〜 いきているきろく 〜
2007年03月編 その2

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2007/03/11 (日)

パリ〜ニース 初日プロローグ

_ 8日間のステージレース、パリ〜ニースがパリ郊外のイッシー・レ・ムリノーで(無事)開幕。初日は4.7kmのプロローグ。

_ 赤いコフィディス、縞々のリクイガス、妊娠検査薬なプレディクトール・ロット、地球がでかくなったディスカバリー、青白のみになったフランセーズデジュ。うーん、シーズンの始まりは新鮮に映るなぁ。徐々に覚えていかないと。選手の中では、オレンジではないマヨ(サウニエルデュバルに移籍)にちょっと戸惑った(^^;。

_ 街中でちょっとトリッキーなカーブ有り、さらに上って下るコース。ザブリスキー(CSC)などのTTスペシャリストが苦戦するなか、デイヴィッド・ミラー(サウニエルデュバル)がトップタイムを叩きだしてステージ優勝。今年は母国イギリスでツール・ド・フランスのプロローグが行われるから、気合い入ってるねぇ。

_ 2位はリクイガスのチェコ人クロイツィガー。まだ20歳の選手で、2004年のジュニアの世界選手権を制している選手らしい。3位はツールでランタン・ルージュ候補になるセバスチャン・ジョリー、4位にルイス・レオン・サンチェス、5位にコンタドールの元リバティセグロス勢。優勝候補の一人であるコンタドール、こんなにTT速いとは。



2007/03/12 (月)

Wii

_ うわっ。帰ってきたら、明石家さんまと松岡修造が来てたよ!



2007/03/13 (火)

パリ〜ニース第1ステージ

_ プロトンが通過する横の草むらを鹿が併走していたりして、いい雰囲気のパリ〜ニース2日目。まだ景色は春で、夏のツール・ド・フランスとは色合いが違う感じ。暖冬で、雪のレースが観られないのはちょっと残念だけど(^^;。

_ 本日はフランス人3人とスペイン人1人による逃げ。デュクロラサル(コフィディス)が逃げグループをうまく仕切って、もしかしたら逃げ切れるかなー、と思ったけど、ゴール手前10kmを切ってスプリンターを擁するチームがプロトンを引っ張りまくって逃げを吸収、やっぱりゴールは集団スプリントに。

_ クイックステップが列車を作ってボーネン必勝体制か?と思いきや、鋭角のカーブでケスデパーニュのレイネスの特攻に遭い、列車分裂。先頭を引く選手たちが、ボーネンがいないことに気づいて脚を緩めた瞬間、AG2Rのジャン・パトリック・ナゾンが飛び出してそのままトップでゴール。ボーネンは8位どまり。

_ 逃げていて最後まで頑張ったアグリテュベルのフェイーリュ(クリリン曰くジャッキー・デュラン2世)は、去年のU23世界選手権でチオレックに次いで2位になった選手だそうだ。昨日に続いて活きのいい若手が活躍。



2007/03/14 (水)

茄子2

_ 「茄子」が帰ってくる 予告編ムービー公開。おお、制作は順調なのかな?原作3巻の「スーツケースの渡り鳥」(ジャパンカップが舞台)を下敷きにしているらしいが、予告編を見る限りそこから話を膨らませているように思える。いつ頃公開になるんだろうか、楽しみ。


パリ〜ニース第2ステージ

_ パリ〜ニース第2ステージ。前ステージ同様4人が逃げたが、メンバーはジルベール、ヴォクレール、オジェ、フィッシャーと、なかなか強力。でも、集団の追撃を受け、差が縮まってきたところで逃げ屋たちはペースアップ。ジルベールとオジェが脱落するが、ヴォクレールとフィッシャーが懸命に逃げる。

_ しかし、スプリンターのフィッシャー相手にゴール勝負を挑んだら負けるのは確実と踏んだヴォクレールが、2kmを切ったあたりでフィッシャーを振り切って独走。追っ手となるプロトンは上り基調のコースで分解。ヴォクレール、ゴールまであと1km弱…というところで後続に吸収。そこから飛び出したのはクイックステップのデヨンフだったが、追いすがったもじゃもじゃ髪が目に付くフランコ・ペッリツォッティ(リクイガス)がゴール手前数百mでデヨンフを抜き去り、ステージ優勝。後ろでは同僚のパオリーニがバンザイ。2位には「日々是イケメン」ベンナーティが入り、イタリア人が1-2-3フィニッシュ。

