐まっていた。@s 宿に行く前に書店によって
を確保。
_ 28日朝。やや曇り空。時間があるのでふじあざみラインで富士山5合目まで車で登ってみることに。しかし、夏休み最後の日曜日の朝というのを甘く見ていた。5合目駐車場は満車のため、引き返すことに。それにしてもふじあざみライン、上の方の勾配のきついこと。5月のツアー・オブ・ジャパンで山岳TTが開催されたコースだけど、こんなのをすいすい自転車で登ってく選手たちってホントに超人だ…。
_ 富士スピードウェイに到着した頃にはFポンのフリー走行が終盤を迎えていた。とりあえず日曜日は有料の1コーナーエリア指定席券を購入した後、ダンロップコーナーへ移動。インテグラ・インターカップとGC-21を観戦。GC-21はドライバーの実力差がありすぎて、殆どレースになっていないのが残念(初年度にはヒロミも出ていたな…)。それでもプログラムを見てみたらF3よりも賞金が高かった。
_ お昼は今日もピットウォーク。昨日は見かけなかった塚越広大が出てきていた。まだ18歳、初々しい。
_ F3決勝とFポン決勝はやっぱり1コーナーで観戦。F3第16戦決勝、いきなり1コーナーで接触、ingingのジョニー・リードがスピンしそのままリタイヤしてしまった。レースはまたオリベイラVS中嶋一貴。最終ラップで互いにミスを犯したが、オリベイラが何とか逃げ切った。塚越は終始安定した走行で7位。
_ Fポン決勝。決勝前にぽつりと雨が落ちてきたが、大きく崩れることはなさそうな空。レーススタート、本山がなんとエンジンストール!同じIMPULのトレルイエもストール!唖然とする中、1コーナーをロッテラーが制し、片岡が続いていった。しかし出遅れたライアンがぐいぐい上位に上がっていって、首位独走。しかしライアンは1ストップ作戦。他の上位陣はノンストップ作戦だったため、最終的に4位に終わることに。
_ スタートでジャンプアップした松田はフライングの判定でドライブスルーペナルティ、その後、スタート後に破損し外れかかっていたリアウイングについて、オレンジボール旗が提示され、再度ピットストップするはめになり脱落。ライアンと遜色ないペースで走っていただけに残念。
_ KONDOレーシングはクインタレッリが後退してしまったが、山本左近が気を吐いた。1コーナーで幾度となくパッシングシーンを見せてくれた。終盤、井出を攻略し3位に上がり、さらに片岡を抜いて2位に浮上。しかし最終コーナーでスピンを喫し、ガードレールにぶつけてリタイヤ。ステアリングに何度も両拳をぶつけて悔しがる左近…。でも彼がこのレースで一番のパフォーマーだったと思う。
_ 結局優勝はノンストップ作戦を成功させたロッテラー。表彰式前に行方をくらましたのか、司会の人に何度も「ロッテラー選手、表彰台まで来てください」と言われ、終いには通訳の人にも「アンドレ!アンドレ!」とマイクを通して叫ばれてしまった(^^;。
_ 表彰式では最近めっきり聞かなくなったF1のテーマソング…もといドイツ国歌が流れ、奥の松でシャンパンならぬ日本酒ファイト。その後、IMPULチーム勢が表彰台に上がり、チーム優勝の表彰が行われた。この日3位になった井出はともかく、スタートでつまずいた本山とトレルイエはちょっとすまなさそうな感じ。本山にマイクが向けられると、「まず今日のレース、ごめんなさい」と頭を下げてしまった。
_ その後、誰もいなくなったスタンドをうろついた後、御殿場駅近くのホテルまでの帰路につく。その頃には雨も降り出していた。
_ 富士スピードウェイの良かったところは、施設が新しいところ、観客席間の移動はそれほど時間がかからないところ(正反対の1コーナー〜ダンロップは早歩きで30分ぐらい?)、追い抜きができるポイントが多いところ、といった感じ。でも、食糧補給ができるところは(観客の多くないFポンだからだろうけど)メインスタンド裏とパドック内のレストラン、1コーナーの出店(1店だけ)ぐらいなのが寂しいところ。自販機や常設トイレは各所にあるのだけどねぇ。あと、サーキット外周を場内シャトルバスが走っているのだけど、停留所が観戦ポイントから離れているために殆ど利用する機会がなかったのが残念。サーキットの内側を走ってくれた方がいいような…。
_ 29日朝、天気が回復してるようなので、富士山を再度攻略することに。今度は富士山スカイラインを登って富士宮口5合目へ。御殿場駅付近から1時間で水ヶ塚駐車場まで来たが、そこでは富士山は雲隠れ…。5合目へ向かう途中の高鉢駐車場でようやく富士山の姿が拝めた。さらに登って5合目駐車場まで。ふじあざみラインは2速に落とさないと上れなかったが、富士山スカイラインはそこまでする必要はなかった。
_ 駐車場は、さすがに平日なのでまだ空いていた。登山装備は持ってきていないので、6合目まで登ってみた。そこから登山道には向かわず、宝永火口→宝永遊歩道と辿り、駐車場に戻る。約1時間の散策。残念ながら、雲が邪魔して駿河湾などは臨めず。
_ 9:00過ぎに5合目駐車場を後にし、西富士道路から高速に乗って帰路につく。14:50帰宅。
この日記は、GNSを使用して作成されています。