_ 鎌倉と言えば大仏様、次は高徳院へ。しかし、駐輪場の場所がわからず周囲をうろうろ。駐車場の人に訊いたら、境内に入ってすぐ右とのこと。行ってみたら、山門手前に確かに駐輪スペースが。「駐輪禁止」の文字には気がついていたが、その下に「駐輪場→」と書かれていたのが見えなかったのだよ…。
鎌倉大仏を訪れたのは、小学校の修学旅行以来約20年ぶり。700年以上鎮座されている大仏様から見れば、たいした時間の経過ではないかもしれないが。で、当然のごとく?胎内拝観もしたり。その後、「鎌倉や みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな」の歌が刻まれた与謝野晶子歌碑などを見ながら、境内を一回り。
お土産屋さんが並ぶ参道を登り切ると、江島神社の赤い鳥居があり、その左手に有料エスカレーター「江の島エスカー」の乗り場が。これに乗ると楽に頂上部へ向かうことができるとのことだが、あいにく小銭が無かったので石段で上ることに。
江島神社に参り、頂上部へと上がるが、頂上に聳える江の島展望灯台は上るのに待ち時間が20分と書かれていたため、サムエル・コッキング苑ともども行くのを断念し、岩屋めぐりへ。
次の目的地は、イチハラヒロコ展「王子さまが来てくれたのよ、世界でいちばんしあわせよ。」開催中の「鎌倉画廊」。ここは鎌倉山の頂上にあるというので、とにかく上っていく。鎌倉山のロータリーを過ぎた先を左折して、最後の上り区間。辿り着いた先は…ここが鎌倉画廊?建物手前に「鎌倉画廊P→」と書かれていたが、人の気配がない…。まさか休み?玄関扉を見てみたら、「鎌倉画廊は移転しました」の張り紙が。先ほど通過した、鎌倉山ロータリー近くに移転したとのこと…(@_@;。
_ ロータリーまで戻り、しばらくウロウロした挙げ句、「ああこれだな…」とまだ新しい建物を発見。やはりそれが移転後の鎌倉画廊だった。
画廊に足を運んだ機会は今回初めてで、入館直後思わずポケットから財布を取り出してしまったり(^_^;。展示室は2階と3階。3階では、140×140cmのシルクスクリーン・キャンバスに描かれたイチハラヒロコ作品が展示。ゴシック体の言葉アートと対面しながら、ニヤリと笑ったり、うなずいたり。入り口のところで、人生3回目の「イチハラヒロコ恋みくじ」。出たのは「さよならはあまりに急。」だった…。
_ 今年のF1が開幕。車両規定が大幅に変更され、勢力図が変わるのでは…と噂されながら迎えたフリー走行では、ウイリアムズ・ブラウンGP・トヨタが好タイムをたたき出し、早くも下克上の予感。
そして予選…なんとブラウンGP2台が他チームを圧倒。去年走らないマシンで苦しんだ、バトン&バリチェロがフロントロウを独占するという結果に!確かにシーズンオフのテストでは好調ぶりを見せていたブラウンGPだけど、注目されることによってスポンサーを集める作戦だろう…と思っていた。それが、ホントに速いとは。ロス・ブラウン、その手腕はさすがだ。ホンダはやむを得ないとはいえ、もったいないことをしてしまったのかなぁ…。ちなみにデビュー戦でPPを獲ったコンストラクターは、70年のティレル以来とのこと。
_ ブラウンGPにはスポンサーロゴも少なく、白いマシンには大きく「Brawn GP」の文字。予選を終えて車から降りた2人のドライバーのレーシングスーツも驚くほどスペースだらけだった。今回ヴァージン・グループがスポンサーについたが、これからどんどんマシンのカラーリングなんかが変わっていくのかなぁ。
_ ブラウンGPに続く予選3位はレッドブルに移籍したベッテル。同僚で地元のウェバーを差し置いてのこの予選順位はたいしたもの。ただニューウェイがつくったこのマシン、かなり壊れやすいようだから、決勝は完走できるかが見物だなぁ。
_ フリー走行はトップを連発したウィリアムズ・トヨタのロズベルグは5位発進。一方の中嶋一貴はQ2敗退の13位。頼むよ一貴…。本家トヨタは6位と8位でまぁまぁの滑り出しだったが、予選後に「フレキシブルウィング」であると咎められて予選失格、決勝は最後尾からのスタートとなってしまった。規定に違反しないウィングを明日までに用意できるのかな…?
