_ 仕事の帰りに歯医者に寄る。左下親知らずの抜歯痕は、先週の荒療治(と勝手に思っている)のおかげで経過良好、骨はまだ見えているものの、痛みは全くなくなった。この日は歯石の最終除去とフロス・歯みがきをしてもらう。そして、これで治療は完了、また1〜2ヶ月したら抜歯の跡とか見せに来てください、とのこと。で最後に「今度からこういうのを渡さないかんようになりました。要らなかったら捨ててもらってもかまいませんので」と言いながら、「歯周疾患指導管理 説明書」なる紙を渡された。「歯肉の状態」「口腔内の清掃状態」「その他(生活習慣等)」の欄があり、それぞれコメントが書かれていた。
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この「歯周疾患指導管理 説明書」、最後だから渡して貰ったのかなぁとその時は思ったのだが、帰ってきてから調べたら、保険制度の改正で4月から月1回発行しなければならなくなったものらしい。どうも先生が乗り気じゃない雰囲気で渡してきたのは、歯科医師会的にはこんなの不要だろうということだからだろう。患者側からしてもこれを出されることで余分な費用が発生するようだ。自分はこの4月で治療が終わったのであまり関係ないが。
_ 朝からどんより曇り空。風がなく、気温もそれほど高くないため、ある意味サイクリング日和。1年ぶりに、蓮ダム方面へ向けてペダルを漕ぎ出す。体調がまだ完全ではないこともあって、家を出たときは蓮ダムまで行こうとは思っていなかったが、漕ぎ出してみると意外と快調に進んだこともあって、結局50km彼方の蓮ダムまで行ってしまった。最後に控える1km続く9%勾配の坂は、今年はちゃんと登り切ることができた(時速10km前後だったが…)。
_ 蓮ダムは、去年訪れた時とは様子が違っていた。ダム湖は充分に水を湛えていた。昨年は記録的な小雨だったのに対し、今年は春になってから雨がよく降っているせいだろう。桜はさすがにほとんど散っていて、ほとんどが葉桜だった。ダム湖の周囲にある山々の中腹に、ぽつりぽつりと桜があるようで、それはどうやら満開に近いようだったけど。
_ ダム湖のまわりを半周した後、帰路に。去年MTBで同じコースを辿った時は、後半は完全にバテバテ状態だったが、さすがにロードバイクで来た今年は帰路もまだ脚が生きていた。やっぱり違うもんだなぁ。
_ 帰路の途中、県天然記念物の大楠で知られる水屋神社に寄る。鳥居をくぐると、正面に拝殿。その横に大きな楠が…これが水屋の大楠か、と思ったら、違った。本物の大楠は拝殿の裏にあった。樹齢千年、樹高35m、根回り29m、胸高周囲16.63m。でかい。全国で20番目の巨木らしい。この神社には他にも楠の他に杉などの巨木があり、まさに巨木だらけ。どれも神木として大事にされてきたのだろう。
_ この神社に寄ったもう一つの理由は、ここにも「イチハラヒロコ恋みくじ」があるらしいからとのこと。社務所を覗いてみると、ありました、「イチハラヒロコ恋みくじ」と書かれた六角形の筒が。で、インターホンで宮司さんを呼び、引いてみた。さて今回は…。
_ 残りの帰路も脚は快調で(疲れは出てきたが)、下り基調ということもあって行きよりも速いペースで帰り着いた。今日の走行距離108.68km、走行時間4時間20分5秒、平均時速25.0km、最高時速68.6km。100km走って平均25.0km/hだったのはびっくり(^^;。やはりこれも自分の日頃の鍛錬が…ではなく、ロードバイクのお蔭なんだろう。信号がほとんどないのでストップアンドゴーをしなくていいというのもあるけど。最高時速は9%の坂の下りで記録。正直怖かった…。プロのレースのゴールスプリントってこれ以上に速い速度でするんだよな…凄すぎるよ…。
_ F1サンマリノGP予選はフェラーリのミハエル・シューマッハが通算66度目のPPを飾り、この地で事故死したアイルトン・セナが持っていた最多PP記録をついに塗り替えた。正直、破って欲しくなかったけど、イモラで塗り替えたというのは何か因縁めいていて、まだよかったというか。
_ バトン、バリチェロのホンダ勢が2-3位を占めた。第3期ホンダで、予選終了後の記者会見にホンダのドライバーが2人揃って登場したのは、初めてかな?マシンがなかなか合わずに苦しんでいたバリチェロが3位に入ったのは一つ明るい話題ではあるなぁ。
_ 王者ルノー勢は、フィジケラがまさかまさかの第2ピリオドでノックアウト、アロンソは5番手と冴えない結果。だからと言って決勝もダメ…ということにはならなさそうな気が。特にアロンソ、一体1回目のピットインは何周目まで引っ張るのだろうか。
