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マイホームを考えるとなると、間取りですよねー。間取りを考える時、家相はどうかと、少し気になる方もいると思います
私は、専門ではないのですが、一般的に言われている家相について、少し書いて見ましょう。
一番よく耳にするのは、鬼門・裏鬼門です。
これが、家相の中心的存在です。
”鬼門”は、中国より渡来したものです。 語源の由来として、そこの地域では、北東の方向から、侵略や暴風などの
被害が多くあった。 それで、その方向を悪魔の門、即ち「鬼門」と言うようになったと、言われています。
又、北の陰から東の陽へ移る”陰の極”であることから、霊気が集まるとして「鬼門」と言う説も有るようです。
日本では、鬼門除けとして、巨大な寺院が建てられました。 そして、一般住宅などでも、一部の人に受け継がれ
今日、家相として残っているのです。
鬼門は、北東方向、裏鬼門は、反対の南西となります。範囲は30度取る方もあれば、45度取る方もいます。
鬼門・裏鬼門には、玄関・不浄物は良くないと言われています。
私も、依頼者が家相を考えない方でも、無理がなければ出切るだけ除けて、計画してきました。
しかし、敷地状況によっては、無理な場合も多々あるでしょう。 鬼門除けを考えましょう。
他に変わった例として、地域により、鬼門とは別に玄関や台所の位置を制約しているところがあります。
これらは昔、識者が、その地域の地形などから、特定方向の風が強く吹くので台所を設けると、昔は釜戸で
あった為、火事になる危険が高くなり、台所はその方向を除けた方が賢明であると教えた。
また、砂ほこりが多いところでは、人が出入りする度に、風で運ばれた砂ほこりが家に、入ってくるから
玄関は、除けた方が良いと教えた。
これらが、地域的に残っていると思われます。
このようなことから、本来家相とは、健康的で、尚且つ災いにも遭い難い家を、造る教えのようなものと言えます。
それは、家相の先生に観ていただくことを、否定するものではありませんが、その土地の地理的条件である
日照・通風・湿気などの自然環境や、周囲の生活環境等考慮して、考えられた家であれば、その家の家相は、
自然と吉になるのではないかと、考えます。
あなたが造る家は、あなたとあなたの家族にしか出来ない家のはずです。
世界で一つのすばらしい家を造ってください。
家相と言えば家相と言えるものですが、風水には、家具とか、色彩、植物と言ったものも含め、トータル的に
考慮したものと言えそうです。
ですから、家とインテリアを総合的に考えるもののようです。
いろいろな方の出版物を読みましたが、その方々によって、違いがかなりあることも確かです。
しかし、言われていることの、方向性は良く似ているように思いますが、個々の部分、たとえば色彩とか
家具の位置、などは、先生によりかなり違ってきます。
重要なことは、常に良くなるイメージを持って生活するということに尽きるようです。
それは、有名な風水の先生に見てもらえば、「間違いない!良くなる!」と思って生活するでしょう。
これこそが、真髄です。
自分の生活に支障がきたすような風水の取り入れは危険ですが、それなりに納得できるものであれば、
それを取り入れ、活用するのも一つかも知れません。
しかし、全ては、自分の考えから生まれていることを、忘れてはなりません。
風水、また風水の先生、これらを信じるも、信じないも、自分です。
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