_ しかしヴォクレールは惜しかった。2004年ツール以来のイエロージャージ姿が見られるかと思ったんだけどねぇ。そのイエロージャージは、ミラーからペッリツォッティに移動。


レッドブル

_ テレビで「レッドブルエナジードリンク」のCMを見る。以前この地方は発売地域でなかったので、CMをしているということは売るようになったのかな?と思い、近くのミニストップに行ってみる。あ、置いてあるじゃないですか。今週のF1開幕戦はレッドブル飲んで観戦か?(昼間っからMUMMを飲むわけにも…いや、普段飲んでいるわけではないけど^^;)



2007/03/15 (木)

パリ〜ニース第3ステージ

_ パリ〜ニース第3ステージはCSCのコロブネフが最後の下りをうまく活かして逃げ切り優勝。ところが、後続の集団の頭をとったボーネンがゴールラインでバンザイ。どうやら自分が優勝したと勘違いしたらしい(笑)。コロブネフは10数秒前にいただけなのだけど、ディレクターカーなどの陰に隠れて、後方からはわからなかったのかねぇ。

_ 最後の集団スプリントは、長い下りの後だったためか、時速80kmに達していたとのこと。恐ろしい…。



2007/03/16 (金)

パリ〜ニース第4ステージ

_ ゴール前に1級山岳の「ローラン・ジャラベール山」が控える山岳ステージは、スペイン次世代のスター、アルベルト・コンタドール(ディスカバリーチャンネル)とイタリアのベテラン、ダヴィド・レベリン(ゲロルシュタイナー)の対決となり、最後はレベリンの追撃をかわしてコンタドールが優勝。将来楽しみな選手が、またいい活躍を見せた。レベリンの方はリーダージャージを獲得。ワンデーレースのスペシャリストである彼が、プロツール級のステージレースでリーダージャージを着るとは(^^;。

_ それにしても、山の名前の由来になった1995年ツールでのジャラベールの勝利は凄いものだったんだなぁ。フランス革命記念日にフランス人が勝った、ということよりも、ポイント賞ジャージを着て山岳ステージの優勝を飾ったというのが…。元々スプリンターだった彼が、クライマーとなっていくその転換期の勝利だったんだろうなぁ。


こっちも勘違いバンザイ

_ 先日のパリ〜ニース第3ステージでボーネンが、逃げ勝った選手の存在に気づかずに集団の頭をとってバンザイしてしまったが、ティレーノ・アドリアティコの第2ステージでも、Tモバイルのアイゼルが、逃げの4人の存在を知らず、優勝したと勘違いして片手を突き上げてゴールしてしまったらしい(苦笑)。時々あることだけど、プロツールで2日連続で起きてしまうとはねぇ(^^;。



2007/03/17 (土)

パリ〜ニース第5ステージ

_ 終盤から単独で逃げたポポヴィッチがステージ優勝を決め、ディスカバリーチャンネル昨日に引き続いての勝利。ディスカバリーはコンタドール、ライプハイマー、ポポヴィッチと、エース級の選手が多いからなぁ。リーダージャージを着るレベリンを擁するゲロルシュタイナーは、アシストがもう限界に近いようだ。明日の、カンヌを目指す山だらけのステージで、コンタドールがリーダージャージを奪う可能性は高そう。


F1オーストラリアGP予選

_ いよいよF1開幕!朝までメルボルン・アルバートパークサーキットは雨の影響があったようだけど、予選はドライコンディション。

_ 予選最大のサプライズは、スーパーアグリの速さ。Q1を余裕で勝ち上がり、Q2も、デヴィッドソンが11番手で脱落したものの、琢磨が10番手で通過。去年一度もQ2に進出できなかったチームが、いきなりQ2どころかQ3にまで進出してしまった!いやもう嬉しくて涙が…(^_^;。

_ PPはマクラーレンからフェラーリに移籍したライコネン。ルノーからマクラーレンに移籍したアロンソが2位に来て、3位はに髭面がまだ見慣れないBMWザウバーのハイドフェルト。アロンソ、ハイドフェルトともハミルトン、クビカという若手相手に意地を見せたなぁ。

_ SAF1はQ3にまで進出することは想定していなかったらしく、Q2終了後に給油機をガレージ前に出していなかったり(^^;。予選セッション終了後のピット前は、まるで琢磨が優勝したかのような騒ぎよう(^^;;;。えーと、あんまり活躍しすぎると、カスタマーカー問題に油を注ぐ形になっちゃいますよ(^^;。

_ SAF1が活躍した一方で、ワークス・ホンダ勢はQ1でバリチェロが、Q2でバトンが消えてしまうという逆転現象が!大丈夫かね…。例の地球カラーは、走ってると青いマシンに苔が生えているように見えるな…(^^;。