_ 去年の2強、フェラーリは7位-9位に終わり、マクラーレンはなんとQ2でハミルトンがトラブルで走れず(15位)、コバライネンはQ2でタイムを出した中で最下位(14位)と、散々な出だし。この2チームがここからどこまで這い上がってくるか…が今期の見所の一つにもなりそう。昨年後半尻上がりに良くなったルノー勢も、また去年序盤の位置に戻ってしまったかのようで、アロンソ12位、ネルシーニョ17位に終わってしまった。
_ 今年から導入されたKERS(運動エネルギー回収システム)だが、これを利用した7台のマシンは上位に残れなかった(最高位はマッサの7位)。特にBMWザウバーはハイドフェルドがKERS使用→11位、クビサ不使用→4位、と明暗を分ける結果に。
_
で、予選後の各車重量が発表されて、またビックリ。Q3を闘ったマシンの中で、ブラウンGP勢が一番燃料を積んでいたとは。こりゃぁ決勝は独走かな。77年アルゼンチンGPのウルフレーシング以来の、デビューウィンなるか?
_ F1豪州GP決勝は、ブラウンGPが、1954年フランスGPでメルセデスベンツがW196ストリームライナーで成し遂げて以来55年ぶりとなる、新チームによるポール・トゥ・1-2フィニッシュを達成。ウォルター・ウルフレーシングの記録どころじゃなかったねぇ(^^;。バトンは最後まで隙を見せず余裕のレース運び、バリチェロはスタートで遅れてクラッシュに巻き込まれるも、幸運にもたいしたダメージはなく、終盤には2-3位のクビサとヴェッテルが絡んで消えるというさらなる幸運もあって2位復帰。対照的なレース展開ではあったけど、無事元通り1-2位を占める形に。ホンダの人たち、さすがに地団駄踏んでいそうだなぁ…。
_ 3位表彰台→ペナルティで12位となってしまったトゥルーリ。「SC中にハミルトンをオーバーテイクした」ということだけど、SC導入→トゥルーリがコースオフ→ハミルトンがトゥルーリをパス→ハミルトンが急減速してトゥルーリがポジションを取り戻す…という流れだったようで、要はハミルトンが、SC中に(結果として)トゥルーリを抜いてしまった!とりあえず元の順位に戻しておかなきゃ!ってことで急減速して自ら順位を下げただけじゃないのか?それなのにレース後にマクラーレンがこの件で抗議するというのは意味不明。さらにSC導入でギャップが無くなっているのに25秒ペナルティがそのまま課せられるというのがなんとも不可解。普通にレースをしていたらたった25秒で9つも順位を失わないからなぁ。トヨタの異議申し立てが実ることを祈る。
_ で、昨年の2強はハミルトンが上記の理由で3位になった以外は惨憺たる結果。ただチーム力は間違いなく高いので、これからどんどんブラウンGPに追いついてくるだろう。逆にブラウンGPは確保すべき資金がまだまだ足りないようだからなぁ…。
_ 中嶋一貴は自らのミスで縁石に乗ってスピン、クラッシュしてリタイア。完走していたら表彰台の可能性が充分あっただろうに、何でこんなミスをするのか…。
_ マシンは醜くはなったけど、レース自体は至る所でバトルが繰り広げられ、面白くなったように思える。新アイテム・KERSをいかにうまく使うかは、各チームまだこれからというところかなぁ。あとは性能差がはっきり出るようになった2種類のタイヤ。今回はタレまくるスーパーソフトの使い方が鍵だったねえ。
この日記は、GNSを使用して作成されています。