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佐藤琢磨は第1ピリオド終盤で一時ミッドランドのアルバースを上回るタイムを叩きだし、定位置脱出なるか?と思われたが、最後にアルバースが琢磨を0.5秒上回るタイムを出して21位に終わることに。でも決勝のスタート直後でまたミッドランド勢あたりはかわしてしまっていそうだな…(^^;。
_ 朝起きて、テレビをつけたら「題名のない音楽会21」がやっていた。「第2回音楽センター試験」だった。第1回も偶然目にして面白かったので、今回も最後まで観てしまった。内容は、イントロを聴いて作曲者と曲名を答える早押しクイズ、名器とされている楽器を演奏の音で当てるクイズ、指揮者と演奏者の動きのみで曲名を当てる早押しクイズ、メロディを奏でている楽器を全部当てるクイズ、解答者には正しい楽譜を配布し、間違った演奏箇所を答えるクイズ。前回は、曲名当て早押しクイズで、出だしが似ている曲を出題して誤答を誘い出す引っかけ問題があったが、さすがにクラシックの曲で出だしが似通っている曲がそうそうあるわけではないようで、今回はそうした引っかけ問題はなかった。曲名当て以外は素人には難問ばかりだが、見ていて楽しかった。そういう意味では「センター試験」というよりは「カルトQ」のような雰囲気だ(^^;。曲名当てで回答者全員が答えられなかったフチークの「剣士の入場」がわかったのはちょっと嬉しかった。
_ その後、外出。伊勢の映画館へ。伊勢へ行くのは久しぶりだったので時間が読み切れず、映画館に到着したのは上映開始直前だった…。観たのは、こちらでは今週から公開されたばかりの「ホテル・ルワンダ」。評判通りの良作だった。
_ F1サンマリノGP決勝。2スティント目から繰り広げられた、昨年の好レースを髣髴させる新旧チャンピオンのバトル(順位は去年と逆だが)。ルノー&アロンソはあえて無理をせず、2度目のピットストップを利用して悠々フェラーリ&ミハエルを逆転できたはずだったのに、先に動いてしまって失敗。3スティント目も引き続きミハエルVSアロンソの競り合いとなり、残り4周というところでアロンソがミスして勝負あり。どうせなら最後まで競ってゴールになだれ込んで欲しかったなぁ。あと、3スティント目もアロンソはあまり無理をしてまでパッシングをしようとはせず、優勝よりもチャンピオンシップのポイントを優先するという雰囲気の走りに感じられたのがちょっと残念。
_ 予選で2-3位を占め、決勝での活躍が期待されたホンダ勢だったけど、終わってみれば散々…。ピットインするの、早すぎ。その上ピット作業はトラブルだらけで、特にバトンの2回目のピットストップではクルーが燃料ホースを車から外す前にロリポップマンがロリポップを上げてしまい、慌ててもう一度ロリポップを下ろすも間に合わず、給油ホースの先のノズルがもげてしまう…という珍事に。結局バトンは7位、バリチェロは10位。BAR時代からどうもピット戦略とかピット作業がダメという印象があるなぁ。<ホンダ
_ しかしこのコース、本当に抜けないなぁ…。トップ争い以外にも競っていた車があったけど、結局どれも前を走っていた車が最後まで凌ぎきったような。
_ 今回のSAF1は、2台とも全滅。琢磨のリタイア場面は放送ではフォローされず、CSの実況陣も、あれいつの間に止まったの、という感じだった。井出有治はスタート直後にアルバースに突っ込んで、厳重注意を言い渡されてしまった。レーシングアクシデントの範疇だとは思うけれども、こういうことがあるとまた交代の話が再燃しそうな気が…。
_ F1終了後、自転車レース中継に移動。F1中はテキストライブを追っかけていたけど、ヴェーゼマンがまたがんばっていたようで。ベテラン頑張るなぁ。でも、この春のクラシックで最終的に勝っているのはみんな若手…。今回もバルベルデが、フレッシュ・ワロンヌに引き続いて勝利。スペイン人として初のL-B-L制覇となった。それにしても、最後に形成されたトップグループの豪華なこと…。ジロ狙いのクネゴ、ディルーカ、バッソ、シモーニに、ツール狙いのヴィノクロフ、バルベルデ、それに春のクラシックで活躍してきた選手たちが入り乱れて、いよいよグランツールの季節なんだなぁと思わせられた。そういえば今年のジロ・デ・イタリアはベルギーでスタートするんだったなぁ。
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その中で「オランダの白い歯」ボーヘルトは今回は5位。勝てないどころか表彰台からも消えてしまった。今回も終盤に2人で逃げたりと、いいところまでいっているんだけれどねぇ。
この日記は、GNSを使用して作成されています。