_ 昨日は沈んでいたワークス・トヨタ勢は、終わってみれば8-9位を占めて上々の結果。トヨタエンジンユーザーのウイリアムズの方が上に行くかなぁと思っていたのだけど、こっちはQ2で全滅。ルノー勢は…もう去年とはチームが違うようだなぁ(^^;。

_ チームメイト同士で差が付いたのは、レッドブルのウェバーとクルサード。地元でやる気満々のウェバーは7位に入ったものの、クルサードは弟分のトロロッソに混じって19位…。



2007/03/18 (日)

パリ〜ニース第6ステージ

_ 9つの山岳ポイントの後、カンヌへ下ってゴールするステージ。最後の峠で総合逆転を狙うコンタドール(ディスカバリーチャンネル)がアタック。ケスデパーニュのロペスガルシアとルイス・レオン・サンチェスがついていき、スペイン人連合形成。さらに先に逃げていたシャヴァネル(コフィディス)と合流して4人の逃げに。総合リーダーのレベリンは、下りがあるから人数さえ揃っていれば追いつくだろうと、静観気味。

_ 先頭グループはコンタドールが引っ張り、後続はレベリンが引っ張るという面白い展開。やがて先頭グループからシャヴァネルが脱落し、スペイン人3人に。コンタドールとサンチェスは、リバティセグロス時代の同僚で仲が良いはず。途中、サンチェスがコンタドールの腕をつかんで前へ出すなど、協力的なところを見せた。とはいえ、サンチェスもロペスガルシアも総合でそれほど遅れているわけではないから、いつまでもなかよしこよしというわけにはいかず。

_ カンヌの海岸線道路に入ると、先頭からサンチェスがアタック。ロペスガルシアとコンタドールが残される。さらにコンタドールのペースが落ち始めると、ロペスガルシアもコンタドールを見捨て先へ。コンタドールはレベリン集団に追いつかれ、今日の段階での総合逆転は果たせず。

_ ステージは先にアタックしたルイス・レオン・サンチェスが制した。おまけに16秒差の3位にまで浮上。リーダージャージは老獪に走ったレベリンがキープ。でも、明日の最終ステージは1級山岳3つ、2級山岳1つあるから、どうなるかは本当にわからないなぁ。

_ 山岳賞ジャージは最後の2級山岳以外を全て1位通過したヴォクレールに。なかなか元気だなぁ。


F1地上波OP

_ 何をやりたいんだ、フジテレビ…。

_ 映像が衝撃的すぎて、曲が殆ど頭に残っていない…(苦笑)。


F1オーストラリアGP決勝

_ 2007年のF1は、フェラーリ&ライコネンの独走勝利で幕開け。ミハエルとロス・ブラウンがいなくなっても、フェラーリはまだ強いなぁ。3位には新人のハミルトン。何度かミスはあったけど、さすがはロン・デニスの秘蔵っ子。

_ スーパーアグリの佐藤琢磨は予選よりも順位を落として12位に終わったけど、8位のラルフまでとの差はほんのわずか。ピットストップをあと1秒短くできれば、入賞も可能だったかも?

_ 一方のワークス・ホンダ勢は全く目立たず…。

_ 終盤のクルサードとヴルツの事故には肝を冷やしたけど、開幕戦の完走は22台中17台。マシンの信頼性が上がっていない開幕戦はサバイバル、というのはもう昔の話だなぁ。



2007/03/19 (月)

パリ〜ニース第7ステージ

_ パリ〜ニースはコンタドールが鮮やかな逆転勝利をおさめて閉幕。Jスポーツはおいしい年に放映権を得たなぁ。開幕前は危うくレースキャンセルになりそうだったけど(^_^;。

_ 脳血腫でレース中に倒れて重体になったことがあるコンタドール、復活後の活躍ぶりは本当に凄い。ディスカバリーチャンネル入りしたことで、癌から生還してツール7連覇を達成したランス・アームストロングとますます姿がダブってくる。今年のツールはバッソのアシストとして出場するだろうが、ゆくゆくはツールのエースを任されることになるのだろうか。

_ ワンデーレースが得意のレベリンがもしそのまま総合優勝していれば、プロツール級のステージレースとしては2001年のティレノ〜アドリアティコ以来だったようだ。ジロでも活躍するかな?


「リュウ」5月号

_ おおおっ。表紙が鶴田さんだーっ。ということは……エマノンは……うゎぁ。

_ 図書カード、応募しようっと。



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